
こんな疑問に答えます。
僕はフリーランスとして6年以上働いてきました。
そんな僕が思うのは、駆け出しの頃はほぼ全ての仕事依頼に「YES」と答えるべきということ。
お陰様でクライアントが途切れることなく仕事ができている僕が、YESと言うべき理由を解説しますね。
本記事の内容
駆け出しフリーランスは仕事依頼にYESと言うべき理由
駆け出しのフリーランスが、仕事依頼にYESと言うべき理由は以下の通りです。
- 低単価でも実績になるから
- どんな仕事も必ず経験値になるから
- 新しい仕事に繋がるキッカケになるから
低単価でも実績になるから
駆け出しのフリーランスが、クライアントから信頼を得るには実績が必要です。
そのため、低単価でも「仕事をしたことがある」という実績を作っておくと、次の仕事に繋がりやすいですね。
- フリーランスA:実績1件
- フリーランスB:実績30件
フリーランスの活動年数が同じでも、上記のような実績の違いがあったらクライアントは後者を選ぶかなと。
依頼にYESと答えれば仕事は取れる
クラウドソーシングや求人サイトでは、定期的に仕事依頼メールが来ますよね。
実績のないフリーランスに来る仕事依頼のほとんどが、低単価な案件です。
しかし、ここで仕事を断ったところで高単価な案件の仕事依頼がくるわけではありませんよね。
- 低単価な案件を迅速にこなす
- 実績が蓄積される
- 高単価な案件の依頼が来る
正しくは上記のような流れかなと。
実際、僕自身も上記のような流れを踏まえることで、徐々に単価が上がっていきました。
過去を振り返っても「あの時、いろんな依頼にYESと言っておいて良かったな」と思います。
どんな仕事も必ず経験値になるから
言わずもがなですが、どんな仕事も長い目で見れば必ず経験値になりますよね。
過去に培った経験値は、後に役立つ時が来るものです。
仕事をより好みせずにYESということは、フリーランスの可能性を広げる行為でもあるということ。
経験はあなたを裏切ることがない
今がどんなに辛くても、将来のフリーランスライフを考えたら、全てが貴重な経験になるはず。
僕自身、過去に低単価な仕事をした経験があるからこそ、今に役立っています。
- 報酬の見積もり
- 作業範囲の提示
- 打ち合わせの大切さ
上記のようなポイントは、過去の経験があるからこそ迅速に答えられることかなと。
経験がないと見積もりするのとかしんどいです。
作業範囲を明確化して「ここまでは〇〇円」と即答できると、クライアントからの信頼も得やすいもの。
経験値を蓄積するには、やはりいろんな案件にYESと答えるのが重要ですね。
新しい仕事に繋がるキッカケになるから
来る仕事を断らずにいると、新しい仕事に繋がったりします。
今やっている仕事はもちろん、全く異なる仕事に繋がったりするので視野を広げることは超重要かなと。
僕が今までフリーランスとして稼いできた仕事は以下の通り。
- 輸入物販
- ライター
- ブログ
- サイン屋
- 翻訳・マーケティング
「バイトですか?」と言いたくなるかもですが、現在も全ての仕事を並行して稼いでいます。
依頼に対してYESと言ってきたことで、今でも稼げているのは事実です。
報酬形態もバラバラ、だからバランスが取りやすい
僕が今現在行っている仕事は報酬形態がバラバラです。
- 事業報酬:ブログ、輸入物販
- 労働報酬:サイン、翻訳、マーケティング、ライター
事業報酬は、自分が働かなくても「記事」や「商品」が働いて稼いできてくれます。
労働報酬は、自分が動かない限り稼ぐことはできません。
事業は倒れたら終わりですが、クライアントワークは働けば金になります。
結果、双方で良い感じのバランスが取れているのかなと。
ひょんなキッカケで掴んだ翻訳の仕事
バンコクでとあるスナックに飲みに行った時、アメリカ人の経営者に出会いました。
彼はバンコクでアプリを開発しており、中でも日本人をターゲットにしていました。
彼から「日本人ならアプリの翻訳を手伝ってくれない?」と言われたので、もちろんYESと解答。
今ではマーケティングも任されるようになり、報酬も1日2時間労働で20万円ほど報酬をもらえるようになったんですね。
