この記事はこういった人に向けて書いています。
僕は現在フリーランス歴5年目でライター、輸入物販、ブログが主な収入源です。過去にはつらい経験をしてきました。(もちろん今もです)そんな背景の僕が、フリーランスに興味のある人に向けて体験談や解決策をお届けします。
フリーランスはつらいことばかりです!知ってました?

会社員でストレスが溜まって「自由になりたい!」と渇望している人も多いでしょう。フリーランスに興味を抱いている人には、残念なお知らせですが、正直つらいですよ。一体どんなところがつらいのか、ここではフリーランスあるあるをお伝えします。
フリーランスのつらいポイントは
- 駆け出しフリーランスは単価が激安
- 自己管理ができなければただの貧乏人
- 仕事を取り続けなければいけません
の3つです。
駆け出しフリーランスは単価が激安
駆け出しフリーランスの多くは単価が激安です。
原因はシンプルでしてフリーランスとしての価値がないからと言えます。日本におけるフリーランス人口は2018年で1,119万人という調査結果が出ており、意外にも多いことが分かります。(ランサーズ調べ)
個人が何かしらの仕事で報酬を得る=フリーランス
これがフリーランスの定義。つまりピンキリってことです。優秀なフリーランスは信頼がありクライアントからの依頼が殺到します。ただ、駆け出しのフリーランスは信頼が全くないため、安い仕事を貪ることになりやすい。
実際に僕の例を挙げると
- 輸入物販:5万円仕入れ→利益1,000円程度
- ライター初仕事:3日で100円ほど
こんな感じでした。
輸入物販ならアカウントの評価が購入者への信頼に繋がりますし、ライターならクラウドソーシングのアカウントの評価が信頼の指標になります。
あなたのプロフィールを見た時に信頼できないとクライアントが判断すれば単価が上がることはないでしょう。厳しいけどこれが現実です。だからこそ、フリーランス初期はつらいんですね。
自己管理ができなければただの貧乏人
上司や叱ってくれる人がいないフリーランスは自己管理ができないと貧乏人に直行します。目標を持たずにフリーランスになると、高確率で自分に甘えてしまいますね。
悪い例としては
- YouTubeやネットサーフィン
- 酒飲みまくって頭が回らない
- 寝坊を繰り返す
などです。
フリーランスは労働が収入に直結しますので、労働しない人は貧乏になるだけですね。よく「フリーランスで楽して月収100万円」という情報がありますが、こういった情報はウソまたは単発で終了というものしかありません。
基本的に「楽して稼ぎたい」は「貧乏人の考え」であり、それはいわゆる「自己管理ができていない人」ということです。やるべきことをやるべき時にできないとフリーランスはつらい経験で終わってしまうでしょう。
「自分は大丈夫!」と思っている人であっても、あなたがフリーランスになる目的の1つが「自由」なのであれば注意した方がいいですよ。
仕事を取り続けなければいけません
フリーランスは仕事を取り続けなければいけません。
サラリーマンは会社が仕事を用意してくれて、業務を遂行しますが、フリーランスは仕事を獲得する作業も1つの仕事になります。これは意外とつらいかなと。
例えば
- 10社に営業メールを飛ばす
- 1社から返信
- 仕事の結果が悪くて終了
みたいなことはよくある話です。
フリーランス歴5年目の僕でもこういったことは頻繁にあるので、時たま「つらいわ」と感じることがありますね。
またクライアントからすると「いい感じのフリーランスには大量の案件を任せたくなるもの」です。だから「この案件全部任せたいんですけどいけます?」みたいな相談がきます。
僕の場合、1人のクライアントから月150記事の依頼が来たことがあります。この時は「嬉しい!安定!太郎君やりました!」と思って案件を受けました。3ヶ月間、このクライアントの仕事だけ全力でこなしましたよ。
しかし、結果は
- クライアント:本当にありがとうございました!
- 僕:次の依頼はありますか?
- クライアント:いえいえ!以上です!
という流れ(笑)
つらいでしょ?
でもこれがフリーランスの現状です。クライアント選びはもちろん、仕事は取り続ける姿勢でいないと自分がバカを見ることになります。
フリーランスはつらいけど最高【5年目の体験談】

