大企業がリストラを続ける今、個人で稼ぐ時代が来たと言われています。
企業で働いている人の中には、以下のような思いを抱えている方も多いのではないでしょうか?
- 一生ここで働き続けるのか
- このままでは幸せになれる気がしない
- 将来に不安しか感じない
以前は「親と子」のように守ってくれる存在だった企業ですが、今では「顔見知り」のような存在になりました。
「個人が稼げる時代」と言いますが、実際は「個人で稼がなければいけない時代」なのかもしれません。
この記事でお伝えしたいことは、何も「フリーランスになれ」とか「副業をしろ」ということではなく、あなた自身が稼げる力を身につけてリスクに備えようということです。
オンラインで仕事をしつつ海外を転々とする僕が、個人で稼ぐ時代について解説します。
なぜ個人で稼ぐ時代と言われるようになってきたのか?
しかし、なぜ今になって「個人で稼ぐ時代」と言われはじめたのでしょうか?
僕は下記のような理由があると考えます。
- 大企業は太りすぎてダイエットを始めた(リストラ)
- 年収200万以下?ワーキングプアもいる
- 会社で年収を上げるのはキツイという現実
大企業は太りすぎてダイエットを始めた(リストラ)
一昔前は「大企業=安定」でしたが、今はどうでしょうか?
僕の印象は美味しいものを食べすぎて太りすぎてしまったように見えます。
結果、身動きがとりづらくなり、動けないからこそ筋肉も減ってしまった。
企業を人に例えると
- 筋肉:資金
- 脂肪:不要な人材、仕事、オフィスなど
に置き換えられるかなと。
業績が伸びている時は、人材を確保したり役員報酬を上げたり、大きなオフィスを借りたりなどスケールアップしていきます。
社会人からすれば「あの会社に入れたら幸せなんだろうな」と思ったことでしょう。
しかし、現在の大企業は抱えすぎた人材や払い過ぎな給料を見直し、リストラを始めました。
働き盛りで明るい未来を想像し始めた45歳以上の社員がリストラの対象になる時代です。
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【日本やばい】大企業が45歳以上に対し早期退職を募集■対策法は?
人間と同じように企業もダイエットに励みだした今、個人で稼ぐ時代と言われるのは当然の流れなのかもしれません。
年収200万以下?ワーキングプアもいる
大企業では未だ高い給料をもらっている人がいる一方で、年収が200万円以下のワーキングプアと呼ばれる人もいます。
ワーキングプアの特徴は働けどジリ貧から抜け出せない人たちで、生活費を捻出するのもやっとという層のことです。
しかしですね、注目してほしいのはワーキングプアが社会の基盤を支えてたりすること。
- 学校の給食
- 公共施設の清掃・警備
- 農業
上記のような職業ではワーキングプアになりやすい傾向にあるようです。
正直言って辛すぎますよね。
中には家庭を持っている人も沢山いるのに「仕事してるのに貧乏」っていうのは、今の日本の物価などを考えた時、決して満足のいく生活はできないはず。
ワーキングプアに含まれる人の中には
- 雇われることに限界を感じてる
- でも何をすれば良いのか分からない
というジレンマを抱えている人も沢山いるでしょう。
こういった背景も個人が稼ぐ時代の波を後押ししていると感じます。
会社で年収を上げるのはキツイという現実
大企業を見てみると高い給料を払っていた45歳以上の社員をリストラしていることが分かります。
そんな状況の中で、会社員が年収を上げていくのは難しい。
「会社のために働いたにも関わらず、給料はたった5,000円しか上がらなかった」という経験がある方も多いのではないでしょうか。
「いやいや俺は2万円上がったよ」という方もいるでしょう。しかし、あなたの労力と昇給具合はバランスが取れているのか考えてほしい。
どこかで「給料が上がっただけマシだ」と割り切ってしまっていないでしょうか。
本来、仕事というのは対等な対価を受け取れて当然のはずです。
にも関わらず、給与に反映されないシステムはすでに崩壊していると言っても良いでしょう。
