
こんな疑問に答えます。
僕は現在フリーランス6年目です。
以前はスケジュール管理しませんでしたが、問題が起きたため現在は計画的に生きるようにしています。
そんな背景の僕がフリーランスにスケジュール管理が必要な理由について解説します。
本記事の内容
フリーランスにスケジュール管理が必要な3つの理由
フリーランスだからこそ、スケジュール管理するべき理由は以下の通りです。
- 時間を決めないとメリハリがつかない
- 仕事を詰めると納期調整が必須になるから
- ゴールを目指すために必要だから
時間を決めないとメリハリがつかない
フリーランスは自由すぎなので、スケジュールを決めないと全くメリハリがつきません。
- 今日はめんどいから明日でいいや
- 飲みに誘われたから行ってこよう
自由すぎるとその場で決断を下してしまいがちです。
在宅のフリーランスなら、仕事とプライベートの境目もなくなり「仕事→YouTube→仕事」みたいに生産性の低い動きをしてしまうことも。
事前に「今日はこれをやる」と明確に決めていないと目標を見失うリスクがあります。
十分に作業できてないフリーランスも多い
スケジュール管理をしていないフリーランスの中には「実はそこまで働けていない」人も多いですね。
1日10時間PCに向き合っているものの、実質4時間ほどしか働いていない…
こんな状況になっている人もいるでしょう。
スケジュール管理をしていれば、無駄な行動を最小限にできますよね。
自由なフリーランスだからこそ、スケジュールを設定する意義があるのです。
仕事を詰めると納期調整が必須になるから
フリーランスとして、複数のクライアントと仕事をしていれば納期調整が必須になってきます。
- クライアントAの納期:15日
- クライアントBの納期:20日
- クライアントCの納期:20日
仕事をしていれば、いくつかのクライアントで納期がかぶることもしばしばです。
この際「どちらを優先させるべきか」や「どの案件から着手するか」などを決めておけば、納期遅れを防ぐことができるでしょう。
スケジュール管理をしていないと、予定が遅れているかすら分からないため、トラブルに繋がりやすくなるんですね。
納期が遅れると信頼がガタ落ちします
ちなみにですが、フリーランスが最も注意しなければいけないのは納期割れです。
クライアントから提示された納期に「Yes」と答えたにも関わらず、納期割れしてしまうと「責任感のないフリーランスだな」と思われてしまいます。
当然ながら案件は納期が守れる人に流れていくものです。
フリーランスを継続できるかの生命線は、スケジュール管理に隠されているとも言えるでしょう。
ゴールを目指すために必要だから
目標を設定すればスケジュール管理が必須になります。
ゴールまでの道のりがハッキリしていなければ、何がどうなっているかすら分からないからですね。
- 目標達成までの具体的なプラン
- 現在の進捗状況
- 1日のスケジュール
目的地に向かうために、現在地や「今日はどこまで行くのか」などをハッキリさせるべきとうこと。
目標がないフリーランスはリスキーすぎる話
フリーランスで「どうなりたいか」という目標を持っていない人は、それだけでリスクが高いですよ。
どんな会社も目標を持っていますよね。
目標があるからこそ、細かい「やるべきこと」が見えてくるものです。
フリーランスとして実績や結果を出していきたいなら、目標設定からのスケジュール管理が欠かせないと言えるでしょう。
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【悲報】タスク管理に意味はない!生産性が上がらない理由と解決方法
フリーランスのスケジュール管理を上手くこなすコツ
フリーランスとして、スケジュール管理を上手にこなすコツは以下の通りです。
- ルーティン化して効率的に業務を遂行する
- 週1回のレビューでスケジュールを改善する
- 納期は締め日よりも前に設定する
ルーティン化して効率的に業務を遂行する
最も簡単なスケジュール管理はルーティン化することです。
いつも同じルーティンを繰り返すようにしておけば、スケジュール管理でミスをすることもありません。
僕の場合だと
- ブログ執筆
- クライアントワーク(1〜3件)
というシンプルなスケジュールになっています。
毎日同じスケジュールを基盤にしておいて、なるべく前倒しで仕事をすれば納期に遅れるとかもなくなってきますよ。
