
こんな疑問に答えます。
僕はライター歴3年以上で、現在は海外を転々と旅する海外ノマドをしながら仕事を続けています。
記事が書けないって悩んでるライターさんも多いですよね?
そこで、今回はライター、ブログと記事を書きまくっている僕が、早く書くためのコツをシェアします。
本記事の内容
記事が早く書けないライターの特徴【原因】
まずは記事が書けないライターの特徴を見ていきましょう。
記事が早く書けないライターの特徴は
- キーワードに対するリサーチが足りない
- 見出しや構成を作らないで文章を書き出している
- 頭で考えてしまい記事が完成しない
などがあります。
キーワードに対するリサーチが足りない
「何から書けば良いのかな?」と悩んでいるライターの多くが、キーワードに対するリサーチが足りていないという特徴があります。
キーワードは、ほとんどの場合、クライアント側から提示されるはずです。
グルメ系のクライアントなら「東京 オムライス おすすめ」とかですね。
このキーワードに対して知識が乏しい場合、手が止まって記事が書けなくなります。
書けない人は調べていない
知らないことは調べることから始まります。
しかし、記事が早く書けないと悩む多くのライターが知識不足です。
足りない知識は補完しなければいつまでも記事を完成させられないですよね?
悩むばかりで実際に調べるという行動に出ないと、記事の完成は先延ばしになっていきます。
知ってる範囲で書こうとしても情報が足りない
ライターの仕事って
- 調べる
- まとめる
という2つの作業があると思います。
この中で「調べる」が足りていないと、残念ながら良い記事ができることはありません。
しかし、人によっては「自分は知識があるから大丈夫」とリサーチを飛ばしてしまいます。
リサーチをせずに書いた記事はほとんどの場合、読者の検索意図に合っていません。
結果、修正依頼が沢山あったりして「やっぱ早く書くなんて無理なんだ」ってなってしまいます。
見出しや構成を作らないで文章を書き出している
ライターさんによっては、見出しを含む構成作業をしないで文章を書き始める人がいますが、これでは記事が早く書けるようにはなりません。
というのも、構成のない白紙に文章を書いていくことは、地図を持たず、目を閉じて走るようなものだからです。
構成を面倒な作業と考えている
文章が書けない人の中には「構成とか面倒だよ」と考えている人もいるのではないでしょうか?
結論、面倒なんですが、そういった方は「構成のない状態で文章を書くことは面倒ではないのか?」と考えてみてください。
構成ありと構成なしで時間を計測するべき
記事が早く書けるようになりたいなら、現状の時間を計測して把握するべきですね。
自分で構成をした文章と、構成なしで書いた文章ではどちらの方が早く書き上がるのか。
また、完成した記事は、構成ありとなしでどちらの方が読みやすいものになっているのかを分析した方が良いかなと。
その都度考えながら書いた記事は読みにくい
大抵の場合、構成なしで書いた記事は読みにくいです。
完成物というよりもラフ書きに近い感じになってしまうんですよね。
これだと、例え早く書けたとしても、仕事が継続的に舞い込むライターにはならないと思います。
頭で考えてしまい記事が完成しない
記事を書く段階で、頭で考えすぎてしまう人はなかなか完成させられないでしょう。
頭の中で「ここはこうして…」みたいに考えていると、次第に思考が膨らんで手が止まってしまったりするんです。
筆が進まないのはその場で考えているから
何でもそうですが、その場で考えて行動しようとすると一歩が踏み出しづらくなります。
分かりやすく言えば無計画ですね。
何をどうするのかを決めておかないと頭ばかり使ってしまい前に進むことができません。
頭を使うと疲れます
頭で考えるのって結構体力を消耗します。
そのため、ただただ頭で思考を巡らせていると、文章を書いていないにも関わらず、疲れて集中できなくなるんです。
結果、雑念に負けてしまい記事を書くこと自体をやめてしまったり。
後に残るのは「自分ライターに向いてないのかな」というネガティブな感情だけみたいなことってありますよね。
ライターが記事を早く書くコツ【解決策】
