
こんな疑問に答えます。
僕は歴4年目の現役Webライターです。月20〜30万円ほどを割と安定して稼いでいます。
本記事では「Webライターってこれからも稼ぎ続けられるの?」という問題を僕なりに回答してみました。
リスクヘッジ方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事の内容
Webライターのこれからが心配な理由3つ
結論、これからのWebライターは以下3つの心配事があると思います。
- Webライター人口が増えて差別化が難しくなる
- 供給が増えると価格競争になりやすい件
- AIの浸透で仕事がなくなる可能性も
詳しく解説しますね。
Webライター人口が増えて差別化が難しくなる
副業が注目されている昨今では、Webライター人口も増えてきました。
僕自身、クラウドソーシングやSNSを見ていて「ライター増えてるな」と肌で感じます。
人口が増えることで問題になるのは差別化ですよね。
- 同じような経験値のあるライターが増える
- 誰でも書けそうな案件にライバルが殺到
- 今までと比較して案件獲得が難しくなる
今現在Webライターをしている方なら「これ誰でも書けるよね」って感じの案件に遭遇したことがあるでしょう。
正直、Webライターに依頼される案件の多くは突出したスキルがなくても書けるテーマかなと感じます。
- 旅行系
- 転職系
- ガジェット系
例えば、上記のようなテーマは上位サイトを参考にすれば整った記事を作成可能です。
「整った記事」はWebライターを続けていれば誰でも作れるようになります。
結果として、案件へ応募・提案する際の差別化が難しくなるかなと。
供給が増えると価格競争になりやすい件
Webライター人口が増えて供給が需要を追い越せば、次に予想できるのは価格競争ですね。
これはWebライターでもNintendo Switchでも同じことが言えます。
- Webライター人口が増える
- クライアントに対してライターが値引きを始める
- 相場自体が下がって低単価になる
需要と供給はバランスが崩れると価格(価値)へ影響を及ぼします。
- 需要過多:相場が上がる
- 供給過多:相場が下がる
基本的には上記のような流れになるかなと。
前述した「誰でも書けそうな案件」などは価格も下がりやすいはずです。
お小遣い稼ぎを目的としたWebライターなら、低単価でも案件を受けてしまうでしょう。
結果として、将来的に本業ライターとして食っていく難易度が上がりやすくなりますよね。
Webライターのこれからを冷静に考えるなら、需要と供給のバランスに注目する必要があると感じます。
AIの浸透で仕事がなくなる可能性も
テクノロジーの進化によって、AIが記事を書けるようになってきました。
- コピペ率を自由にコントロールできる
- 一瞬で記事が完成する
- ライターに依頼するより安上がり
AIライターサービスはすでに始まっています。
「Webライターはこれからもなくならないでしょう」と安心していると、AIに全ての案件を持っていかれるかもしれませんよ。
基本的に時代は無料へ向かっている
残念な話ですが、冷静に現状を分析すれば様々なサービスが無料になっていることが分かりますよね。
一昔前なら「無料で動画が見放題(YouTube)」なんて考えられませんでした。
数十万円していたHP作成も、簡単なものなら無料サービスで構築できますよね。
時代は常に「無料」で「便利」なサービスを求めて前進してるものです。
AIなら好みにカスタマイズできる
ちなみにAIなら「どんな記事がほしいか」をカスタマイズできます。
コミュニケーションを省略できるので、これから需要が爆発する可能性はありますよね。
何はともあれ、Webライターは「AIもライバル」ということを自覚しなければなりません。
Webライターがこれからの時代を生き抜くコツ
Webライターがこれからの時代を生き抜くコツをまとめました。
- ライティングスキルを他のビジネスに活用する
- ライターチームを作って組織化する
- セルフブランディングを強化する
ライティングスキルを他のビジネスに活用する
僕が最もおすすめしたいのは、ライティングスキルを他のビジネスに活用すること。
- ブログ
- 自社メディア
- 物販の商品紹介
例えば、上記のようなビジネスにはライティングスキルが大活躍しますよね。
僕自身、このブログを運営していますがWebライターで培ったスキルを存分に発揮しています。
スキルをかけ合わせて稼げるのが魅力
ブログとWebライターの相性は抜群です。
- ブログ記事で実験する
- 上手くいったらクライアント記事に活用
- 逆もしかり
Webライティングスキルは、ブログもクライアント記事も同じですよね。
なので、実験をしつつ上手くいったらクライアントワークに反映できます。
結果、迅速に成長きて、かつ差別化にも繋げることができるんです。
- ブログ:事業
- Webライター:成果報酬型
このように2つの仕事は異なる報酬形態になっています。
Webライターで安定的な収入を得つつ、ブログで自由なお金を手に入れる的なことも可能です。
僕はブログとWebライターを兼業しているおかげで「稼げなくなったらどうしよう」というストレスを最小限にできました。
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ライターチームを作って組織化する
個人では弱めなライターもチームになれば組織として動けますよね。
組織化すると以下のようなメリットが得られます。
- 大量の案件を獲得できる
- 法人化すれば信頼度も高くなる
- 信用が貯まって単価アップしやすくなる
組織として動くことで、個人では獲得できない量の案件をゲットできるんですね。
実際、多くのライターがチームになって動いており、代表は結構なマージンを獲得しています。
沢山のライターが参加すれば「1日100記事納品」とかも可能です。
結果として、多少単価が高くても組織化したライターチームに案件が流れやすくなるかなと。
チームを束ねるスキルが必要です
これからの時代を生き抜く上で組織化するメリットはありますが、チームを束ねるのは簡単なことではありません。
人によっては「こんな手間がかかるなら個人で稼ごう」と思うことでしょう。
僕も組織化は苦手なので、ブログで稼ぐ道を選びました。
マニュアルを作って仕組み化することが重要かなと思います。
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セルフブランディングを強化する
セルフブランディングを強化すれば「あなたにしかできない案件」を生み出すことができます。
- ブログで情報発信
- Twitterでブランディング
- YouTubeでライターについて発信
クライアントが「この人に〇〇について書いてほしい」と思われる人になれば、ライバルと差別化して価格競争になることなく仕事ができるでしょう。
特化した情報発信が鍵
あくまで参考ですが、僕の経験上、何かしらに特化した情報発信がセルフブランディングに向いていると感じます。
僕のパターンは以下のような感じです。
- 海外ノマド→現地の深い情報を記事にしてほしい
- 輸入物販→せどり系のクライアントから依頼が増えた
- ブログの稼ぎ方→サイトプロデュースの依頼が増えた
全てがWebライターの仕事ではありませんが、セルフブランディングすることで収入アップできています。
発信する情報を絞って積み上げていけば、あなたのスキルを自然に活かせる仕事依頼が増えるかなと。
コストをかけずにできることなので、今すぐ始めることをおすすめします。
Webライターはスキルを派生させていくべき
これからの将来を見据えた時に「Webライターだけで稼いでいきたい」と考えるのは、リスキーだし機会損失になっているのではないでしょうか。
Webライターのライティングスキルは、様々な現場で活用できます。
スキルを派生させることで、Webライター単体よりも稼ぎやすくなるということ。
「Webライティングスキルで何かできないかな」と思考することが重要になります。
- ライティングスキルを他のビジネスに活用する
- ライターチームを作って組織化する
- セルフブランディングを強化する
上記はWebライターを続けつつ、収入アップできるおすすめの方法です。
これからの将来に備えて、今できることを淡々と積み上げていきましょう。
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