
こんな疑問に答えます。
僕はフリーランス7年目で、現在はバンコクを中心に世界を転々としています。
コワーキングスペースやシェアオフィス、カフェなどいろんな場所で仕事してきました。
そんな背景の僕がフリーランスの仕事場問題について解説します。
本記事の内容
フリーランスの仕事場に求めるもの
まず、フリーランスの仕事場を選ぶ際に、チェックするべきポイントを見ていきましょう。
- 快適に作業できる机と椅子
- 高速なインターネット
- 静かな空間かどうか
- 隣と近すぎないか
- 通勤時間
快適に作業できる机と椅子
長時間、作業しても疲れない机と椅子は人によって違います。
おしゃれな見た目でも、机と椅子の高さが合わなくて快適に作業できなければ仕事場として機能しません。
机と椅子が自分に合っているかは、事前にチェックするべきですね。
高速なインターネット
インターネットが遅ければ大きなストレスを感じます。
ダウンロード速度はもちろん、アップロード速度も事前に計測しましょう。
高速なインターネット環境のある場所が好ましいですね。
インターネットの回線速度は、以下のアプリで簡単に計測できます。

静かな空間かどうか
騒がしい環境では作業に集中できませんよね。
仕事場を選ぶ際は、静かな空間かどうかをチェックすることをおすすめします。
同じ空間にいる人の質を見れば、大体の印象を掴むことができますよ。
ちなみに学生が多い場所は要注意です。
隣と近すぎないか
どんなにおしゃれな空間でも、隣との距離が近すぎればストレスを感じるはず。
机の配置に余裕がある場所なら、自分の世界に入り込みやすいですよね。
人の密集度は事前にチェックしておくべき大事な要素かなと。
通勤時間
自宅から仕事場まで遠すぎたら、生産性はガタ落ちします。
最長でも30分くらいでアクセスできる仕事場が理想ですね。
タイムロスを最小限にできる近い場所を選ぶのもポイントです。

フリーランスの仕事場は大きく分けて5つある
フリーランスに最適な仕事場を5つ、比較しつつ紹介します。
- 自宅をオフィスにする
- レンタルオフィス
- シェアオフィス
- バーチャルオフィス
- コワーキングスペース
自宅をオフィスにする
まずは自宅を仕事場にするパターンです。
自宅を仕事場にするメリットは以下の通り。
- 経費がかからない
- 速攻で作業に入れる
- 自由に模様替えできる
反対にデメリットは以下の通り。
- 怠けてしまいやすい
- 家族がいると集中しにくい
固定費がかからないのはメリットですが、仕事とプライベートの線引きが難しいですね。
慣れてしまえば最強なんですが、多くのフリーランスは「集中できない」と悩んでいるのも事実。
僕も実家で作業するのは苦手です。
どれだけ自己管理できるかが鍵
作業に没頭するためにはコンディション作りと、雑念が入ってくることを想定した動きが必要です。
- 必ず邪魔が入る
- 必ず誘惑が襲ってくる
- 体調管理を徹底する
これができると、自宅を仕事場にしても生産性を保ちやすいかなと。
ネガティブな場面は避けられないので「そうなったらどうするか」を考えて、対策を練っておくといいですよ。
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【必読】フリーランス向け6つの自己管理術:思考停止でも成果を出す方法
レンタルオフィス
レンタルオフィスとは月額で借りられる仕事場です。
レンタルオフィスのメリットは以下の通り。
- 住所・電話・FAXなどの設備が整っている
- 静かでプライベートな空間
- 作業に集中しやすい
反対にデメリットは以下の通り。
- 固定費が高い
- 自由度が低い
オフィスというだけあって、設備はほぼ完璧に整っています。
ホテルのような内装から会議室チックなものまで揃っていますが、固定費はかなり高いですね。
例えば、新宿のレンタルオフィスは月額15〜25万円くらいします。
よっぽど稼いでるフリーランス以外は選択肢としておすすめできないかなと。
何人かで割り勘するなどの工夫が必要ですね。
下記のサイトでレンタルオフィスを検索できます。
シェアオフィス
シェアオフィスは、複数の人間が共有する仕事場です。
レンタルオフィスは特定の場所を占領できますが、シェアオフィスは広い空間を自由に使えるイメージ。
シェアオフィスのメリットは以下の通りです。
- 仕事に必要な設備が整っている
- レンタルオフィスより固定費が安い
- おしゃれなオフィスが充実している
反対にデメリットは以下の通り。
