こんな疑問に答えます。
僕はフリーランス歴6年ほど。過去に何度もダラダラ仕事して萎えていました。そんな自分が嫌いだったので、問題の解決策を試し続けて改善してきました。そんな背景の僕が「フリーランスのダラダラ問題」を解消するヒントを紹介します。
そもそもダラダラしちゃうフリーランスは自分と向き合おう

はじめに覚えておいてほしいのが、ついついダラダラ働いてしまうフリーランスは結構な問題を抱えていると自覚するべきです。
なぜなら、自分でフリーランスになると決意したにも関わらず、ダラダラ仕事するのは「自分との約束を破っている」ようなものだから。
フリーランスは全責任を背負うポジションです。
しかし、自分との約束も守れない人間が、他人との約束を守れるのかと思いませんか?
実際、ダラダラ仕事して納期に遅れるフリーランスは沢山いますよね。
信用が命のフリーランス。
「ダラダラ仕事しちゃうんだよね〜」というのは、非常に重い問題ということを忘れないでくださいね。
無理して働きすぎる必要は全くないが、ダラダラ仕事をするべきではない
フリーランスなら常に頭の片隅にしまっておきましょう。
フリーランスのダラダラを解消する5つのヒント

どうしても気分が乗らない時や、調子が悪い時は以下5つのヒントを参考にしてみてください。
- 家以外に仕事場を設ける
- 勤務時間を決める
- 締め切りのある仕事を詰める
- 昼寝を取り入れる
- 休日を作って思いっきり遊ぶ
①家以外に仕事場を設ける
在宅勤務でついついダラダラしてしまうなら、家以外の場所で仕事しましょう。
- カフェ
- コワーキングスペース
- レンタルオフィス
プライベートな空間よりも、他人の目がある場所の方がなんだかんだ集中できたりします。
また、外にでる行為は
- 着替え
- 出勤
- 体を動かす
など、在宅勤務とは異なる行動が加わります。
「家でダラダラしちゃうから、外で仕事する」
とてもシンプルな法則ですね。
できればカフェは避けよう
カフェで仕事するフリーランスは多いと思いますが、ノイズが多かったりするのでコワーキングスペースなどを利用するのがおすすめです。
- 話し声
- 料理の臭い
- 周りからの目
特に日本のカフェで仕事してると、集中しにくいことも少なくありません。
目的は「仕事に集中するため」なので、作業場として優秀な場所を選ぶようにしましょう。
②勤務時間を決める
勤務時間を決めてメリハリをつけるのも、1つのテクニックとして有効です。
会社員と同じように「〇〇時〜〇〇時まで働く」と設定しておけば、誘惑に「No」と言える材料になりますよね。
ダラダラしそうになったら「〇〇時までは働こう」と気合を入れ直しましょう。
勤務時間は変動させないこと
「今日は〇〇時〜〇〇時までで良いや」みたいになると、次第にダラダラした生活に戻ってしまいます。
本来、会社員のように働きたくないとフリーランスになった人も多いはずです。
しかし、フリーランスの「自由」は時として堕落する罠になるので、自分に甘い人は定時制にすることをおすすめします。
③締め切りのある仕事を詰める
納期がある仕事を詰め込んで「やるしかない」状況を作るのも良いですね。
前述した通り、フリーランスは信用が何よりも重要です。
納期割れして信用を失くしたら長期的に稼ぐことはできません。
事前に納期のある仕事を詰め込んで自分を追い込むと、ダラダラしている暇がなくなって自然と作業に集中できるようになりますよ。
無理なスケジュールを設定しないこと
納期のある仕事でスケジュールを埋める際は、忙しくしすぎないように注意してくださいね。
自分でガチガチにスケジュールを設定して、納期に間に合わなかったら元も子もありません。
完遂できる範囲の中で、仕事を受注するようにしましょう。
④昼寝を取り入れる
ランチの後に昼寝をすると、午後のパフォーマンスが落ちにくくなります。
15〜30分ほど昼寝することで、脳をリフレッシュすることができるんですね。
「いつも午後になると集中力が切れるな」という方は、試す価値アリですよ。
30分以上寝ないこと
昼寝をする際は30分以上寝てしまわないように注意してください。
長時間寝てしまうと、眠気が取れなくなりパフォーマンスが余計に低下してしまいます。
スマホでアラームをセットするなどして、寝すぎないようにしましょう。
⑤休日を作って思いっきり遊ぶ
全く休みを取らず、毎日ダラダラ働いているなら思い切って休んでしまいましょう。
フリーランスは仕事とプライベートの境がなくなりがちで、休日を取らない人も沢山います。
しかし、実はこの働き方こそがダラダラの問題を生み出していることもあるんです。
フリーランスになってから休日を作ったことがない人は、マジで試してみるべきですよ。
休日は非日常を楽しもう
普通にゆっくり休むのも良いですが、どうせなら休日にしかできないことをした方が良いかなと。
- 小旅行へ出かける
- 映画を見に行く
- ショッピングに出かける
- 趣味の時間にどっぷり浸る
- 友達に会いに行く
あなたにとって非日常的な体験をすると、脳は新しい刺激に喜びます。
人間、毎日が同じ生活になってしまうとついついダラダラしてしまうものです。
リフレッシュの時間を設けて、楽しい時間を過ごしてみましょう。
ダラダラしてしまうフリーランスが覚えておくべきこと

