
こんな疑問に答えます。
フリーランス7年目の太郎(@motekispace)です。
「フリーランス=気楽」と思う方も多いでしょうが、実際はそんなことありません。
本記事では、なぜフリーランスが気楽でないのかと「できるフリーランス」の特徴を解説します。
本記事の内容
フリーランスが気楽になれない理由:不安は消えません
フリーランスが気楽じゃいられない理由は以下の通りです。
- 稼ぎ続けなければいけない
- 全てを自分で管理しなければならない
- 1年目も10年目も同じ土俵で戦っている
稼ぎ続けなければいけない
フリーランスは基本的に成果報酬型のため、稼ぎ続けなければなりません。
例えば、フリーランスライターを例にしてみると
- 納品数が落ちる→収入ダウン
- 体調を崩して入院→収入ダウン
- クライアントに切られる→収入ダウン
会社員であれば、休暇を取っても給料は変わりませんよね。
「働いた分だけ収入が増える」ってことは「働かなければ収入が減る」ってこと。
「万が一働けない状態になったら」と考えると気楽でいられないのが現状です。
事業でも同じことが言える
例えば、僕はブログという事業から収入を得ていますが、自由を感じることは滅多にありません。
最大の原因はGoogleのコアアルゴリズムアップデートです。
ブログは自分が書いた記事が検索ページで上位表示されることで、アクセスが集まり収益が発生します。
アルゴリズムのアップデートが行われるたびに、以前書いた記事の検索順位が大きく変動するんですね。
結果、おちおち更新をサボっていると、知らないうちに収益が激減していることも。
「稼ぎ続けなければならない」という思考は、フリーランスが常に持っていなければならないものかなと経験上感じます。
全てを自分で管理しなければならない
フリーランスは、仕事に関する全ての物事を自分で管理しなければなりません。
会社員やアルバイトからフリーランスとして独立すると、やることの多さに圧倒されることでしょう。
ここでも「やらなければ進まない」という壁が出てきます。
- 売上管理
- 確定申告
- 営業
面倒な雑務が増えますし、業務を全うするための知識も身につけなければなりません。
お気楽ムードのままでいると、月末や年度末の仕事量がハンパないことになります。
やることが増えて、かつ稼ぎ続けなければならないなんて大変じゃないですかね。
慣れない人はとことん慣れない
僕もまわりでもフリーランスになったものの、雑務の多さに圧倒されて会社員に戻った人が沢山います。
数字が苦手な人とか、営業がとことん苦手な人なんかだとフリーランスを続けるのは難しいかもです。
1年目も10年目も同じ土俵で戦っている
フリーランスは、1年目も10年選手も同じ土俵で戦うことになります。
「誰にでもできる」ような案件の場合、ライバルがめちゃくちゃ多いってことです。
クライアントによって好みも違うので、スキルがあれば余裕ってわけでもありません。
- スキルがなくても低単価で雇える人
- 単純に年齢が若い人
- フレッシュで吸収力のある人
クライアントが上記のような特徴を好む場合、10年選手のフリーランスは弾かれる可能性が高いですよね。
同じ土俵で戦っているからこそ、ベテランであっても気楽でいることはできません。
フリーランス1年目で大きな成果を上げる人は数え切れないほどいます。
ここも会社員とは異なるポイントと言えるでしょう。
少しでも気楽になりたいフリーランスがやるべきこと
フリーランスとして心の安定を求めるなら、以下の行動をする必要があるかなと。
- とにもかくにも稼ぐこと
- セルフブランディング
- 長期目線で計画を立てること
とにもかくにも稼ぐこと
十分な収入がないと精神的にストレスを感じますよね。
心の安定を手に入れたいなら、ガッツリ稼ぐことが大事かなって思います。
毎月お金が余るくらい稼いでない方は、まず収入アップだけを考えるべきですね。
最低でも月収30万円は稼ぎましょう
月30万円くらい稼げてれば、そこそこな暮らしができますよね。
貯金もしつつ、普通の暮らしをするには月30万円くらいはほしいところです。
僕のブレイクスルーはブログ収益が50万円を突破した時でした。
この瞬間に金がなくてイライラすることは激減しましたね。
ただし、アルゴリズムのアップデートで収益はアップダウンを繰り返しています。
そのため、ブログに特化せずにライターや翻訳なども兼業している感じです。
収益を分散させることで、よりストレスを減らせるかなと思います。
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セルフブランディング
セルフブランディングは「あなたにしかできない仕事」を生み出してくれます。
基本的にフリーランスの案件は、誰にでもできる仕事が多いです。