フリーランスって本当につらいです。前進し続けていなくちゃいけないし、仕事だけじゃなくて自分をブランディングしたり、マネジメントしたりとやることも多い。
ただし、僕はそんなフリーランスという生き方が大好きです!
というのも、つらいけどそれだけじゃないから。フリーランスって本当に奥が深いというか追求しがいがあります。
デメリットは全てメリットに変えられる「自分次第」
前述したフリーランスがつらい理由は明らかなデメリットです。しかし、全てが自由なフリーランスからすると単純に改善点なだけなんですよ。
- 単価が激安
- 自己管理ができない
- 仕事を取り続ける
これらをどう改善していくのか?早速見ていきましょう。
単価が激安→信頼度を高める
駆け出しのフリーランスは単価が安いのは当然。しかしながら信頼度を上げる努力をすれば単価は上げられますよという話ですね。
信頼度を高めるには
- 納期を守る
- 質の高い仕事をする
- 連絡がこまめにできる
というシンプルな方法を繰り返すだけ。
この当たり前のようなことをできないフリーランスは本当に多いです。過去の僕もそうでして「フリーランス=自由」と勘違いしていました。これだとクライアントから信頼されることはないので、いつまでも安い仕事をすることになります。つらいですね(笑)
当たり前のことを当たり前にこなせる人が少ないので、これだけでフリーランスとしての信頼度はかなり上がっていきますよ!
自己管理ができない→仕事をルーティン化する
自己管理が苦手な人は1日の流れをルーティン化することをおすすめします。毎日決まったルーティンをこなすことで、やがて生活習慣になって「仕事をしないと気持ち悪くなるから」です。
僕もほとんどの場合、ルーティン化してまして
- 朝:ブログ書く
- 昼〜:ライター業
みたいな日々を過ごしています。
ルーティン化については仕事で結果を出す努力とは何だ?【結論:作業量でしかありません】を参考にしてみてください。
仕事を取り続ける→テンプレを使う
フリーランスにとって仕事を獲得する、つまり営業を行うことはつらいと感じることの1つです。
僕は営業メールをテンプレ化して「私はロボットです」くらいの気持ちになって送信しています。頻度は2ヶ月に1回くらいで、30件前後のクライアントにメールを送信しているはず。この作業をすることによって、仕事が途切れる心配を減らすことができるんですね。
また、今は1人のクライアントに依存することはありません。
フリーランスをしていると「あなたは優秀だから全ての仕事を任せたい」と言われることがあります。ただしクライアントからすると「早くプロジェクトを完成させたい」だけなんですね。
案件の中には「沢山仕事をした人にインセンティブを払います」というものも多くありますが、そのクライアントが切れたら仕事がなくなるので、おすすめできません。
クライアントや案件の数は分散させて万が一、1つの仕事が終わっても大丈夫なようにしておきましょう。
営業メールの飛ばし方については【海外ノマドの営業方法】仕事を取り続ける秘訣&営業テンプレ公開!を参考にしてください。
このようにデメリットは自分次第で最大のメリットにもなるんですね。これはフリーランスならではの特権と言えるでしょう。
ノマド系フリーランスなら場所と時間の束縛から開放される
PC上で完結する仕事でフリーランスになれば、場所や時間に囚われる生活から開放されます。海外ノマド、デジタルノマドと呼ばれる人たちは大抵フリーランスでして、僕もそのうちの1人です。
例えば、僕の場合だと昨年の12月はタイのジュン島で、綺麗な海と素敵な宿泊施設でいやされつつ仕事をしていました。
現在は、フランスにいまして好きな場所で仕事ができるという恩恵を最大限に受けています。フランスは日本と時差が8時間もありますが、大した問題にはなりません。こういった働き方ができるのはフリーランスだからこそと言えるでしょう。
海外ノマドに興味がある人は下記の記事を読んでみてください。
自分のアイデア次第でいくつもの仕事ができる
フリーランスの素晴らしいところは、いくつでもビジネスを抱えられるということです。
僕の場合はライター、輸入物販、ブログという3つのビジネスを持っていまして、サラリーマンにはできない働き方をしています。

興味のある仕事があったら
- スキルを学習
- 案件を確保する
- 実践する
という流れを踏んでいけばOKで、自分次第で変幻自在なフリーランスになることも可能です。
肩書きに縛られないというのはフリーランスの最大の強みでもあると感じます。また、どんなに関係のないようなビジネスでも、後に必ず繋がりが生まれます。
それぞれの仕事で培ったノウハウをかけ合わせれば、フリーランスとしての価値も生みやすいです。自分次第でキャリアを変化させていけるのはフリーランスだからこそだと思います。
フリーランスはつらいけど1つの選択肢としてアリアリです

ということで今現在サラリーマンという働き方に違和感を感じている人が、フリーランスになることは1つの選択肢としてアリだということです。
ただし、フリーランスにはフリーランスなりのつらい部分がありますので、その点は覚悟を持っておいた方がいいかなと。
まずは気軽に副業からスタートすれば良い
もしも、この記事を読んで「やっぱりフリーランスって大変なんだ」とネガティブな感情をいだいたなら、まずは副業として自分のビジネスを持つことをおすすめします。
副業の始め方や考え方については【副業ではなく複業】という働き方パラレルワークの魅力と方法を解説を一読してみてください。
「でも、副業を始めるにしても資金が必要でしょう?」という人は【副業の資金】をリスクゼロで作る方法【僕はこれで20万稼いだ】を参考にしていただければと思います。
フリーランスはつらい!ただし素晴らしい働き方でもある
フリーランスで稼ぎ続けるには、目標を持って計画を実行していくことが大切です。
自由という言葉の裏返しには常に責任という言葉がつきまといます。この点を忘れずに仕事をしていけば、あなたもフリーランスとして幸せを掴むことができるはずです。
この記事が、現状を少しでも変えたい人の役に立てたなら本当に嬉しく思います!
