
こんな疑問に答えます。
僕はかれこれフリーランス歴5年目になりました。
今思うとフリーランスになるには、しっかり準備しておくことが何より大切だと思っています。
そんな背景の僕がフリーランスになるためのポイントを解説します。
本記事の内容
フリーランスになるにはフリーランスになる前が大事
結論としてはフリーランスにハードルは全くありません。
何かしらの方法で個人がお金を稼げばフリーランスです。
ただ、今までの経験からフリーランスになるには、フリーランスになる前の行動がとても大事なように思います。
フリーランスになるには
- 時間を作ってスキルをつける
- 副業としてお金を稼いでみる
- 複数のクライアントと仕事をする
という行動をとっておくことが大切です。
時間を作ってスキルをつける
フリーランスとしてお金を稼ぐには、それなりのスキルが必要になります。
例えば
- ライター→ライティングスキル
- エンジニア→プログラミングスキル
- 輸入転売→物販スキル
こんな感じで、お金を稼ぐためのスキルを習得しなければいけません。
当然ながらスキル習得には時間がかかります。
つまり、フリーランスになるには時間を作ってスキルを習得しなければならないんですね。
忙しい人が時間を作る方法
スキル習得の時間を作りたい人は
- SNSを見るのをやめる
- メールチェックの時間を決める
- 朝1時間早く起きる
- テレビをやめる
- 読書をやめる
- 通勤時間を活用する
- 無駄な残業を避ける
などで時間を作りましょう。
意味のない行動を排除すれば、1日1時間〜2時間ほどの時間を空けられるはずです。
生産性のない時間をなくすこで、フリーランスへの道がグッと近づいてきます。
スキルを習得する3つの方法
フリーランスになるためのスキルを習得するには
- 独学:自分のペースでできる
- スクール:効率的に短期間で学べる
- 実践:経験値が上がる
という3つの方法があります。
独学やスクールでスキル習得する際は期間を決めておきましょう。
いつまでにどんなふうになっていたいのかを決めておかないと、なぁなぁになって終わってしまいます。
基礎的なスキルが身についたら、実践してしまうのが1番です。
よく独学しているにも関わらず「自分はまだスキルが未熟だから」という人がいますが、このような考え方だとフリーランスとしてやっていくのは厳しいです。
実践することでお金を稼ぎつつ失敗することができます。
これは最もコスパに優れたスキル習得方法ということを忘れてはいけません。
副業としてお金を稼いでみる
会社員や学生からフリーランスに転身するには、事前に副業としてお金を稼いでみることをおすすめします。
個人で稼ぐ感覚を養いつつ、副業の収入を増やしていく感じです。
副業の収入が会社員の給料と同じレベルになったら、フリーランスとして独立することもできるでしょう。
クラウドソーシングを活用する
Webライターやプログラマーなど、PCで完結できるような仕事ならクラウドソーシングを活用して副業をスタートさせましょう。
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と仕事を受注したい人をマッチングさせるサービスです。
無料の会員登録を済ませるだけで、豊富な案件の中から仕事を選ぶことができます。
人気のクラウドソーシングは
などですね。
フリーランスになりたいなら、全てのクラウドソーシングに登録することを強くおすすめします。
なぜなら、仕事の間口は広いに越したことはありません。
もちろん僕も全てのクラウドソーシングに登録しています。
ちなみにITエンジニアとしてフリーランスを目指しているなら
- ポテパンフリーランス
:コンサルタント付きで駆け出しフリーランスにおすすめ
- クラウドテック
:業界トップクラスの登録社数
- 【midworks】
:「フリーランス」と「正社員」の良いとこ取り
への無料会員登録はマストですね。
どのクラウドソーシングも高額案件が多く、専用のコンサルタントが案件を紹介してくれます。
良質なクライアントに出会えるキッカケにもなるので、ぜひ活用してくだしさい。
複数のクライアントと仕事をする
フリーランスになるには、いくつかのクライアントと同時に仕事をすることをおすすめします。
なぜいくつものクライアントを抱えるのかといえば
- 収入源を分散させる
- スキルアップにつなげる
- 単価が上げやすくなる
などのメリットがあるからです。
これは副業として仕事を行う際も全く同じことが言えます。
1人のクライアントから仕事を受注していると急に収入源がなくなるリスクがあるんです。
複数のクライアント=複数の収入源
ということでして、フリーランスで安定的に稼ぎたいなら絶対やるべきことですね。
僕のライターとしての経験談としては
- 複数のクラウドソーシングで仕事する
- アカウントに評価が貯まる
- 案件に応募しなくても仕事依頼が来るようになる
という感じです。
いくつものクラウドソーシングで仕事をしてクライアントからの評価が蓄積されていくと、他のクライアントがその評価を見て仕事依頼をしてきてくれます。
この流れができるとフリーランスとしても安心ですね。
フリーランスになるための事前準備
副業からお金を稼げるようになってきたら、フリーランスになるための事前準備を済ませておきましょう。
フリーランスを始めるには
- 開業届・青色申告承認申請書
- 確定申告ソフトの契約
- フリーランス保険・補償サービスに登録
という手続きを行います。
開業届・青色申告承認申請書
フリーランスになったら開業届を提出しましょう。
