
こんな疑問に答えます。
僕はフリーランス歴6年ほど。過去にマナーがなっていないせいで良質なクライアントを失ってきました。
フリーランスが信頼を獲得できるかどうかは、最低限のマナーにかかかっています。
この記事ではフリーランスが知っておくべきマナーについて解説します。
\この記事の結論/
- 正しい敬語を使う
- 終始明るい態度を維持する
- 納期厳守・レスポンスは迅速に
上記のような内容を細分化してお伝えします。
本記事の内容
フリーランスにとってマナーが最重要な3つの理由
マナーがなってるフリーランスは、クライアントがイラッと来るポイントを最小限にできるので、あらゆる面で有利になりますよ。
- フリーランスは信頼関係が収入に直結する
- 非常識な人には非常識な人が集まる
- マナーがなっていればクライアントから仕事依頼が来る
ここではフリーランスでもマナーが大切な理由を解説します。
フリーランスは信頼関係が収入に直結する
フリーランスにとって最低限のマナーを守ることは、信頼関係を維持することであり、結果として収入を維持 or アップすることに直結します。
- マナーができてる→信頼関係が保てる
- マナーができてない→信頼関係が保てない
非常にシンプルですが、クライアントからするとマナーができてるフリーランスに仕事を依頼したいのは当然のことかなと。
僕がクライアントになって仕事依頼した経験から分かること
しっかりコミュニケーションが取れるフリーランスは実に少ないですね。
なので、マナーができているだけで「この人なら信頼できるかな」と期待できました。
こういった人は貴重なので「離したくない→単価を上げよう」という流れになることも少なくありません。
最低限のマナーができているだけで、単価アップするならフリーランスとしてマストで身につけるべきスキルと言えるのではないでしょうか。
非常識な人には非常識な人が集まる
マナーがなってないフリーランスには、総じてマナーがなってないクライアントが集まります。
仮に良いクライアントと出会ったとしても、信頼関係を構築できずにフェードアウトされるのが落ちかなと。
僕自身、実体験として経験があるので、今は「ガチでマナーを大切にしよう」と感じています。
非常識な人同士は「百害あって一利なし」です
マナーがなっていない同士がくっついても良い仕事ができるはずがありません。
世の中には、マジメに仕事してるフリーランスやクライアントが沢山います。
最低限のマナーができてない人同士がタッグを組んでも負けるのが現実です。
- 適当に仕事を進める
- 単価が安くモチベーションがわかない
- お互いに責任をなすりつける
こういう状況になっている人たちも多いかなと。
仕事するならマナーをわきまえた上で、ガチで取り組んだ方が良いですよね。
最低限のマナーを身につけておくと、悪質なクライアントをフィルタリングできるんです。
マナーがなっていればクライアントから仕事依頼が来る
最低限のマナーがなっていれば、クライアントの方から仕事依頼が来るようになります。
反対にスキルは高いものの、マナーがなってないと信頼関係が構築できずにフェードアウトされるかなと。
結論、マナーができている人の方が稼ぎやすいということです。
評価の高いビジネスマンは人間関係も良好
どんなビジネスでもそうですが、できる人は総じて良質な人間関係を保っているもの。
- 常に笑顔で気さくに対応
- クライアントのかゆいところに手が届く
- 急な要望にも柔軟に対応
上記の通り、クライアントに対して適切に対応できる人は強いですね。
この基盤になっているのも最低限のマナースキルなのではと思います。
マナーがなっていないフリーランスの特徴:痛い
ここではクライアントとの信頼関係を壊しやすい「マナーがなってないフリーランス」の特徴を見ていきましょう。
- 言葉遣いがなっていない:よくあるNG例
- 納期を守れない:信頼崩壊
- レスポンスが遅い:印象が悪い
上記に当てはまる人は注意してくださいね。
言葉遣いがなっていない:よくあるNG例
マナー違反と見なされる最もシンプルな要素は言葉遣いですね。
よくある事例は以下の通りです。
- NG→了解です/OK→承知しました
- NG→ご苦労さまです/OK→お疲れ様です
- NG→すみません/OK→申し訳ございません
特に多いのは「了解です」と「ご苦労さまです」ではないでしょうか。
これらは全て「上から目線」と見なされるので、言葉遣いに詳しいクライアントからすると「何だこいつ」となりかねません。
僕自身、複数のフリーランスに仕事を依頼していますが「了解です」は日常茶判事ですね。
間違った言葉を使ってマナー違反と見なされないように、今から改善していきましょう。
納期を守れない:信頼崩壊
仕事を依頼されて自ら「YES」と言ったにも関わらず、納期を守れないのはマナー違反ですね。
これはフリーランスとして最も信頼を欠いてしまう原因になります。
薬物が違法なのと同じくらい「ダメ絶対」ですよ。
ちなみに僕は何度も納期を破ってきました
はい。以前の僕はフリーランス失格なくらい堕落してました。
結果、良いクライアントはどんどん離れていき、身をもって信頼崩壊を体験した次第です。
クライアントと信頼関係を築きたくない人以外は、絶対にやるべきではありませんよ。
レスポンスが遅い:印象が悪い
