
こんな疑問に答えます。
僕はかなりテキトーな決意と覚悟で、フリーランスになった人間であると自負しています。
そんなテキトーな人間はもちろん苦労するんです。
僕なりに大変だったエピソードを紹介するので、是非真似をしないように気をつけてください!
本記事の内容
フリーランスになってから大変な思いをした経験を暴露する
ここからは僕が実際に経験した苦労をシェアしておきたいと思います。
「そんなのできなきゃダメじゃん!」ってことばかりですが、僕は何事も経験でしか理解できない人間のようです。
日給ゼロの日があった
僕がフリーランスとして独立したキッカケになったのは輸入物販です。
輸入ビジネスで独立してから2年くらいは収入が順調に伸びていたこともあり、余裕をぶっこいていました(笑)
輸入ビジネスの良いところはロングテールで売れてくれる商品を見つけることができれば、どんどんやることを少なくすることができる点にあります。
発送や梱包作業はAmazonFBA倉庫に納品するだけでOKです。
ヤフオクやメルカリで売れた商品もAmazonが代行して発送してくれるので、商品を手元に置く必要もありません。
当時のスケジュールはこんな感じでした。
- 5時〜9時:商品リサーチ
- 9時〜10時:売れた商品がAmazonで発送されたか確認&メール返信
- 10時〜12時:輸入ブログ執筆
- 12時〜:自由時間
このスケジュールで働いていて月収40万以上の収入があり少しづつ伸びていたので、安心しきっていました。
当然ながら、生活はどんどんルーズになっていきます(笑)
お酒の量は増え無駄遣いも増えていきます。
仕事は月に何回か仕入れた商品をAmazonに納品するだけなので、その日以外は毎日休みみたいなもんですね。
輸入ビジネスを実際に経験してみると売れる商品は少しづつ入れ替わっているのが分かりますが、当時の僕はそういったことにも興味をなくしていたので収入が減ってきていることも「まぁ時期的な問題でしょ!」とか言って流していました。
当たり前ですが収入が減っていきます。
当時はエクセルで一日の利益を細かく計算するシートを作っていまして、輸入の利益が1万円を切ったくらいから「ちょっとやばいかな〜」と思い出しました。
そこからは売れ筋だった商品の仕入先がなくなったりしたこともあり、収入がガクッと下がりました。
そうなった時に対策をはじめても遅いんですよね!
輸入ビジネスをはじめて商品が売れない日は1日もなかったのに、ついにその日が訪れます。
利益ゼロ。日給ゼロ。やばい!
悪あがきをするように今までの自分の売れ筋商品からアイデアを出し、次の売れ筋商品を作ろうします。
しかし、目先の利益を追いかける態度で仕事に挑むと良くないことばかり起きるんです。
僕の場合は「グレーな商品」で収入を戻そうとしました(笑)
グレーな商品とは著作権上問題のないロゴの商品とかですね。
こういうのって需要が沢山あるので儲かるんですよ。
特に車関連の商品とか。
でもねこんなことしてると「ヨゴレ」ってことでAmazonから出品取り下げられたり、メルカリのアカウントが止められたりします。
そうなると商品を売ることすらできないので、負のスパイラルになってしまいます。
頭からポジティブな発送が出てこなくなって本当に苦労しました。
収入をコントロールできなくなった
輸入ビジネスはしっかりと計画を立てて、商品を仕入れていけば収入を安定させることはできます。
OEMやODM化すれば商品を独占的に販売することもできるので、魅力的なビジネスであることは確かです。
ただ当時の僕はかなりテキトーだったので輸入ビジネスで収入を安定させるほどの思考回路もなくなり、仕入れ資金すらなくなっていました(笑)
仕入れができないと商品を販売することはできません。
当然、利益が出るわけもなくフリーランスとしてやっていけなくなります。
月のノルマに設定した金額を稼ぐために具体的な行動は見えているのに、それができないほど資金がない。
これではまずいと友達の仕事を手伝ったり単発のバイトなんかもやってみましたが、傾いた船を元に立て直すのは難しかったです。
特に精神的な面で苦労しました。
どんどんネガティブになっていくんですよ。
フリーランスになって2年目くらいまでは「どんな壁も乗り越えてやる!」って感じ。
ミスターポジティブ。
でも上手くいかなくなってからは「僕に話しかけないで・・・」って感じ(笑)
ミスターネガティブです。
収入がコントロールできなくなってしまったらフリーランスなんて辞めた方がいいです。
僕は本当にフリーランスを辞めようと思いましたが、自分の人生を思い返すと就職経験もなく、当時はミスターネガティブだったので「僕を採用してくれる会社なんて存在しない」なんて思っていたこともあり身動きが取れませんでした。
何故立ち直れたのか?
ここからは、ミスターネガティブでどうしようもないフリーランスがどのようにして立ち直ることができたのか紹介します。
自分にコントロールできる仕事をはじめた
輸入というのは仕入れた商品が確実に売れてくれるという保証なんてありません。
尚且、仕入れた商品が全て販売できるレベルのものとも限らないんです。
箱が割れてしまっていたりクオリティ的に問題ありの商品だったりと、何度か仕入先とやり取りをしないと満足できる商品にならないこともあります。
この状況では資金を作って仕入れをしても、結果として少しづつお金が目減りしていくような状況が続いてしまいます。
しかもこの時の僕は、そんな状況にも関わらず、女の子と海外旅行なんて行って輸入で作った資金とかほとんど使っていました(笑)
ミスターネガティブは自分のバカな行動を自覚しながらも、目先の利益や欲望をカニがご飯を食べる時の如く両手で抱えていましたね。
ただ幸か不幸か、その旅行の帰りに女の子と大喧嘩をしバイバイすることになります。
それをキッカケに少しづつ生活を改めるようになりました。
「確実に稼げる仕事を始めよう」
こう決めた僕でしたがまずやったことはランサーズ の登録でした。
「クラウドソーシングってやつを活用してみよう」と思い、登録が完了してすぐにタスク案件の仕事をしてみました。
タスク案件とは短時間で完了する軽い案件です。
試しにやってみたタスク案件は、今までの筋トレ体験を書くという内容で30分で100円くらい稼げたかな(笑)
「こんなんじゃダメじゃん(笑)」
それは馬鹿な僕にも分かりました!