スタートアップのエキサイティングな感じは、モチベーションも上がってフリーランスの仕事自体に好影響を与えています。
YESと言う素晴らしさを実感した貴重な経験でした。
フリーランスが仕事依頼にYESと言う際の注意点
駆け出しフリーランスがYESというメリットを述べましたが、注意点もあるのでまとめておきますね。
- おかしなクライアントは切ること
- 定期的に単価交渉すること
- YESマンのまま働き続けないこと
おかしなクライアントは切ること
クライアントの中には、完全に「いっちゃってる人」もいるので注意が必要です。
- 低単価なのに納期が短い
- 修正が多くて終わりが見えない
- 仕事内容を理解していない
上記のようなクライアントとは仕事をしない方が良いです。
僕の体験談:2ヶ月の報酬2万5,000円
僕は過去に旅行メディアサイトでメインディレクターというポジションを任されたことがありました。
打ち合わせ時の条件は問題なかったので、実際に挑戦してみましたがひどいものでしたね。
- 1日の労働時間:10時間以上
- 常にPCに張り付いてなければならない
- 報酬:2ヶ月で2万5,000円
「何でこんな安いんですか?」と普通に疑問になりました。
しかし、歯向かうこともできなかったため「辞めます」と言って切りました。
特にIT系のクライアントに多いので、おかしいと感じたらガンガン切っていきましょう。
定期的に単価交渉すること
仕事依頼にYESと言って案件がスタートしたら、定期的に単価交渉をしていきましょう。
低単価な仕事を受けたからと言って、一生安月給で働かなければいけないわけではありません。
クライアントと信頼関係ができたら、少しづつ単価交渉していけば良いのです。
単価交渉のコツはクライアントにギブすること
クライアントが求める仕事ができれば、単価を上げることは難しくありません。
- 仕事の質
- 納品数
- 納期を前倒し
各クライアントで上記のポイントが違ってきますよね。
「この人はどんなことを求めているのかな?」と考えて先回りして仕事ができると最高です。
後は、2ヶ月に1回ほど「単価を上げることはできますか?」と交渉していけばOK。
ギブする精神を忘れなければ、最終的に単価アップすることができるでしょう。
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【大事】フリーランスにはプロ意識が重要な話:断ることもスキルです
YESマンのまま働き続けないこと
YESと答えるのは良いのですが、仕事に慣れてきたら全ての案件を引き受けるのは辞めましょう。
- 低単価な案件
- 単発で次に繋がらない案件
- 興味のない案件
このような仕事にいつまでもYESと答えていると、自分の首を閉め続けることになります。
できるフリーランスになっているにも関わらず、安い案件を引き受ける必要はどこにもないということです。
NOと言うことで生まれる価値もある
あなたに実績が蓄積されてきた場合、安い依頼に対してNOと言うことで泊がつきますよね。
見積もりを出す際も「〇〇円以下では請けません」と発言することで「この人は本物っぽいな」という印象を与えられますよ。
もちろん仕事の完成度が低ければ意味がないので、しっかり実力を示すことも忘れないでくださいね。
フリーランスは基本YESと言っていきましょう
駆け出しのフリーランスが仕事を確保していく上、来る者拒まずYESと言っていくことが意外と重要かなって思います。
- 実績・経験値の蓄積
- 新しい仕事に繋がるキッカケ
- 良質なクライアントとの出会い
上記の通り、フリーランスがYESと答えるメリットは大きいものです。
実績が少ないにも関わらず「割の良い仕事」を探しても、逆に悪いクライアントに引っかかるリスクもありますからね。
フリーランスならリミットを儲けず、可能性のあるものに飛びついていきましょう。
少しでも、あなたのフリーランスライフが好転すれば幸いです。
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