最後はレスポンスが遅い人ですね。
- メールの返信に1日以上かかる
- 「すぐ返信します」から音信不通
上記のようなフリーランスは、クライアントからするとマナー違反に見られがちです。
「レスポンスが悪い=仕事ができない」と言っているようなもので、メリットは1つもないかなと。
良いクライアントほどレスポンスを重視している
普通に考えたら分かりますが、真剣に仕事をしている人が「適当に返信しといてくれればOKですよ!」なんて言わないですよね。
各案件にはゴールがあるもので、そこに向かって迅速かつ正確に進むためにはレスポンスの早いコミュニケーションが重要になるはずです。
フリーランスはクライアントの要望に応えることで、信頼関係が持続していきます。
レスポンスの速さもマナーの1つであることを忘れないようにしましょう。
フリーランスが覚えておくべき最低限のマナーリスト
最後にフリーランスが覚えておくべき最低限のマナーリストを解説します。
- 第一印象を良くするあいさつマナー
- メールは件名に名前と要件をシンプルにまとめる
- 電話・スカイプは最後まで明るく振る舞う
これができるだけで、あなたの印象がアップするので、ぜひ実践してみてくださいね。
第一印象を良くするあいさつマナー
第一印象はどんなシーンでも大切なので、明るくハキハキしたあいさつをしましょう。
クライアントによっては、あいさつがなってないだけで「マナーができてない」と悪い評価をするものです。
はじめての打ち合わせや、案件に応募する際のメッセージなどは細心の注意を払うべきですよ。
クライアントと真摯に向き合う
話を合わせて明るく振る舞うだけでは不十分です。
本質は「クライアントの要望を聞き出しつつ、こちらの意見も正直に伝えること」ですね。
例えば、クライアントから「〇〇な感じで作ってくれればOKですよ」と言われた際に、適当に「承知しました」なんて言ってはいけません。
「〇〇な感じとはどのようなことでしょうか?例えば〇〇のような感じですか?それとも…」
上記のような感じでクライアントから詳細を聞き出すようにしてください。
ここを適当にしてると、クライアントもあなたも良い仕事ができるはずがありません。
素直で正直に質問することは、結果的に良い仕事をすることに繋がります。
聞き上手であり、質問上手であることは最低限のマナーとも言えるでしょう。
メールは件名に名前と要件をシンプルにまとめる
メールで仕事の相談をする際は、件名に名前と要件を含めるようにするのがマナーです。
件名:〇〇の納品に関する質問:茂木 太郎
本文:〇〇様
お世話になっております。ライターの茂木です。
今回、ご依頼いただきました…
クライアントは複数のフリーランスと連絡を取り合っているものなので、件名を見ただけで内容が把握できるようにしておくのが常識です。
クライアントの連絡へ返信する際の注意点
クライアントからの連絡に速攻で返信しようとして「はい・いいえ」のみなっている人がいますが、これは良い例ではありません。
最も重要なのはメッセージのやり取りを最小限にすることです。
クライアントの労力を極力少なくすることを意識すると良いかなと。
例えばクライアントから「次回の打ち合わせで都合の良い時間帯はありますか?」という質問に対して、悪い例と良い例を見ていきましょう。
悪い例
「明日の17時以降なら空いています。」
良い例
第1候補:明日〇〇日の〇〇時〜〇〇時まで
第2候補:〇〇日の〇〇時〜〇〇時まで
第3候補:〇〇日終日
上記の日程で打ち合わせ可能ですが、ご都合が合わない場合はこちらで日程調整しますので、ご希望の時間帯をお伝えいただけると幸いです。
悪い例の場合、クライアントの日程が合わなければ再度連絡しなければなりません。
良い例の場合は、次回以降のメールを最小限にできますよね。
レスポンス+クライアントの労力を最小限にするメッセージ
これはフリーランスとして持っておくべきマナーかなと思います。
電話・スカイプは最後まで明るく振る舞う
電話やスカイプのビデオチャットなどは、最後まで明るく振る舞うこともマナーの1つです。
「終わりよければ全てよし」ということわざの通り、最後の最後で悪い印象を与えてしまうのは残念すぎますよね。
- 最後のあいさつが「はいはい〜」で終わる
- ボソッと「失礼します」と言う
- 先に電話を切ってしまう
以前の僕は、最後の最後にボソボソ声で「失礼します〜」と言っていました。
するとフリーランスの先輩から「お前の最後のあいさつがムカつくんだよ」と言われました。
途中までは元気が良いのに、最後の締めで失速したら根暗な印象になりますよね。
第一印象はもちろんですが、締めの言葉まで気をつかうからこそ「この人はマナーができているな」と思ってもらえるものです。
電話やスカイプは、たった数分で印象を左右するものなので注意してくださいね。
フリーランスなら最低限のマナーをわきまえよう
フリーランスとして最低限のマナーを身につけることは、継続的に仕事を請け負う上で最重要になります。
できないフリーランスほど、基礎マナーを適当に見がちです。
結論、ビジネスは人間関係で成り立っています。
マナーができているだけで良いクライアントが集まるものなので、徹底していきましょう。
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