
こんな疑問に答えます。
Webライターは始めるまでのハードルがめちゃくちゃ低いので、副業として始める人も多いと思います。
しかし、実際にWebライターを継続して稼いでいる人は少ない印象です。
今回はWebライター歴3年以上の僕が向いてない人の特徴や諦める前にチェックするべきポイントについて解説します。
本記事の内容
Webライターに向いてない人の特徴
結論から言えば社会人として最低限のマナーが守れない人はWebライターに向いてないと言えます。
常にPCで作業を完結できるWebライターですが、人との関わりは避けられないからですね。
「書くのが嫌い」とか「調べるのが好きじゃない」という理由も、Webライターに向いていないと言えますが、ここではよりビジネスとしてのWebライターに視点を合わせて解説します。
Webライターに向いてない人には
- 納期が守れない→自己管理能力が低い
- 素直になれず言い訳ばかりする
- 自己主張が強く読者目線の記事が書けない
などの特徴があるかなと。
納期が守れない→自己管理能力が低い
Webライターの仕事には納期があります。
納期を守れないとクライアントの信頼度を一気に下げます。
これを繰り返してると仕事がなくなってきますので、結果としてWebライターに向いてないことになりますね。
良いクライアントほど納期が明確な傾向
単価の高い案件をくれるクライアントには納期がついていることが多いです。
通常、僕たちWebライターが記事を書く意味は、クライアントサイトのアクセスアップだったり商品の成約率を上げるためにあります。
アクセスを集めるのは簡単なことではありません。そのため、計画性を持って記事を積み上げていく必要があるんですね。
計画があれば当然納期もあります。
ここで納期を守れないWebライターは切られる対象になりますよね。
自己管理能力がない人はWebライターに向かない
納期が守れないのは自己管理能力がないからです。
- 体調が悪い
- 友達から飲みの誘い
- ついついYouTubeを見る
などなど、これらは自己管理能力のなさから来ているものです。
Webライターとして、クライアントから提示された納期をどうしても守れないのであれば、向いてないのでやめた方が良いかもしれません。
素直になれず言い訳ばかりする
仕事において言い訳ばかりしてしまう人は、良い人間関係を構築することができません。
素直に謝罪したり、相手の意見を聞き入れることができないのなら、Webライターには向いてないと言えるでしょう。
言い訳は相手をゲンナリさせる
誰でも分かることだと思いますが、言い訳って良くないですよね。
- 昨日は急遽予定が入ってしまって…
- やろうとは思ってたんですけど…
- 久しぶりに友人が帰省してたもので…
このような言い訳をクライアントに対して発言したら、相手はゲンナリせざるを得ません。
素直に「ごめんなさい!」と言わず、まず言い訳から入ってしまう人は注意した方が良いですね。
僕の体験談
以前、このブログを通してライターになりたいとの相談を受けたことがありました。
こちらは必要な情報を渡し「では頑張っていきましょう!」となったのですが、数日後に「やっぱりライターじゃなくて違う道に進もうと思います!」と返答が(笑)
自分から申し出て必要な情報をもらい、自己判断で辞退するというのは無責任かなと感じました。
個人的な予想ですが、恐らく「違う道」も中途半端に終わるんだろうなと思ってしまいます。
Webライターは人間関係重視ですので、相手との信頼関係を構築できない人はそもそも向いてませんね。
自己主張が強く読者目線の記事が書けない
Webライターは自分の意見を記事にする仕事ではありません。
クライアントごとに記事を作る目的や求めている内容は違います。ここを的確に捉えられない人はWebライターに向いてないですね。
Webライターはブロガーじゃない
これは絶対に覚えておかなければならないポイントです。
同じ文章を書く仕事ですが、Webライターはブロガーとは全く別物なんですね。
- Webライター:クライアントワーク
- ブロガー:自分のメディア
ブログでは日記を書こうが商品レビューを書こうが何の問題もありません。
しかし、Webライターはクライアントが望んでいる記事を書くことが使命になります。
クライアントが望むことは読者目線の記事というのが一般的です。
読者目線の記事とは
例えば、あなたが「〇〇駅 ラーメン おすすめ」と検索したとします。
この時、読者目線と自己主張の記事には以下のような違いがあります。
- 読者目線:ラーメン店の情報とアクセス方法
- 自己主張:感想しか書いてない
もし、ラーメン店の情報よりも個人的な感想がほとんどだったらあなたはイライラするはずです。
なぜなら知りたいのは「〇〇駅 ラーメン おすすめ」ですね。
読者は何かを知りたいからGoogle検索を利用します。
よく「結論ファースト」と言われたりしますが、Webライターの仕事はこれが全てかなと感じます。
論理的に文章が書けない人は向いてないですね。
ちなみに論理的な文章は訓練すれば誰でも書けますので安心してください。

Webライターを諦める前にチェックすべきポイント
「やっぱり自分はWebライターに向いてないんだ」
こんなふうにネガティブになって諦めてしまう前にチェックしてほしいことがあります。
Webライターを諦めそうな方は
- そもそも合わないクライアントではないか
- 書くことが嫌いなのか仕事が嫌いなのか
- 費用対効果の悪い案件を選んでいないか
というポイントをチェックしてみてください。
そもそも合わないクライアントではないか
現在、Webライターといて仕事を請けているクライアントは、あなたにとって良いクライアントでしょうか?
