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【必見】目標は「SMARTの法則」で立てよう:テンプレシートあり

2020年1月15日

自分は目標を立てても実現できたことがない…時間をかけて目標を作っても、結局三日坊主で終わっちゃう…どうやったら、実現可能な目標設定ができるんだろう?しっかり実現できる目標の立て方が知りたいな。

こんな疑問に答えます。

本記事では、目標設定に悩んでいる方に向けて「SMARTの法則」を使った方法を解説します。

結論、目標設定に悩んでいる多くの人は「具体性」が欠けています

SMARTの法則を理解して、実現可能で具体的な目標を立てられるようになりましょう。

目標設定に役立つ「SMARTの法則」とは?

「SMARTの法則」とは、1981年にコンサルタントである「ジョージ・T・ドラン(George T. Doran)」によって提唱された目標設定のフレームワークです。

SMARTの内訳は以下の通り。

  • S=Specific:具体的か
  • M=Measurable:測定可能か
  • A=Achievable:現実的に達成可能か
  • R=Relavan:関連性はあるか
  • T=Time-bound:期限はあるか

目標に対して、各頭文字の要素を埋めていくことで、実現性の高い具体的な目標にブラッシュアップできるというものです。

SMARTの法則を利用すると、具体的で達成率の高い目標を立てやすくなります。
フワッとした目標設定をしていた方には、最適なフレームワークと言えますね。

以下で、各要素について詳しく見ていきましょう。

S=Specific:具体的か

1つ目は具体的かどうかです。

ポイントは「誰が見ても分かるくらい明確」であること。

  • 2ヶ月で売上を20%アップさせる
  • 1ヶ月で体重を3kg落とす
  • 新規顧客を5件獲得する

ここがブレると、後に続く全ての要素がブレるので、できるかぎり明確な目標を立ててくださいね。

M=Measurable:測定可能か

2つ目は測定可能かどうかです。

目標を立てる際は、常に測定可能かどうかが重要ということ。
数字で計測できるようにするのがポイントです。

  • 1日30分副業を実践する
  • 毎週火・金曜日に1時間筋トレする
  • 休日2時間読書をする

測定可能であれば、目標に対して十分行動ができているかが分かりますよね。

明確に数字を使って設定するのがポイントです。

A=Achievable:現実的に達成可能か

3つ目は現実的に達成可能かどうかです。

「夢」と「目標」を分ける重要な部分でもあります。理想ではなく現実的な目標であることをチェックしつつ、設定しましょう。

  • 1日本を2章読み進める
  • 新規顧客獲得のために1日1件営業する
  • 朝10分瞑想する

人間誰しも理想を掲げがちですが、実現性の高い目標を立てなければ意味がありません。

あなたの性格や生活習慣を冷静に分析した上で、実現可能な目標を設定するようにしましょう。

R=Relavan:関連性はあるか

4つ目は関連性があるかどうかです。

関連性とは、目標を達成することで得られるメリットや明るい未来のこと。
文章では分かりづらいので、以下で例を見てみましょう。

  • 目標:月5万円節約して貯金する
  • 関連性:6ヶ月で30万円貯まる→引っ越して作業環境を改善

上記のように「〇〇を達成すると△△できる」といったイメージです。

関連性を明確にしておくこと、モチベーションが下がった時の特効薬にできます。
目標はもちろんですが、ビジョンや理念に沿っている目標を作ると良いですよ。

T=Time-bound:期限はあるか

5つ目は期限があるかどうかです。

「いつまでに」を明確にしなければ「明日でも間に合うだろう」となりやすいはず。
締め切りを設定して、モチベーションを維持するようにしましょう。

ポイントは現実的であることです。

例えば、大きな目標を超短期間で達成することは難しいでしょう。
「頑張ればいける」くらいの負荷レベルがちょうど良いですよ。

個人的には、達成に3ヶ月以上かかる目標の場合、細分化して細切れの目標を作るようにしています。

  • 目標:月5万円節約して貯金する
  • 関連性:6ヶ月で30万円貯まる→引っ越して作業環境を改善

上記を比べた時に、目標として実践しやすいのは後者ですよね。

締め切りを伸ばすと何となく「できそう」とか思いますが、実際はダラケて終わる人がほとんどでしょう。挫折や断念のリスクを回避するためにも、短期で達成できる目標と期限を設定しましょう。

1981年に提唱されたSMARTの法則は「古い」や「時代遅れ」と言われがちです。しかし、結論から言えば具体的に達成可能な目標を立てられるなら、古くても問題ないですよね。革新的なノウハウは古くからあるものなので、ガンガン実践しましょう。

