
こんな疑問に答えます。
僕は海外ノマドとして、世界を転々としています。
現在はコロナの影響でタイのバンコクに3ヶ月ほど住んでいます。
この記事ではタイが海外ノマドにおすすめな理由や、ビザ問題などについて解説します。
本記事の内容
タイは海外ノマドの聖地です:理由を解説
結論、タイは海外ノマドにとって聖地とも言える国です。
理由を以下にまとめました。
- 物価が日本よりも安い
- 作業環境がガッツリ整っている
- 選択肢の自由度が高い
- 大抵のものは手に入る
- コロナも神対応
物価が日本よりも安い
タイの物価は日本と比較して大分安いです。
僕が今までに住んだことのあるアパートやホテルの値段は以下の通り。
- バンコク郊外のアパート:月20,000円
- 27階一等地のコンド:月65,000円
- バンコクのゲストハウス:月20,000円
- バンコクの広いホテル:1泊3,000円
お金をセーブしつつ海外ノマドをしたい方には最適ですよね。
はじめて借りたアパートでは1ヶ月24時間エアコンをつけっぱなしにしましたが、トータルで支払った金額は25,000円以下でした。
バンコクはタイの中でも物価が高いですが、チェンマイや田舎の方に住めばもっと安く生きていけます。
家賃以外の物価も安めです
タイは家賃以外の物価も結構安いです。
- 食費:月30,000円くらい
- 交際費:15,000円くらい
- SIM:上限なしプラン月700円くらい
これは僕の生活感をそのまま反映した数字です。
人によってはもっと安くできるかなと。
現在の僕の生活費は家賃をあわせて15万円ほどとなっています。
かなりいい部屋に住んで、毎日日本食を食べてこの価格なのでお得感はありますよ。
作業環境がガッツリ整っている
タイは「ノマドのための国ですか?」と聞きたくなるほど作業に最適な空間が整っています。
有名どこで言うと「AIS.D.C」ですね。
この投稿をInstagramで見る
1年間1200バーツ(4,200円くらい)で使い放題になるなんて最高じゃないですか?
ちょっと背伸びして月5,000円くらいのコワーキングスペースを契約すれば、居心地はかなり抜群です。
- 格安宿で節約
- コワーキングスペースは上質な場所を選ぶ
例えば、上記のようにすれば作業に集中しつつ生活費を抑えることも可能です。
海外ノマドは仕事してなんぼだったりするので、作業環境が整ってるのはかなり高ポイントですよね。
カフェに長居しても怒られません
タイの田舎に住むとコワーキングスペースはありません。
しかし、カフェはそこら中にあってコーヒー1杯注文して長居しても全く問題ないんですね。
日本だと「スタバでMac広げてドヤ顔」とか言われますが、タイなら普通の日常ですよ。
コーヒーの値段も、田舎に行けば200円以下まで下がるので出費を気にすることもないかなと。
いろんな国で仕事してきましたが、タイは断トツで作業環境が整っていると言えます。
選択肢の自由度が高い
タイはチープな暮らしから贅沢な暮らしまで、選択肢の自由度が高いです。
- 格安のタイ料理
- 日本人経営の居酒屋
- 本格的なフランス料理
世界各国の人が暮らす国だから、何でも揃うって感じですね。
生活環境の幅も広い
タイ国内には絶景のビーチリゾートから、山に囲まれた涼しい地方まで揃っています。
僕はバンコク在住ですが、プライベートビーチに暮らすことも可能です。
飛行機で移動したとしても片道3,000円くらいなので、かなりお得かなと。
理想的な生活を実現しやすい
例えば、今の僕は以下のような生活をしています。
- 住居:27階で見晴らし最高のコンドミニアム
- 食事:自炊か1階にある日本食レストラン
- 作業場:コンド or コワーキングスペース
同じ間取りのコンドミニアムを東京で借りたとしたら、家賃だけで月15万円以上かかるでしょう。
この点、タイなら結構贅沢な暮らしをしてもコストを抑えることができます。
結果、ストレスの溜まらない理想の暮らしを手に入れられるかなと。
-
-
【海外ノマド必見】タイでアパートを見つける方法!日本から探せます
大抵のものは手に入る
タイは日本と変わらないほどいろんなものが手に入ります。
僕は最近YouTubeの機材をいろいろ買いました。