企業で満足のいく収入が得られないとなれば、目を向けるのは「個人で稼ぐこと」に他なりません。
企業と社員に「親と子」の関係がなくなった今、個人で稼ぐべき時代が到来したのは確かです。
個人で稼ぐ時代はすでに始まっているし今後も加速する
個人で稼ぐ時代とは言うものの「本当にそんなことができるのか?」と疑問視している方もいるでしょう。
ここでは、個人が稼ぎやすくなっている理由について解説します。
- 個人で稼ぐインフラはすでに整っている
- インターネットは拡声器:個人を後押しする
- 強い個人の集団は企業にも匹敵する
個人で稼ぐインフラはすでに整っている
知らない人も多いかもしれませんが、今の日本は個人で稼ぐインフラがバッチリ整っています。
- クラウドソーシング
- フリーランス向け案件紹介サービス
- スキルが習得できるオンラインサービス
- SNS
上記のような稼ぐためのツールが揃ったことで、僕たちは個人で稼ぎやすくなりました。
例えば、僕がフリーランスになれたのは下記サービスを活用したからです。
輸入物販の場合
- オンライン教材で基礎を勉強
- 中国から商品を輸入
- Amazon、ヤフオク、メルカリのプラットフォームで販売
ライターの場合
- 知識ゼロでクラウドソーシングに登録
- 未経験OKの案件を受注→納品
- スキルアップしつつ単価アップ
ブログ
- ブログの始め方をググる
- ブログ開設→記事を書く
- アフィリエイトから収益を得る
上記はインフラが整っていたからこそ実現できました。
オンラインサービスを活用することで、お金を稼ぐことは誰でもできます。
個人で真剣に稼ごうと考えたらワーキングプアになんてなることはありません。
僕の感覚では、個人で稼げるインフラはどんどん拡大しています。
YouTubeなんかは分かりやすいですよね。
こういったほぼ無料で活用できるインフラを活用し、時代にあった職業を選択することで収入を確保していけるのが今なのかなと思います。
インターネットは拡声器:個人を後押しする
インターネットは良くも悪くも拡声器のようなもの。
- ブログで自分をアピール
- Twitterで共感を得てフォロワーを増やす
- YouTubeで世界中にコンテンツを発信
上記のようなことはインターネットが浸透する前は考えられませんでした。
資金のある大企業のみが新聞、テレビ、雑誌などで自社をアピールでき知名度を獲得できていましたよね。
しかし、今は個人でも大企業と同じことが無料でできる時代です。
Twitterを見てみれば大企業の公式アカウントよりも個人のアカウントの方がフォロワーが多いことは珍しいことではありません。
だからこそ、企業はフォロワーの多いインフルエンサーに仕事を依頼するのです。
企業が個人の力を借りる時代、すでにパワーバランスは歪んでいます。
個人が企業と同じ土台で戦えるようになった今、企業に属している必要があるでしょうか。
あなたが今「個人で稼ぐのは怖い」と考えているのであれば、それこそが時代に合ってない考え方ということを冷静に考えてみてほしい。
なぜなら、例えばあなたが個人ブログを始めて「個人で稼ぐなんて怖い!」と発信するだけでお金が稼げてしまう可能性すらあるからです。
強い個人の集団は企業にも匹敵する
世界を転々としつついろいろな人と働き方について話してきた僕の感覚としては、今後強い個人が集まって仕事をする機会は増えていくと感じます。
例えば、個人の優秀なマーケターとエンジニア、ライターという3名が組めば、たった3名で新しいサービスを立ち上げて有名にすることもできるでしょう。
もちろんサービスをスケールアップさせる過程で人員を増やしていきますが、アイデアと実行力さえあれば莫大な利益を上げることも可能です。
腰が重い企業は個人が生み出したサービスを真似して稼ぐようになるかなと。
革新的なサービスは常に少人数から生まれています。
- YouTube
- Apple
- PayPal
今では超有名な大企業ですが、はじめは個人の集団によって作られました。
身軽に動けてリスクの少ない個人だからこそお金を稼ぐ伸びしろがあるのかなと感じますね。
AIは人の仕事を奪うのか?
