
こんな疑問に答えます。
僕はフリーランス歴6年以上ですが、ちょっと前まで仕事のミスが多い人間でした。
そんな自分に嫌気が指したので改善策を考えて実行した結果、仕事が上手くいくようになりました。
そんな背景の僕が、仕事のミスが多い人の特徴と改善策をお届けします。
本記事の内容
仕事でミスが多い人の特徴と改善方法
仕事で何度もミスをしてしまう人には
- 「自分はミスが多い」と思い込んでいる
- 注意力が散漫になっている
- 仕事完了→放置したまま
- デスクトップが汚い
という特徴があるかなと。
ここでは、上記の特徴の解説と改善策を紹介します。
「自分はミスが多い…」と思い込んでる
簡単に言うと、ネガティブ思考の人ですね。
- 自分はできない人間だ
- ミスが多いから嫌われてるのでは?
- 仕事ができる人間にはなれない
ミスをするのは人間誰しもあることですが、その後に「自分は〇〇だから」とネガティブ思考になってしまう人は、さらにミスを重ねやすいですね。
ネガティブ思考が強い人は
- 幼少期にいじめられた
- 親から嫌われていた
- バイトをクビになった
など、人間関係のトラウマが原因になっていることが多いです。
何をするにも過去を引きずっているため「できない人」というポジションからスタートすることになります。
できない人間→ミスするのも当然→ミスする→やっぱりな…と納得
僕はまさにこのタイプでした。
改善策:論理的に考えるクセを付ける
ネガティブマインドと決別するには、論理的に考えるクセを付けるのがおすすめ。
冷静かつ論理的に物事を捉えれば、自分がそれほどダメな人間ではないことが分かるはずです。
まずは直近でミスしたことをノートに書き出しましょう。
- 仕事上のミスをリストアップ
- 似たようなミスをグループ分け
- ミスした状況をメモ
- ミスした原因を究明
- 改善策を見つける
このステップを踏むことで、ネガティブな人でも論理的に改善点を見出だせます。
状況は違うものの、似たようなミスを連発している人は、論理的に考えることで根本的な原因にたどり着くことができますよ。
週に1回ペースで論理的思考の練習をしていけば「自分はできない」という思い込みがあっても、仕事のミスは確実に減らせます。
注意力が散漫になっている
他のことに気を取られてやるべきことに集中できてないと、ミスが多くなってしまいます。
- 書類作成しながらメールチェック
- SNSを見ながらアプリ開発
- プレゼン中に夕食のことを考えている
「〇〇しながら△△する」って感じだと、1つのことに対する注意力が散漫になりますよね。
気づかずにマルチタスクしてる人も多いので「なんで自分は仕事でミスってばかりなんだ?」と落ち込んでしまうことも。
大事な仕事で注意力が散漫になっていれば、大きなミスに発展してしまうでしょう。
ちなみに僕は、YouTubeでラジオを聴きつつライター業をしていたので
- ラジオから日本語が聞こえる
- 記事作成で誤字脱字が連発
という自業自得なミスを犯していました。
改善策:マルチタスクをやめる
注意力を取り戻す改善策は、シンプルにマルチタスクをやめることですね。
結論、マルチタスクは脳への負荷が高すぎるので今すぐにやめるべき。
1つのことに取り組むようにすれば、ミスが減るどころか生産性も上がりますよ。
ただ、今まで気づかないうちにマルチタスクしていた人はシングルタスクにするまで慣れが必要です。
- マルチタスクしてることに気づく
- 最優先の作業はどれか考える
- 1つの作業に集中する
マルチタスクをしている自分に気づく度に、優先するべき作業に戻りましょう。
このステップを繰り返すと、徐々にミスも減っていきます。
僕は2週間ほどで「シングルタスクだと集中できる」と実感しました。
まずは1つのことに集中する練習をしてみると良いですよ。
仕事完了→放置したまま
シンプルに確認不足ですね。
どんな仕事でも、完了した後に振り返らなければ、ミスがあったことすら気づきません。