SMARTの法則で目標設定する:3つの実例

ここではSMARTの法則を活用した目標設定の実例を3つ紹介します。

  • 実例1.月間売上〇〇万円達成
  • 実例2.ブログアクセス〇〇PVアップ
  • 実例3.月収を落とさず作業時間を1日6時間以内にする

実例1.月間売上〇〇万円達成

売上目標を立てる際にSMARTの法則を利用した実例は以下の通りです。

  • S:2ヶ月以内で5名のクライアントに単価交渉する
  • M:1クライアントあたり10%の単価アップさせる
  • A:半年以上継続してるクライアントなので可能である
  • R:売上アップ→外注化→新しい事業を作りたい
  • T:2ヶ月後→〇〇月〇〇日

6ヶ月以上、継続して仕事してるクライアントなら、単価10%アップは難しくないでしょう。

目標達成後のビジョンとして外注化する「関連性」を持っているのもポイント。
これで次の目標も立てやすくなりますね。

実例2.ブログアクセス〇〇PVアップ

僕が実際に活用した方法です。

  • S:3ヶ月ブログを毎日更新する
  • M:1記事あたり〇〇PV獲得する
  • A:1日8時間以内で記事を書けば可能である
  • R:PV数を上げて収益化に繋げたい
  • T:3ヶ月→1日8時間以内→朝一番に実行

シンプルですが、僕自身この目標を設定することで、ブログのPV数を飛躍的に伸ばせました。

1年間継続したら、月6万PV/月収20万円以上稼げるようになりましたよ。

実例3.月収を落とさず作業時間を1日6時間以内にする

生産性を高める目標設定です。

  • S:1日3時間ほどかかっていた雑務を外注化する
  • M:1週間でクラウドソーシングから2名のアシスタントを雇う
  • A:誰でも分かるマニュアルを作って教育するのが可能である
  • R:生産性を高めて、次のビジネスに使う時間を確保したい
  • T:2週間後の〇〇月〇〇日

生産性を高めて新しいことを始めることが明確になっていますよね。

労働時間が長期化してしまうフリーランスの方などにおすすめの目標設定です。

各頭文字に沿って目標を立てるには慣れが必要かなと。初回は曖昧な目標になりがちなので、何度も見直して具体性を高めてください。「これならできるっしょ!」くらいの目標ができると最高です。

SMARTで目標設定する方法:テンプレシートあり

最後に、これからSMARTの法則を利用する方へ向けて、テンプレシートを使って目標設定する方法を解説します。

と言っても、手順はめちゃくちゃシンプルです。

  1. シートをコピーする
  2. 各項目に目標を入力する
  3. 見直し→改善→完成→実行

シートをコピーする

まずは下記URLからテンプレシートをコピーしてください。

>>SMARTの法則テンプレシートはこちら

テンプレシートが表示されたら、以下の手順でシートをコピーします。
※シートにはロックがかかっているので、必ずコピーして使ってください

ファイル」→「コピーを作成

コピーしたテンプレシートは自由に編集可能です。

こちらを元に目標設定していきましょう。

各項目に目標を入力する

各項目を埋めていきます。

前述した情報を参考にしつつ、各項目を埋めていきましょう。

何度も言いますが、具体的で現実的な目標を意識してくださいね。

見直し→改善→完成→実行

目標ができたと思ったら、改善点はないか見直していきましょう。

  • 具体的かつ現実的か
  • 目標が大きぎないか
  • 期限に無理はないか

達成できない目標は「目標を立てる時間」自体が無駄になってしまいます。

出川さん的に言えば「ガチでリアル」な目標を立てられるように、何度も見直して達成できるレベルまで落とし込んでくださいね。

目標設定ができたら、後は実行あるのみです。

日々のスケジュールに沿って淡々と実行し、ゴールに近づいているかチェックしていきましょう。

SMARTの法則は目標を達成するために役立ちます

最後にSMARTの法則をおさらいしておきましょう。

  • S=Specific:具体的か
  • M=Measurable:測定可能か
  • A=Achievable:現実的に達成可能か
  • R=Relavan:関連性はあるか
  • T=Time-bound:期限はあるか

目標を達成できない人は、理想主義で現実性に欠けていることが多いです。

SMARTの法則は、達成できる目標を立てる上で効果を発揮します。ただし、はじめから完璧な目標を立てるのは難しいものです。

目標設定の理想は「後は実行するだけ」くらいまで細分化すること。

ゴールへ向かう際は、軌道修正することも頻繁にありますが、まずはリアルガチな目標を作ることを意識してください。

SMARTの法則を使いこなして、スマートに目標を立てられる人間を目指しましょう。

  • この記事を書いた人

Taro Moteki

群馬県出身のフリーランスライターです。 Webライター、ディレクター、バナー制作、ブログ、EC運営などをしつつ海外を転々としてきました。日々の学びが誰かの役に立てば幸いです。

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