- Macbook Pro16インチ
- iPhone11Pro
- SHURE MV88+ ビデオキット
- DJI Osmo Mobile 3
- マジックキーボード
- マジックマウス
タイに対して「偽物しか買えなそう」と思っている方もいるかもですが、実際は高級デパートが沢山あるので、本物も普通に買えます。
僕がタイ・バンコクに住んでてラッキーだったのは「SHURE MV88+ ビデオキット」が買えたことですね。
SHURE MV88+ ビデオキットは日本で品切れが続いてるみたいですが、タイはそんなにヒットしてないので普通に買えました。
フードデリバリーは日本より優秀です
タイは基本的に外食文化なので、デリバリーも発達しています。
ほとんどのカフェやレストランが配達に対応しているので、スマホアプリから注文すれば自宅に届けてくれるんですね。
最近はコロナの影響で外出できませんでしたが、フードデリバリーが発達していたおかげでいつも美味しい食事ができました。
コロナも神対応
ここは強く言いたいのですが、タイはコロナショックに関しても神対応でした。
2020年3月ころタイ政府は外国人観光客に対して、7月30日まで無条件で滞在してよいと発表したのです。
僕は3月半ばにタイへ来ていたので、普通なら4月半ばには出国しなければいけませんでした。
しかし、タイ政府のご好意によって7月30日まで滞在できます。
僕は日本へ帰りたくなかった
コロナにかかって危ないのは明らかに年配者ですよね。
3月半ばにコロナについて世界中の情報を集めていたのですが、結論として日本に僕が帰るのはリスキーすぎると判断しました。
というのも実家には歳をとった親をはじめ沢山の年配者がいます。
そんな状況の中、海外を転々としてた人間が帰るなんて危ないとしか思えませんよね。
しかも、人口密度が高い空港を介していかなければなりません。
他の国はすでにロックダウンしていたので、実質日本へ帰るしか選択肢がなかった中、タイ政府がまさかのノービザ滞在者まで無条件で延長してくれるなんて。
こういった点もタイが最高な理由になっています。
問題はビザ!お金があれば解決できます
海外ノマドしたい人にとって1番の問題点はビザではないでしょうか。
タイはノービザでも30日間滞在できます。
また、延長申請(イミグレ)すれば、さらに30日間、合計60日間滞在可能です。
ほとんどの海外ノマドは「ノービザで入国→延長申請」の流れかなと。
ただし、ノービザと延長申請の組み合わせは1年のうち180日間までとなっています。
これ以上の滞在をしたい場合、何かしらのビザを取得(観光ビザ以外)しなければなりません。
ここでは、海外ノマドにおすすめのビザを3種類紹介します。
- タイランドエリートビザ
- EDビザを取得する
- 超グレーなビザを取る
タイランドエリートビザ
1つ目はタイランドエリートビザです。
このビザは簡単に言うと「お金を払えば誰でも取れるビザ」になっています。
価格は以下の通り。
最短でも5年間タイに滞在できるビザになっていることが分かりますね。
価格は50万バーツ(170万円くらい)と高額ですが、1年30万円と考えれば妥当かなと。
ただ「5年も住むか分からない」って人にはおすすめできません。
ビザの取得は1週間ほどでサクッと行えるし、空港のラウンジが無料で使えたりするのでお金に余裕のある人には最適です。
EDビザを取得する
2つ目はEDビザ(学生ビザ)です。
EDビザはタイの学校へ入学すれば取得できます。
僕の友達の海外ノマドも、2年生の語学学校へ入学してEDビザを取得してました。
彼はEDビザを取得するために学校へ入学しましたが、実際このような人はかなりいます。
- ちょいちょい学校へ通える人
- 学費を払える人
上記に当てはまる人はEDビザを取ってしまってもいいでしょう。
学費は年15〜30万円ほどなので、2年ほど滞在したいって感じの人に向いてます。
ただし、あくまでも学生なので、少なからず勉強する必要もあるのがネックですね。
超グレーなビザを取る
3つ目は超グレーなビザです。
タイには実に様々なグレーなビザが存在します。
中でも海外ノマドにおすすめなのが現地にいながら取得できるグレーなビザです。