時代の進化に伴い心配されているのが「AIによって人間の仕事が奪われるのではないか」という問題です。
AIに仕事が奪われるなら個人で稼ぐとか言ってられませんよね。
結論から言えば
- 機械にできる仕事は代替えされる
- オリジナリティのある仕事は残る
ということ。
スーパーのレジや品出し、配送業、Webサイトの作成などはAIやロボティクスによって奪われる現実はくるはず。
例えば、中国の雄安新区では以下のようなことが今の日常です。
- コンビニ:完全無人化
- 屋台:決済はスマホか顔認証
- 配送:無人カートが自宅まで届ける
このようなことが現実に起きていることを考えると、今後日本でも無人化が進むことは簡単に予想できます。
しかし、実際は全ての仕事をとって変わられることはないかと。
どちらかというと「僕とAIで新しい仕事を生み出す」というイメージが近い未来で起こると思います。
- AIサービスを使ってWebサイトを量産
- ドローンを使って個人同士が物をやり取り
- 遠隔操作で海外の病人を手術
このように上手く共存する姿勢のある人は生き残れるのではと思います。
単純労働でお金を稼げる時代は終了し、人間はよりクリエイティブな仕事をする必要性が出てくるでしょう。
未来の働き方についてはリンダグラットン氏による以下2冊の本が参考になります。
個人で稼ぐ時代におすすめのビジネス
最後に個人で稼ぎやすいおすすめのビジネスを紹介します。
インフラを活用して誰でも始めることができる職業なので、今の現状に不安を感じている方は、個人の身軽さを活かして挑戦してみてはいかがでしょうか。
- 名刺と収益:個人ブログ
- ライティングスキル向上:ライター
- ニーズ拡大:プログラマー
名刺と収益:個人ブログ
個人ブログはオンライン上の名刺になると同時に収益源にもなる優秀なビジネスです。
個人ブログの収益源は
- アフィリエイト
- 自分の商品を売る
というシンプルなもの。
あなたがメッセージを発信して共感してくれる人を集めることで収入を得ることができるようになります。
僕は真剣にブログを始めて6ヶ月ほどですが月2万円ほど収入が入るようになりました。
完全放置しても月2万円入るのがブログの良いところですね。
継続的に収入がほしい方におすすめのビジネスです。
ちなみに「ブログで稼げる時代は終わった」と言われる現在ですが、僕はこの意見に反対です。
正確に言えばブログで稼ぐ方法は年々変化するというのが本質かなと。
SNSを活用したりYouTubeも組み合わせたりするのが今の主流になっています。
今後も文章を読む人は一定数いるでしょうし、ブログを活用して新しい仕事を生み出すことはいくらでもできるはず。
これは今後の僕が証明していきますね(笑)
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体験談】副業ブログのメリット・デメリット:ブログ運営の始め方も
ライティングスキル向上:ライター
現在、僕のメインの収入源になっているのがライターです。
誰でも始められる分、最初の単価は安いですが「書けば金になる」という仕組みなのでお金を増やしたい方に最適です。
会社員で年収が上がらないと悩んでいる方は、ライターで初月から2万円稼ぐ方が幸せになれるはず。
案件はクラウドソーシングからいくらでも引っ張ってこれますよ。
ライターは労働収入なので働いた分だけお金になる仕事です。
自分が努力に見合った報酬がほしい方は、下記記事を参考に実践してみてくださいね。
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【執筆】ライターでノマドワーカーになる!登録すべきサイトと考え方
ニーズ拡大:プログラマー
AIやWebサービス、アプリ開発などを行うプログラマーは需要が伸び続けている職業です。
プログラミングスキルがなければ仕事ができませんが、プログラミングスクールや無料で学べるオンラインサービスも沢山リリースされています。
プログラミングスクールの中には無料で就職できたり、フリーランスの独立支援サービスまでついているものもあるんです。
一般的に「プログラミングスクール=高い」というイメージがあるようですが、たった20万円ほどで個人で稼ぐ力が身につくなら破格すぎると思います。
手に職をつけて収入アップしたい方は、ぜひ下記記事からプログラミングスクールを体験してみてください。
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個人で稼ぐ時代に最適化した人間を目指そう
今後は個人で稼ぐ時代に最適化できる人間が幸せを掴めるのかなと感じます。
自分でビジネスを立ち上げたり、クラウドソーシングやオンラインテクノロジーを活用して仕事をするなど、時代性に合った働き方が求めれれているのは間違いありません。
「人生100年時代」とも言われ寿命が伸びている今、若い世代には様々な重りがのしかかっています。
個人という身軽に動きやすい特性と活かして、その時々に合った仕事をする意識を持っていきましょう。
まずは今回の情報を参考にあなたなりのアクションを起こしてみてくださいね。
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【緊急】人生100年時代の働き方:全ての人に共通するリスクと稼ぎ方