ダラダラしてしまう日常を改善したいフリーランスが覚えておくべきことは、以下の通りです。
- 時間管理ツールを使っても問題は解決しない
- 仕事はやる気に頼るべきではない
- 体調管理は仕事の1つである
時間管理ツールを使っても問題は解決しない
どんなに便利なツールを使っても、ダラダラの根本を解決できるわけではありません。
ツールはあくまで補助的なものでしかないからですね。
堕落した生活を変えるには、ツールではなく覚悟が必要ということ。
ツールの罠にハマらないように!
時間管理ツールのマニアになってしまうと、ツールを使うことが目的になって生産性が下がります。
以前の僕は、完全なタスク管理ツールオタクでした。
- 有料ツールに課金
- 月に1回は新しいツールを購入
- 1日1時間ほどツールに向き合う
上記のような感じで、生産性向上とは程遠い行動をしていましたね(笑)
個人的な経験談としては、時間管理ツールを使うと物事を複雑にするだけかなと。
紙とペンで完結できるくらい簡素化しておく方が生産性を上げやすいですよ。
ダラダラはツールじゃ解決できない
この事実を忘れないでくださいね。
仕事はやる気に頼るべきではない
ダラダラしてしまうフリーランスは「仕事にやる気が出ないな〜」と思っているのではないでしょうか?
しかし、結論から言えば仕事にやる気はいりません。
なぜなら、やる気に頼ってしまうと仕事の質に波が出るからです。
フリーランスとして一定のクオリティを保って仕事をしたいなら、やる気に任せるのではなく「いつでも良い仕事ができる仕組み」を作ることが大切ですよ。
仕事の生産性を保つには習慣化が最適
コンディションが違っても、毎日同じ作業をすることで質を保ちやすくなります。
- 優先順位をつけて大事な作業を明確化
- 作業をルーティン化して決断の回数を減らす
- 毎日一定の仕事をする
習慣化すると、歯磨きと同じ感覚で仕事ができます。
歯磨きはやる気がなくてもできますよね?
仕事でも同じように迷わず行動できるような環境を作ってしまおうということです。
風邪でもモチベーションが低くても、同じ成果が出せるようなフリーランスを目指しましょう。

体調管理は仕事の1つである
フリーランスなら体調管理を怠ってはいけません。
頻繁に風邪とかひいてたら仕事も捗らないはず。
健康であることはフリーランスにとって仕事の1つと言えるでしょう。
健康のインプットとアウトプット
体調管理を行う際は、健康に対するインプットとアウトプットを理解しておくことをおすすめします。
- インプット:食事
- アウトプット:運動
良質な食事と適度な運動を行うことで、体を健康に保つことができます。
化学調味料や合成着色料などのケミカル食品は、人間のメンタルを弱らせることも分かってきました。
フリーランスは心身ともに健康であることが大切です。
常にフレッシュでダラダラ感を生み出さない体を追求していきましょう。

フリーランスならダラダラせずにメリハリをつけていこう
フリーランスになると、自由度が高いからこそダラダラしてしまうこともありますよね。
しかし、仕事で成果を出し続けるには、常に一定のパフォーマンスを出していかなければなりません。
パフォーマンスを保つには、仕事とプライベートにメリハリをつけることが重要かなと。
今回、紹介したヒントが、あなたにとってオンとオフを切り分けるタイミングになれば幸いです。