プロジェクトの規模が大きくなればなるほど、ミスの量も多くなるでしょう。
僕はライター業をしていますが、記事を書き終えた後に確認作業をすると、ほぼほぼ誤字脱字が見つかります。
ミスを連発してた以前の僕は
- 記事の執筆に集中→体力消耗
- 記事が完成→超疲れてる
- 確認しないでクライアントに納品
といった感じで、最終的にクライアントが離れていってしまいました。
自分の中では「誤字脱字は小さなミスだから大丈夫」なんて思ってましたが、そんなことではフリーランスは務まりませんでしたね。
確認作業を仕事として捉えていないと、ミスをしても仕方ありません。
改善策:確認作業をルーティン化する
放置プレイを繰り返していた方は、確認作業をルーティン化すれば劇的にミスを減らせますよ。
- 仕事を終える
- 確認する
- ミスを修正→納品
文章で見てみれば「当たり前でしょ」と思うかもですが、今まで確認作業をしてこなかった人にとっては結構面倒なことのはず。
面倒くさがって適当に確認してもミスを探せないかもしれません。
そこで、僕がおすすめするのは「次の日に確認すること」です。
日を変えてミスをチェックすると意外なほどに見つかります。
頭も冴えているので、改善点がバンバン見えてきますよ。
例えば、僕の場合なら
- 言い回しがおかしい
- 連続で同じ接続詞を使ってる
- 誤字脱字
誤字脱字だけでなく「もっと良い記事」にすることができるんです。
この法則に気づいてから、確認作業は基本的に次の日にするようになりました。
シンプルですが、ミスを減らすのに効果的なので試してみてくださいね。
デスクトップが汚い
デスクトップが汚いと効率的に作業できなくて、ミスを犯しがちです。
「あのファイルどこだっけ…」
上記のような時間が増えると、脳は確実にストレスを覚えます。
結果、重要なタスクに集中できない→ミスが多くなるという流れですね。
PCのデスクトップは検索で見つけられますが、リアルな机の場合はめちゃくちゃ困難なはず。
特に大量の書類を扱っている人からすると、精神的な消耗度はかなりのものかなと。
机が汚いだけで、仕事のミスが多くなるなんて切ないですね。
改善策:ファイルを整理整頓する
改善策はシンプルにデスクトップを綺麗にすることです。
常にどこに何があるのか分かるようにしておけば、探す時間が少なくなり集中力も維持しやすくなりますよ。
- 不要なファイルを削除
- 忘れにくい名前をつけてファイリング
- 整理する日をスケジュールに登録
このような行動を繰り返せば、仕事で凡ミスする率も少なくなっていくでしょう。
注意点としては「整理整頓ばかりしてやるべきことをおろそかにすること」です。
目的は仕事のミスを減らして生産性を高めることですよね。
難しい仕事を目の前にして「う〜ん分からないからとりあえずデスクを整頓…」なんてしてると、成果を出しにくい人間になってしまうので気をつけてくださいね。
「毎月〇〇日は整理整頓する」
上記のような感じで、予めスケジュールに登録しておくことをおすすめします。
仕事のミスが多い人に試してほしい3つの行動
結論、頭がいっぱいになってしまっていると「考えられない→ミスしやすい」という負の連鎖を起こすのかなと。
PCもスマホもアプリを立ち上げすぎると、動きが悪くなったり落ちたりしますよね。
頭を常に空にしておけば、パフォーマンスを低下させずに済むはず。
そこで、おすすめの「頭を空っぽにする方法」をまとめました。
- 思い込みをリセット!瞑想する
- 就寝1時間前の情報収集をやめる
- 朝一番にスマホを見るのをやめる
思い込みをリセット!瞑想する
ネガティブマインドをリセットするのにおすすめなのが瞑想です。
瞑想は頭を空っぽにする最善の方法で、しかも無料。
僕は瞑想大好きなので寝起きはもちろん、作業中もしたりしてます。
瞑想の方法:超シンプルです
めちゃくちゃ簡単に説明します。