ここからは単価の良い仕事を探して案件に応募するルーティンを繰り返しました。
ランサーズだけではもったいないと言うことを知り、クラウドワークスにも登録して案件を探し始めます。
はじめは画像加工の案件に応募したりしていましたがライバルも多く、なかなか収入に結びつけることができませんでした。
そんな中、ある日「WordPressの使い方の記事を作成してくれる人を募集します」という案件を見つけました。
僕はWordPressに詳しかったので、クラウドワークス経由で応募したところ即決で僕に決めてくれました!
ここから僕のライター生活が始まりました。
記事は5000文字程度で2700円と安かったのですが、1日に3記事書いたので8000円程度の収入が得られるようになりました。
これにより評価がつくと、今度はアプリの使い方の記事作成の依頼が来ました。
記事単価300円(笑)所要時間は1時間30分くらい。
これはそうそうに辞退しましたね。
でも初心者の僕を使ってくれることが嬉しかった。
そのうち旅行系の大きなサイトにスカウトされ、記事を書くことになりました。
このサイトは月間の納品数によって記事単価が変動するサイトでした。
ある程度書き方を覚えて修正がなくなるレベルになったところで、ほとんど不眠生活をして記事を書くことに専念しました。
非常に疲れましたが「これなら収入をコントロールできる」ということは分かりました。
ここからは挑戦と失敗を繰り返しながら少しづつ経験を積み、文字単価の良い案件や短時間でできる案件などを見つけて、収入を増やしていき現在に至っています。
予定ではなく確定のスケジュールを組むようにした
これも大事なことと思っています。
フリーランスって自分で予定を全て決められるので、昨日決めた予定を今日変更することもできます。
ルーズに生きようと思えば、どこまでもルーズに生きることができます。
自分に甘い人間にとって自由とは毒薬のようなもので、そんな自分が決めた予定なんてものは極めて力の弱いものなんですね。
この問題を解決するためには「予定を確定」に変えなければいけません。
つまり「いつからここに行く予定にして、そのためのお金をいくら稼いで」ではなく「いつからここに行くからチケットを今購入しよう」という感じですね。
僕は5月1日にバンコク行きのチケットを購入しました。
5月からはバンコクでの生活が始まります。
予定を確定したスケジュールに変更することで、そのためにやらなければいけないことの力はより強いものになります。
準備するべきものもリアルに出てきますよね。
こうやって自分を追い込んであげることは、計画性のない人間には必要なことかなと思っています。
止まって考えるんじゃなくて動きながら次の行動も決めちゃう感じ。
これが時間効率的にも良いと思いますね。
良くも悪くも行動から結果が出るので後悔する確率がかなり減ります。
予定を確定させてしまえば周りの人間に振り回されることもありませんし、案件選びもシビアになります。
時間も有効に活用するようになるので、是非試してみてください。
フリーランスを辞めなかった理由
ここまで落ち込んでしまった僕が、フリーランスを辞めなかった理由は単純です。
フリーランスは楽しいから!
まぁ就職したことがないので、今から就職するということにリスクしか感じていないということもあります。
どの仕事がなくなるか分からないような状況で就職なんて怖すぎます。
フリーランスって自分が興味のある分野とか、新しいジャンルの仕事を勉強することによって新しい収入源を生み出すことができるんです。
僕はライターって仕事に非常に魅力を感じています。
今まで輸入ビジネスしかしてこなかった自分からすると、仕入れ資金などがかからないライターという仕事に大きな可能性を感じずにはいられません。
つまりフリーランスとは最高の職業であるということです。
今の僕は場所や時間に縛られることなく働くことができます。
これは正社員の人には難しいですよね。
自由な働き方ができるのでストレスがたまることもありません。
そしてライターの仕事ってある程度の締切があるので、怠ける時間が少なくなるのも個人的にはメリットでした。
複数のクライアントとコミュニケーションを取ったりすることで、各記事のクオリティも上がっていきます。
成長と共に収入が上がっていくフリーランスをやめるのはもったいないですね(笑)
僕はまだまだこの働き方を続けることにします!
まとめ:真面目に働こうぜ(笑)
ミスターネガティブになって、非常に苦労した時期もありました僕の結論は単純です。
真面目に働こう!
本当にこれだけですね。
フリーランスは正社員より真面目に働いた方が良い。
真面目というか、的を絞るというか。
周りからみたら「遊んでるの?」と思うようなことも仕事にできる時代です。
自分の学んだスキルをアウトプットすることで収入も得られます。
その仕事で1円でも稼げたら、その時点で無限の可能性があるということです。
僕はその可能性にかけてどんどん進んで行こうと思います!
今の仕事に満足していない方は、クラウドソーシングを活用して複業を経験してみてはいかがでしょうか?
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