セルフブランディングをしていくと「〇〇さんにお願いしたい」といった案件を増やせます。
ライバルと差別化できるので、フリーランスとしても少し気楽になれるかなと。
セルフブランディングする方法
何でも活用できますが、主に以下のツールを使うといいでしょう。
- Twitter:気軽に発信できる
- Instagram:カメラマン、動画編集者に最適
- ブログ:仕事依頼の母艦にできる
僕はライターなので、ブログで記事をアップしておくと「太郎さんの記事が好きなので、うちのメディアで書いてくれませんか?」的な依頼があったりします。
単価交渉もしやすくなるのでセルフブランディングはかなりおすすめですよ。
長期目線で計画を立てること
心の安定を求めるなら、目の前の利益にだけ飛び込んではいけません。
- 目先の利益に注目:失敗すると萎えまくる
- 長期目線で計画を立てる:失敗を糧として考えられる
結構大きな違いですよね。
計画に対する考え方だけで、フリーランスとしての構え方も大きく変わってきます。
ちょっと先の未来を見据えつつ、戦略を立てるのいいですね。
柔軟なフリーランスは強い
長期目線で計画を立てるのと同時に、柔軟な思考を持っていることも超大事です。
どんな時代も柔軟性のある人は、フリーランスとして稼ぎ続けてきました。
その時々で軌道修正できれば、将来困ることもないでしょう。
依存や固執しやすいフリーランスは注意が必要とも言えます。
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気楽そうに見えるフリーランスの特徴
最後に「この人はいつも気楽そうだな」と感じるフリーランスの特徴を紹介します。
- やるべきことをやっている
- 諦めるのが上手
- 定期的な振り返りをしてる
ここでの定義は「気楽そうだけど成果を出している」フリーランスです。
僕が今まで出会ったフリーランスで「ちゃんと稼いでてのんびりしてる人」の特徴をまとめてみました。
やるべきことをやっている
気楽そうに見えるフリーランスに限って、やるべきことをやってます。
よく「見えないところで努力してる」とか言いますがまさにあれですね。
「今日やる」って決めたことをやりきると、達成感と余裕が生まれます。
逆説的だけどガッツリ作業できると気楽になれる
人間「やらなかった」時の後悔ってめちゃくちゃ大きいですよね。
なので、辛いとか面倒と感じてもやりきることが大事なんじゃないかなと。
特に大きなビジョンを持ってる人は、毎日やりきる行動力が余裕に繋がるはず。
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諦めるのが上手
気楽そうに見えるのに成果を出してる人は無理をしません。
「何でもやりたい」と欲張るほど、全てが中途半端になると理解しています。
本当に重要なことに的を絞って行動を厳選している感じですね。
やってみてだめなことがあるって知ってる
行動量が多ければ、その分失敗もします。
気楽そうに見える人に限って沢山の失敗体験を持っているものです。
「自分には向いてなかった」と諦めることの重要性を身を持って知っていますよね。
ガッツリ行動してダメな時は、執着せずに軌道修正することも大切なんです。
定期的な振り返りをしてる
余裕を持ってる人は、振り返りや自己改善に時間を割いている傾向にあるかなと。
- 余裕がない人:突っ走って間違った方向に進みがち
- 余裕がある人:定期的に改善点を見つけて試行する
できる人は常に仮説を立てて行動しています。
- 仮説を立てる
- 仮説を実行する
- 振り返って改善点を模索する
冷静に自分を振り返る視点を持っていれば、勢いで消耗することはありませんよね。
感情ではなく理性に従うことによって、最小の労力で成果を上げられるのかなと思います。
的を絞って仮説を立ててから実行するのは、できる人に共通するルーティンと言えるでしょう。
フリーランスは気楽になるべきではありません
結論、フリーランスは気楽になるべきではないかもですね。
「余裕っしょ」と思いながら仕事に取り組んでいると、凡ミスが増える原因になります。
危機感を持って仕事することが結果的に安心や余裕を生み出すのかなと。
案件獲得をプロに任せるのもアリ
案件獲得が苦手なフリーランスは、求人サイトを使うのもアリですよ。
- 報酬の未払い防止
- 単価交渉してくれる
- 契約の延長
ちょっと億劫になりそうなことを無料で代行してくれるので活用価値は高いはず。
フリーランスは案件が取れないだけで、大きなストレスを感じるものなので事前に間口を広げておくといいですね。
行動量を増やしつつ、気楽に見えるのに結果を出してるフリーランスを目指していきましょう。
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