ルーティン化の第一歩は計測すること
ルーティン化をする際は、各仕事にどれくらい時間がかかっているのか計測しましょう。
安易に時間を見積もってスケジュールを立てるのは、挫折するリスクを高めるだけです。
ストップウォッチなどで時間を計測した上で、プランニングすることをおすすめします。
優先順位を付けることも忘れずに
フリーランスとして成し遂げたい目標と、日々の業務をリストアップして優先順位を付けていきます。
最も重要なタスクをあぶり出して、ルーティン化の核にしてみてください。
雑務は後回しにして、目標達成に直結する行動を積み重ねることが大切です。
週1回のレビューでスケジュールを改善する
スケジュールに落とし込んで、実際に行動を始めたら週1回の週次レビューを行いましょう。
週次レビューをすることで
- 最適なスケジュールになっているか
- 軌道修正するべきポイントはないか
- 優先順位は正確になっているか
などを把握できます。
正確にスケジュール設定をしたとしても、割り込みタスクや予想外の出来事が起きるのがフリーランスってもの。
だからこそ、週次レビューでスケジュール管理を見直すことが重要なんですね。
週次レビューの仕方は簡単です
週次レビューはノートとペンがあればできます。
面倒ならPCのメモ帳とかでもかまいません。
目標に向かって最適な方法・ルートになっているかを冷静にチェックしてみましょう。
ポイントは時間を書けすぎないことです。
ダラダラと週次レビューをしても、問題が迷宮入りするだけなので1〜2時間ほどでサクッと改善点を見つけてリスケしましょう。
考えるべきは、常に目標を達成できるかどうか。
辛すぎるスケジュールは継続できなくてポシャりやすいので注意してくださいね。
納期は締め日よりも前に設定する
スケジュールを組む際は、クライアントから言われた納期よりも前に締め日を設定するのがおすすめです。
- 納期割れが防げる
- 常に前倒しで納品できる
- 余裕を持って仕事ができる
納期を早めに設定することで、上記のようなメリットが得られます。
常に前倒しの意識を持って「できるフリーランス」を目指しましょう。
納期調整は慎重に行いましょう
クライアントから「納期は〇〇日でも大丈夫ですか?」と質問があった際は、慎重に解答しましょう。
その場で「大丈夫です!」と返答して、後で納期を変えるのは失礼にあたります。
責任感のある仕事をするためにも、熟考してから答えるようにしてください。
前倒しできる納期を提示しよう
クライアントに納期を返答する際は、予め前倒しすることを念頭に置いて計画を立てることをおすすめします。
- クライアント:納期は21日で大丈夫ですか?
- フリーランス:申し訳ございませんが25日でも可能でしょうか?
- クライアント:かしこまりました。
- フリーランス:21日に前倒しで納品
上記のような流れを作れば「この人はしっかりしてるな」という印象を与えられます。
納期の問い合わせで「大丈夫です!」と即答するのではなく、戦略的に交渉することでフリーランスとしての評価を上げることも可能です。
フリーランスならスケジュール管理を徹底しよう
ということで、自由度の高いフリーランスだからこそ、スケジュール管理を徹底していきましょう。
目標に対して計画的に行動できなければ、フリーランスして稼ぎ続けることは難しいからですね。
フリーランスのスケジュール管理に便利なツール
最後に便利ツールの紹介です。
- Googleカレンダー:スケジュールの把握
- Google Keep:メモ、タスク管理、リマインダー
- 紙とペン:ブレインストーミング、週次レビュー
僕は上記のツールを使って、スケジュール管理をしています。
経験談としては「ツールにこだわる必要な全くない」ということ。
特定のツールでなければスケジュール管理できないとかって、効率的ではないですよね。
シンプルかつ最小限のツールを使って、スケジュール管理できるのが理想です。
スケジュール管理は、いつ始めても遅いなんてことはありません。
やるべきことをしっかり把握して論理的に動けるフリーランスを目指しましょう。
ちなみに僕の普段のスケジュールは下記記事で解説しています。
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【海外ノマド生活】僕の1日のスケジュールを公開【めちゃくちゃ普通です】