- ビザ取得料金:60,000バーツ(20万円くらい)
- 滞在可能期間:1年3ヶ月
お金をとあるエージェントに払うだけで、タイを出国することなく合法のビザが取得できるようになっています。
流れとしては、まず3ヶ月のビザが発行され、期限が切れる前に1年滞在可能なビザがもらえる感じです。
このビザはタイで出会った日本人女性が取得していたのですが、本人も「お金払っただけだからよくわからん」と…
ちょっと怖いですが、タイにはお金を積むと取得できるビザもあるので参考にしてみてください。
タイで海外ノマドしたい人へ3つのアドバイス
最後にタイで海外ノマドしたいと考えている方へ、僕からアドバイスさせてください。
- 観光客ではないことを忘れずに
- ゲストハウスは自己管理を大切に
- お金の使い方に注意しよう
観光客ではないことを忘れずに
海外ノマドは観光客ではないので、遊びすぎないようにしましょう。
タイはアジアを代表する観光国なのでいろんな観光スポットがあります。
しかし、毎日のように遊んでいたら、肝心な仕事がおろそかになってしまいますよね。
仕事をしない海外ノマドはただの放浪者です。
僕の場合、仕事に集中したいのと節約したい目的があったので、はじめてのタイ移住はバンコクの郊外を選びました。
中心地だと誘惑も多いので、自分が海外ノマドであることをしっかり自覚するようにしてくださいね。
ゲストハウスは自己管理を大切に
海外ノマドでゲストハウスを選ぶ人は、結構多いと思います。
しかし、ゲストハウスには沢山の観光客がいるため、意識してないと私生活がめちゃくちゃになります。
- 毎日新しい観光客と出会う
- 観光や食事に誘われる
- 夜騒がしくて寝れない
上記のようなトラブルはあるあるです。
僕自身、バンコクのゲストハウスに長期滞在していました。
当時はフランス人彼女もでき一緒に旅をして楽しかったです。
しかし、肝心の仕事はと言えば成長は止まり収入も上がりませんでした。
十分な収入が得られてない人の場合、節約のためにゲストハウスを選択するとドツボにハマるリスクがあります。
自己管理できる人はいいですが、僕がおすすめするのはアパートを借りる方法です。
タイのアパートは家具がついているので、即日引っ越すこともできます。
- タイへ入国
- 1週間ゲストハウスに滞在
- 1週間以内にアパートを見つけて引っ越す
こんな感じでアパートに引っ越すのもありですね。
家賃はゲストハウスと同じか、もっと安い物件もあるのでプライベートを確保したい方は試してみてください。
お金の使い方に注意しよう
最後はお金の使い方に注意すること。
タイは昼も夜もいくらでも金を使えます。
- 高級レストランのフルコース
- クラブで大はしゃぎ
- スペシャルマッサージで散財
格安で暮らすことができるタイですが、ハイクラス向けのお店もキリがないほどあるんです。
例えば、ゲストハウスで出会った外国人の友達に「明後日チェックアウトしなきゃだし、今日一緒にスカイバー行かない?」と言われたらどうでしょう?
優しい人なら「最後の思い出ならしかたないか」と承諾してしまうのではないでしょうか。
ただ、前述した通りゲストハウスには連日新しい出会いがあります。
出会いの数だけお金を使う機会も増えるので、誘惑に弱い方は知らないうちに散財していることでしょう。
僕もかなりの金額を使ってきたものです(笑)
お金は自分のビジネスや自己投資など、リターンが得られることに使うようにしましょう。
タイは海外ノマドに優しい国です
タイは海外ノマドにとって素晴らしい恩恵を与えてくれます。
総合的な住心地を考えると、タイに勝る国はそうないと思うほどです。
ただし、自己管理ができずに誘惑に負けてしまうと仕事の生産性を保てません。
めちゃくちゃいいところですが、それだけにメリハリのある生活をする必要があるんですね。
「自分にノマド生活なんてできるかな…」
こんな疑問や不安を抱えている方は、ぜひ1度タイに短期滞在してみてください。
1度でも体験できれば、メリット・デメリットが分かるはずです。
僕はほぼほぼタイにいます。
この記事を読んだ誰かと、実際にタイで会えることを楽しみにしています!
-
-
海外ノマドにおすすめの国はどこ?【初心者は黙ってタイに行こう】