- 椅子に座る or 寝る
- 背筋を伸ばして顎を引く
- 体をリラックスさせて目を閉じる
- 鼻から息をゆっくり吸う
- 鼻から息をゆっくり吐く
深呼吸は5〜15分ほど行ってください。
1回の深呼吸は15秒くらい、1分で4回深呼吸する感じが丁度良いです。
僕はコンパクトに5分だけ瞑想してます。
雑念が湧くので頭の中でゴミ箱に捨てましょう
瞑想すると確実に雑念が湧いてきます。
しかし、瞑想の目的は深呼吸に集中すること(シングルタスク)なので、雑念を無視することが大切です。
おすすめの方法は頭の中にゴミ箱を作って雑念をまるごと捨てること。
できれば蓋付きのゴミ箱で捨てる→蓋を閉めるが良いですね。
ただただ深呼吸を徹底することで、頭をリフレッシュできます。
詳しい瞑想の効果は下記記事を読んでみてください。
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瞑想の効果を解説!〜現代人に最適な方法と考え方〜
就寝1時間前の情報収集をやめる
次は寝る1時間前はあらゆる情報収集をやめることです。
- テレビ
- スマホ
- PC
- 雑誌
- 新聞
情報をインプットすると、脳は整理しようと働きだします。
結果、寝てる間も負荷がかかり続けて疲れてしまうんですね。
仕事でミスが多い人の中には、常に情報に触れている人が沢山います。
無駄な情報のインプットをやめると、頭に余裕ができてミスを減らせるはず。
何もしない時間は現代人にとってリッチです
情報量が膨大化した現代では、無の時間を取りにくくなっています。
何もしない時間を生活に取り入れることは超贅沢なことなんですね。
「でも、何かしらしてないと落ち着かない…」
しかし、常に何かしているから頭がいっぱいになって、仕事でミスが多くなるんです。
まずは何もしない時間を作って、頭を休ませてあげましょう。
朝一番にスマホを見るのをやめる
せっかく寝る前に情報収集をやめたなら、朝一番の行動にも気を配りましょう。
特におすすめしたいのが、朝一発目のスマホいじりをやめること。
- メールチェック
- SNSの閲覧
- YouTubeを見る
上記のような行動をやめると、朝一のストレスが減るため1日の生産性が上がります。
情報にはネガティブな要素が沢山入っている
例えば、目が覚めて最初にinstagramを見たとしましょう。
すると以下のような事態が起こります。
- 〇〇ちゃんは海外旅行か…
- 〇〇はまた外食の写真載せてウザいんだけど
- 〇〇はいつも盛った写真載せてるな
instagramを見て、上記のような感情が湧いた経験のある人は沢山いるはず。
これって朝からいらない情報を摂取して、自らネガティブ思考を取り入れている代表例ですよね。
instagramを見なければ、負の感情も湧かないはずです。
寝起きは瞑想とストレッチをしましょう
朝一発目は瞑想とストレッチがおすすめです。
なぜなら、人間の脳は寝ている間も動作していて疲れているから。
昨日インプットした情報を整理するため、意外と負荷がかかっているんです。
朝一発目から脳に「考えない時間」を与えてあげると、1日の生産性が向上します。
ストレスを感じにくくなり、集中力も上がるんですね。
仕事でミスを連発している方は、集中力や注意力が足りてません。
だからこそ、朝の時間をどう使うかが大切なんですね。
2週間ほどで効果を実感できると思うので、ぜひ試してみてくださいね。
仕事のミスが多くても落ち込まないでOK
仕事のミスが多い人には、原因があるものです。
- 自身のマインド
- 考える順番
- 時間の使い方
ミスが多いなら、自分を見つめる+頭を空にする時間を作りましょう。
思考と行動を変えることで、新しい自分に出会えるはずですよ。
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【仕事にやる気はいらない】モチベーションに頼らない仕事術を身に着けろ