開業届を提出するメリットは、青色申告ができるようになるからです。
青色申告は、簡単に言うと節税効果を得られるお得なものと言えます。
フリーランスになると毎年、所得を申告しなければなりません。
これを確定申告と言います。
フリーランスは
- 白色申告
- 青色申告
という2つの申告方法から選択可能です。
ただし、節税効果が得られるのは青色申告のみ。
フリーランスとして稼いだお金を少しでも手元に残したいなら青色申告一択になります。
開業届を提出する方法は、自治体に行って書類に記入して提出するだけ。
手続きにかかる時間は5分程度ですね。
これで、あなたもフリーランスの仲間入りができます。
開業届を出す際は、青色申告承認申請書にも記入して提出しましょう。
こちらも自治体でもらうことができ、その場で記入可能です。
確定申告ソフトの契約
節税効果の高い青色申告ですが、収支を厳密に記載しなければならないため非常に面倒というデメリットがあります。
領収書をまとめたり、銀行の入出金を計算していくのはかなり時間がかかるもの。
そんな時に便利なのが確定申告ソフトです。
確定申告ソフトを活用すると
- 帳簿記入の自動化
- 銀行、クレジットカードと連携
- 確定申告書類の作成
など、時間がかかる作業を一瞬で終わらせることができます。
フリーランスは作業してなんぼなので、お金にならないことに時間をかけても意味がありません。
つまり、確定申告ソフトの導入はマストということです。
おすすめの確定申告ソフトは
- freee
:フリーランス使用者多数
- やよいの青色申告オンライン
:初年度無料
マネーフォワード クラウド確定申告:月額料金最安
の3つですね。
どの確定申告ソフトもフリーランス向けに開発されたものなので節税効果を最大限活用したい人は必ず導入しておきましょう。
各確定申告ソフトの価格や機能などは、下記の記事にまとめています!
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【比較レビュー】フリーランスにおすすめの確定申告ソフトは3つだけ
フリーランス保険・補償サービスに登録
最後はフリーランス保険・補償サービスに登録すること。
現在ではフリーランス向けに保険・補償が受けられるサービスが登場しています。
このサービスを活用することで、福利厚生から万が一、仕事で賠償責任を問われた際に補償をしてもらうことも可能です。
フリーランスにおすすめの保険・補償サービスは
- フリーランス協会ベネフィットプラン:年会費1万円
- 【Freelance Basic by ランサーズ】
:年会費無料
の2つですね。
フリーランス協会ベネフィットプランは、年会費1万円と格安にも関わらず賠償責任や福利厚生が受けられるサービスです。
Freelance Basicsは、年会費無料の会員登録をするだけで、請求書の管理や税理士さんに格安価格で依頼できたりとかなりおすすめのサービスになっています。
Freelance Basicsは誰でも無料で会員になれるので、時間のある方は今すぐ登録しておくと良いでしょう。
早めに登録しておくことで、安心してフリーランス生活をスタートさせることができますよ。
フリーランスの保険事情や各サービスについては下記の記事で詳しく解説しています!
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【解説記事】フリーランスの保険の種類とおすすめの補償サービス2選
フリーランスはスキルを磨き続けることが最重要
ということで、フリーランスになるには事前にスキルを身につけて、副業をしつつ稼ぐ力を養っていくことがおすすめなんですね。
そして、最も大事なことは、フリーランスなら新しいスキルを磨き続けること。
成長しないフリーランスはライバルの中に埋もれてしまい、仕事の依頼も来なくなるでしょう。
だからこそ、意識的に勉強しつつ新しいビジネスを始める必要があるんです。
フリーランスになるまでのおさらい!
フリーランスになりたいなら、下記のサービスを利用しましょう。
▼初心者向け案件が多いクラウドソーシング▼
- ランサーズ :国内最大手/案件豊富
- クラウドワークス
:国内最大手/ランサーズと異なる案件が見れる
- Bizseek
:手数料最安値/損したくない人必見
- サグーワークス
:ライター専用クラウドソーシング
▼エンジニア向けで高単価なクラウドソーシング▼
- ポテパンフリーランス
:コンサルタント付きで駆け出しフリーランスにおすすめ
- クラウドテック
:業界トップクラスの登録社数
- 【midworks】
:「フリーランス」と「正社員」の良いとこ取り
▼フリーランス向け確定申告ソフト▼
- freee
:フリーランス使用者多数
- やよいの青色申告オンライン
:初年度無料
マネーフォワード クラウド確定申告:月額料金最安
▼フリーランス向け保険・補償サービス▼
- フリーランス協会ベネフィットプラン:年会費1万円
- 【Freelance Basic by ランサーズ】
:年会費無料
初めは登録が面倒に感じるかもですが、初期の段階で登録作業を済ませておけば、フリーランスとしてスムーズにスタートを切ることができるはず。
フリーランスは会社員とは異なり、全てが自己責任の世界です。
ダラケていれば稼げなくなりますし、頑張れば確実に成果を得られます。
ぜひ、今回の情報を参考にフリーランスへの第一歩を踏み出してみてくださいね!
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