海外ノマドって孤独を感じて切なくなることも多いです。
僕は現在海外ノマドとして8ヶ月ほど経ちましたが、毎日が充実しているわけではありません(笑)
そんな背景の僕が、海外ノマドが孤独になる原因と解決策をお届けします。
海外ノマドが孤独を感じる原因

キラキラしたイメージの海外ノマドですが、なぜ孤独を感じてしまうのか。この点について原因を考えてみました。
海外で1人ぼっちだから
まず、海外ノマドは基本的に1人で行動するので孤独を感じる機会が多いです。
海外ノマドのほとんどがフリーランス。
- 1人で仕事をこなす
- リモートワークで仕事をする
みたいな場合が多いので、基本的に1人の時間が長いんですね。
ましてや日本ではなく海外で1人。考えただけで孤独ということが分かりますよね?僕も海外ノマドを始めた当初はバンコクでアパートを借りたのですが、言葉も通じないし友達いないしで非常に孤独でした。
今日から生活の拠点をバンコクに移した!
基本的に部屋にこもって作業するから変わらないけど、物価が安い国だから生活費を下げられます😄
ちなみにこのアパートで家賃2万円!
快適です。ライターになって良かった(笑) pic.twitter.com/ttSAiO8x0Z— TaroMoteki@イヴォワール (@motekispace) 2018年5月2日
1週間くらいで「自分、孤独だな」と実感しましたね(笑)
ただ、個人的には1人の時間が大好きなので、心が折れてしまうことは全くありませんでした。単純に誰もいなくて寂しいなという感じでしょうか。
誰かと遊びたいと思っても、現地に友達がいなければ気軽に遊ぶこともできません。またどんなに素晴らしい場所でも、毎日同じ場所にいれば感激も薄くなります。1人でいることによって、孤独を感じるのは当たり前のことですね。
友達と疎遠になる&価値観が合わなくなる
海外ノマドとして、海外で仕事しながら生活するは日本での生活とは全く違うものです。そのため、自然と価値観も変わっていき、今まで普通に仲良しだった友達と話が合わなくなります。
環境が働き方が変われば価値観も変わるわけでして、話が合わなってしまうのも当然と言えるでしょう。海外ノマドになると同時にフリーランスになった人なら、最悪普通に話せる友達はほとんどいなくなります。
今まで普通に聞けていた話がつまらなく感じてしまう瞬間は、孤独を感じますね。人によっては「海外ノマドなんてならなければよかった」と思うかもしれません。
言葉の壁が立ちはだかってしまった
海外で生活を始めると言葉の壁が立ちはだかります。
日本語しか話せない人でも生活を送ることは普通にできるんですが、孤独を感じずにはいられなくなるはず。
- 道が分からなくなっても聞けない
- 話しかけられても理解できない
- 友達を作ろうにも作れない
こんな感じで、言葉が分からないと切ない結果になってしまうことはよくあります。
日本人は消極的な人が多いので、分からないことを「分かりません!」と言える人は少ないんじゃないかな?どんなに優しい人でも何度も「What?」と聞き返していれば、話しかけられる回数はしだいに減っていきます。
僕は片言の英語が喋れますが、海外ノマドをスタートする場所として選んだバンコクの田舎街では英語を喋れる人はいませんでした。これだけで孤独と感じる機会が一気に増えましたね。
日本語しか喋れない人は、日本人と固まっていない限り孤独になってしまうでしょう。
海外ノマドの孤独を解消する3つの解決策

海外ノマドが孤独を感じてしまうのは、仕方のないことのように感じます。しかし、自分の動き方次第では孤独を解消することもできますよ。
僕がおすすめする孤独の解決策は
- 英語を学習する
- ゲストハウスに長居する
- 読書をする
の3つの方法です。
これは僕の体験談でもあるので、ある程度信頼できる情報かなと思います。
英語を学習する
まずは言葉の壁をなくすのが一番良いでしょう。
多くの国で公用語になっている英語が理解できるようになれば、その分コミュニケーションの幅も広がっていきます。
- 外国人ノマドワーカーと話せる
- 旅行者と気軽に会話できる
- 分からないことを英語で聞くことができる
こんな感じで、英語ができるだけで沢山のメリットを受けることができるんですね。
あと、地味に嬉しいのが観光スポットの歴史なんかも分かるようになります。海外の観光スポットの説明書きは基本英語なので、意味を理解したい人にとっても英語が役立つはず。
英語の習得方法ですが、場所を選ばずに働ける海外ノマドにフィットしているのはオンライン英会話です。オンライン英会話は料金も安い上、ネイティブとスカイプなどで会話できるので、成長レベルが違いますね。
おすすめのオンライン英会話は以下の2つです。
- 料金:1ヶ月/5,537円〜
- レッスン:1日/25分〜
- 無料体験:レッスン2回/教材プレゼント
- 料金:1ヶ月/8,532円
- マンツーマンレッスン:月8回/20分
- グループレッスン:月30回/45分
- 無料体験:プライベートレッスン1回/グループレッスン3回
無料体験を実施しているので、期間中に退会すれば料金がかかることもありません。ノーリスクでオンライン英会話を体験できるので、ぜひ利用してみてくださいね。
友達と話すように英会話学習することができるので、孤独を解消するのにも役立ちます。