- 決まった空間を独占できない
- 都心部以外は物件が少なめ
レンタルオフィスよりは現実的に利用できる値段設定ですね。
おしゃれで快適に作業できるレンタルオフィスもあるものの、物件数自体はそこまで多くないかなと。
地方在住の人からすると、そもそも近くにシェアオフィスがないってこともあるでしょう。
最近では「WeWork」が有名ですね。
レンタルオフィスからシェアオフィスまで検索できるので、興味のある方は覗いてみてください。
バーチャルオフィス
バーチャルオフィスは、仕事場の提供ではなく住所や電話番号などの情報だけを借りられるサービスです。
バーチャルオフィスのメリットは以下の通り。
- オフィス所有者を装える
- 電話や郵便の転送サービスが使える
- 来客時のみ部屋を利用できる
反対にデメリットは以下の通り。
- 住所が他者と重複しやすい
- 事務所として認められない職業もある
自宅を仕事場にすると、クライアントによっては「信頼できなそう」と思われることがあります。
バーチャルオフィスで自宅とは異なる住所と電話番号を持っておくと、信頼に繋がることも。
ただし、他のフリーランスと住所が重複する可能性もいなめません。
また、弁護士や宅建業などの仕事の場合、バーチャルオフィスを事務所として認められないこともあります。
ほとんどのフリーランスにとって、利用価値が高いとは言えないでしょう。
コワーキングスペース
コワーキングスペースは、説明不要ですね。
コワーキングスペースのメリットは以下の通りです。
- 仕事の設備が整っている
- 月額費が安い
- 独自のコミュニティがあり繋がりがもてる
反対にデメリットは以下の通り。
- 騒がしい場所もある
- 仲が良すぎて集中を妨げられることも
コワーキングスペースは、フリーランスの仕事場として人気ですね。
ただ、場所によってはコミュニティ色が強すぎて、作業に集中しにくいこともあります。
事前に1日だけ利用して、どんな雰囲気かチェックすることが大切です。
質の高いコワーキングスペースは、質の高い人と繋がれるのでおすすめ。
仕事場に限らず作業を捗らせるコツ
最後に仕事場に限らず、フリーランスとして作業を捗らせるコツをまとめておきます。
- 作業リストは前日までに決めておく
- 仕事中は通知をオフにする
- イヤホンで外部の音を遮断する
作業リストは前日までに決めておく
今日やることを当日に決めるのは生産性が落ちる原因になります。
前日までに「明日やること」を決めておくと、作業に没頭しやすくなりますよ。
一通りの仕事が終わったら、明日やることを決める習慣をつけておきましょう。
仕事中は通知をオフにする
仕事中にスマホやPCの通知がなると集中力を一気に削がれます。
特に大事な作業をしている時は、全ての通知をオフにしておくことをおすすめします。
「〇〇時〜〇〇時までは通知オフ」と決めておくのがいいかなと。
仕事場を借りたにも関わらず、スマホばかりみていたらもったいないですよね。
通知をオフにしているフリーランスは結構な確率で成果を上げてたりします。
イヤホンで外部の音を遮断する
僕の経験上、どんな仕事場も完璧ではありません。
静かなコワーキングスペースでも、外で工事してる音が響いてきたら集中できなくなります。
そんな時にイヤホンとお気に入りの音楽で外部音を遮断すると、作業の生産性をキープしやすいです。
特におすすめはノイズキャンセリングイヤホンかなと。
ノイズキャンセリングイヤホンは、外部音をデジタル処理で遮断してくれます。
簡単にいうとうるさい場所にいても静かな空間を再現できるってことです。
2万円以上しますが、1つ持っておくと作業が捗ること間違いなしですよ。
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フリーランスの仕事場は沢山あります
フリーランスの仕事場って、アイデア次第でかなり幅広くありますよね。
僕は今まで以下のような場所で仕事した経験があります。
- 滝のそば
- 公園
- 山の中
- 電車・バス・飛行機
- お寺
最重要なのは生産性を落とさずクリエイティブに仕事ができるか。
自宅を仕事場にするなら、作業する空間とプライベートの空間を分けるといいですね。
「どうやったら集中力を落とさずに作業できるか」を追求していくと、解決策が見つかるかなと。
成果を上げやすい仕事場を見つけて、快適なフリーランスライフを送っていきましょう。
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