納期を守って真摯に仕事をしているものの、いまいち面白くないと感じるなら、それはクライアントとあなたの相性が良くないだけかもしれません。
クライアントは無数に存在します
「今のクライアントを切るのが怖い」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、実際Webライターの仕事は沢山あるものです。
あなたが合わないと感じるなら、他のクライアントを見つけた方がハッピーになれますよ。
僕は1〜2ヶ月ほど仕事をしてみて、どうにも合わないと感じたらサヨナラするようにしています。
誰しも万能な能力があるわけではないので、どのクライアントとも同じように仕事できるわけではないんですね。
相性の良いクライアントを見つけるには営業しましょう
あなたにとって良いクライアントは、向こうから来てくれるわけではありません。
様々な案件にチャレンジしていく中で、仕事の進め方や記事の方針などがマッチするクライアントに出会えるものです。
営業するのって結構大変ですが、Webライターには欠かせない能力なのでガンガンやっていきましょう。
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【海外ノマドの営業方法】仕事を取り続ける秘訣&営業テンプレ公開!
書くことが嫌いなのか仕事が嫌いなのか
Webライターを諦める前に、そもそも論として考えてみてほしいです。
- 書くことが嫌いなのか
- 仕事自体が嫌いなのか
書くことが嫌いなのであれば、そもそもWebライターには向いていませんね。
しかし、仕事自体が嫌いと思うのであれば、どの仕事をしても辛く感じるでしょう。
それならWebライターを続けても良いのではと思います。
好きな仕事なんて滅多にない
僕はブログ、ライターと文章を書く仕事をしていますが、かと言って文章を書くのが好きなわけではありません。
どんな仕事にも良い面と悪い面があり、悪い面ばかり気になる人からすると、どの仕事も嫌いになりやすい。
でも、嫌いだからと言って仕事を変える必要もなくて、自分の意識の向け方次第で継続していくことは可能です。
僕の場合、Webライターという仕事に対して、時間や場所に縛られずPC1台で仕事が完結できるところが大きなメリットに感じています。
好きな仕事ではない→でも良い面がある→だから続ける
上記の感じでして、良い面があるから続ける、続けるなら請けた仕事はしっかりしようというのが、僕のコアになっています。
なので、向いてないと思いつつも、自分の都合の良い部分に目を向けることで後に「Webライターで良かった」と思える時が来るかもしれませんよね。
僕は、Webライターを始めたおかげで海外ノマドとして世界を転々としながらお金を稼ぐことができています。おかげでフランス人の彼女にも出会えたので、とても幸せです(笑)
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【ノマドワーカーのライフスタイル】僕が海外ノマドを選んだ理由
費用対効果の悪い案件を選んでいないか
Webライターが向いていないと決めてしまう前に、今あなたが請けている案件を分析してみましょう。
費用対効果が悪い案件ばかり選んでいるのであれば、それ自体が問題です。
Webライターを始めた当初は誰でも低単価で費用対効果が低いもの。
なので、同じ低単価でも費用対効果が高い案件を選ぶことをおすすめします。
例えば、文字単価0.8円の案件でも
- 文章のみ作成
- 文章+画像
- 文章+画像+CMS入稿
などなど、クライアントによって任される作業範囲は異なります。
上記で最も費用対効果が高いのは、文章のみ作成ですよね。
CMS入稿まで任されて文字単価0.8円なら即辞めてOKです。
文字単価を上げても費用対効果が低いこともある
駆け出しのWebライターからすると「文字単価がもっと高ければ続けるのに」と思うかもしれませんが、実際は大変なことも多いです。
基本的に文字単価が上がると任される作業範囲が広くなります。
専門的な知識を要する案件も普通にあるので、1記事完成させるのに数日かかることもあるでしょう。
そのため、単純に文字単価を上げれば費用対効果が上がるわけではないことを覚えておいてください。
やはりクライアントによって合う合わないがあるので、文字単価がどうのよりも、常に費用対効果を見定めることが大切ですね。
例え文字単価1円でも、あなたが短時間で書けるテーマであれば結果的に楽しいと思えるはずですよ。
Webライターが向いてない決める前に圧倒的に作業してみよう
どんな仕事にも向き不向きがありますが、Webライターをやめていく人のほとんどの理由が「そんなこと言ったらどの仕事も続かなくない?」というようなものだったりします。
そもそも仕事をする目的はお金を稼ぐことですよね。
しかし、Webライターの単価は安いものが多く「稼げない=嫌い」になっている人は沢山いるはず。
そういう人は、まずバカみたいに作業量を増やしてみましょう。
作業量増やす→報酬アップ→嬉しい楽しい
全ての人に当てはまることではないかもしれませんが、お金が沢山入ってくると嬉しくて続けられたりしますよね。
作業量が多い人は単価も上がりやすいので、Webライターに向いてないと判断する前に、記事を書くというシンプルな行動を沢山してみてはいかがでしょうか?
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仕事で結果を出す努力とは何だ?【結論:作業量でしかありません】