ゲストハウスに長居する
海外ノマドならゲストハウスを拠点にするのが一番です。
その理由は
- 毎日、新しい観光客と出会うことができる
- 外国人ノマドワーカーと出会える
- 仕事場としても活用できる
などがあります。
広めのリビングがあるようなゲストハウスを選べば、コワーキングスペースとしても利用でき、節約にも繋がります。大抵のゲストハウスがコーヒー無料だったりするのでお得です。
プライベートを確保したい人はカーテン付きのベッドがあるゲストハウスを予約しましょう。
ゲストハウスを探す際は
Agoda:最安値で予約できることが多い
- Booking.com:国や地域によってはお得に泊まれる
Expedia:毎日変わるセールが魅力
などを利用して予約するのがおすすめです。
ゲストハウスには日本人観光客も頻繁に訪れるので、英語だけでなく母国語でも話せます。いい感じのゲストハウスに出会えたら、延泊して活動拠点にしちゃいましょう。僕は2週間〜1ヶ月単位で予約することが多いです。
これは持論ですが、居心地の良いゲストハウスにはロングステイする人が多いので、しばらくすると家族みたいな感覚で生活できます。単純な話ですが、仲良しの友達ができれば孤独を感じないですみますよ。
読書をする
最後は読書です。良質な本は自分と向き合うキッカケを作ってくれます。孤独でネガティブな感覚になっている人には、読書が1つの精神安定剤になるでしょう。
あとゲストハウスではプライベートな時間が少なくなります。この際も本があればベッドで読書に没頭できるので、リフレッシュにもなるんですね。僕はスマホにKindleアプリをインストールして好きな本を読んでいます。
僕が海外ノマドにおすすめしたい本はこちら
私の名前は高城 剛。住所不定、職業不明。
海外ノマドのパイオニアって言える高城剛さんの本。僕はこの本に出会ってフリーランスになることを決意しました。高城剛さんの自己紹介を読んでいるだけで、今まで自分が常識だと思っていたことを自然に壊してくれた一冊です。
独立国家のつくりかた
新政府総理大臣である坂口恭平さんの本。自身が躁鬱と向き合いながら執筆活動をしている坂口恭平さんの本は孤独と向き合える素敵なキッカケを作ってくれます。過激なタイトルですが、何気に仕事面にも活かせる情報が多く、海外ノマドにおすすめの一冊です。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
自己啓発本はこの1冊で完結するといっても良いほど良質な本です。表面的な内容ではなく原則について語られているので、自分を変えたいと思っている人は必読と言えるでしょう。分厚い本ですが、挑戦する価値ありです。
本があると生活が豊かになります。個人的には本にはどんどん投資するべきと考えていまして、旅先であった面白いと思った人には「最近、読んで面白かった本はありますか?」と聞くようにしています。良質な本は人生そのものを良い方向に持っていってくれるんですね。少しでも自分を変えたいと思う人はぜひ上記の本を読んでみてください。
まとめ:海外ノマドの孤独は悪いことじゃない

海外ノマドを始めて孤独になった人は沢山いるでしょう。
でも、孤独になるのは当然の流れなんですね。
- 海外に1人で行く
- フリーランスとして働く
- 世界を転々とする
文章にしてみると「そりゃ孤独になるわ」と簡単に理解できますよね(笑)
ただ、個人的に思うのは孤独は決して悪いことではないということ。自分と向き合う時間はとても大切だし、孤独を感じるからこそ人に優しくできるんじゃないかな。
英語で会話できるようになれば世界中の価値観に触れられます。すると自然に「人にはいろんな考え方があるんだな」と考えられるようになるんです。偏見を持たずに人と話せるようになれるって素晴らしいことだと思います。
ということで、海外ノマドなら適度に孤独を感じつつ日々の生活を楽しんでいきましょう。