ということで、ここからは解決策です。
ライターとして、記事を早く書くコツは
- キーワードに対する知識を補完する
- 見出し構成を決めて枠組みを作る
- 記事を書き切る→編集するを繰り返す
などがあるでしょう。
これライターに限らず、ブログでも言えることなのでブロガーで文章を生み出すのが苦手という方も参考にしてみてくださいね。
キーワードに対する知識を補完する
まずはキーワードに対する知識、つまりインプットを行いましょう。
「知っている状態」で記事を書き始めれば、文章を生み出すことはそこまで苦ではなくなりますよ。
まずは検索上位10ページを読んでみる
最悪見出しだけ流し読みするでも良いですが、検索したキーワードに対してどんな内容の記事が上位に表示されているのか分析してみてください。
これで、あなたが書くべき内容の外枠が見えてきます。
知らない単語や理解できない文脈が出てきたら、その単語をググって理解することも重要です。
1つのジャンルに特化したライターは知識を使い回せる
例えば僕は社会人をしたことがありません。そんな僕ですが1年以上、転職記事を書いていました。
初めはインプットするべき情報が多すぎて萎えましたが、次第に楽になっていき、今では転職に関するかなりの知識を補完できたかなと思います。
転職に関する専門用語や知識は、他ジャンルでも活用できているので、自分が知らないジャンルでも挑戦する価値ってあるなと感じますね。
友達に内容を解説できるくらいがベスト
キーワードに対してどれくらいの理解度になれば良いのかというと、友達に分かりやすく解説できるくらいです。
例えば「腹筋 シックスパック」というキーワードであれば
腹筋を割りたいなら、腹筋を鍛えるんじゃなくて脂肪をカットする必要があるんだ。 実は腹筋ってみんな割れてるんだけど、脂肪で隠れてるだけなの。 だから腹筋を1日100回するよりも、全身運動で基礎代謝量を上げると良いんだ。 基礎代謝が上がれば、無理な食事制限をしなくても脂肪が勝手に燃焼していくんだよ。 体の筋肉量を増やすには大きな筋肉を鍛えることが大切なんだ。 足、胸、背中は大きな筋肉で鍛えやすいからおすすめだよ。 筋肉量が増えて基礎代謝が上がったら、脂質や炭水化物の少ない食事にして体から脂肪を燃焼させていく。 この作業を繰り返せば、誰でも腹筋は割れるんだ。 |
みたいな感じです。
知識のない人に分かりやすく解説する記事を作るのがライターの仕事なので、まずは友達に理解してもらえるくらいの知識を補完しましょう。
見出し構成を決めて枠組みを作る
知識のインプットが完了したら、見出し構成を決めていきます。
正直、記事を作る上ではこれが最も重要です。
記事は構成が8割で執筆が2割
構成がない段階で文章を書いても良い記事は完成しません。
記事が上手く書けないライターは「記事を書く以外の作業を減らしたい」という思考になっていることが多いと思います。
しかし、実際は構成に時間をかけることで、記事をスムーズに書けるようになるんです。
構成があれば後はパズル感覚で書けます
見出しや、見出し内で何を書くのかを決めてあれば、後はパズルを楽しむ感覚で文章を当てはめるだけです。
構成がない時は、都度頭で考えなければいけません。
これは大きな違いで、書く段階で構成が決まっていることで初めてスラスラと文章を生み出すことができるんですね。
クライアントからの見出し構成がイケてない場合
案件によってはクライアントが見出しや構成をしている場合もあるでしょう。
この時、構成を見て「何が言いたいのか分からない」と感じることもあるはず。
そんな時は遠慮せずクライアントに連絡しましょう。
理解できていない記事を単純に書き上げるのはライターとしてよろしくありません。
- 記事タイトル
- 見出し
- 見出し内の文章の外枠
これらの要素をしっかり作り込めば自然に文章が書けるようになりますよ。
記事を書き切る→編集するを繰り返す
リサーチもして構成も決まったなら、とりあえず手を動かしましょう。
記事は白紙に油性ペンで清書しているわけではありません。
後からいくらでも編集できるんだから、まずは書くことが大切です。
書かないと良し悪しも分からない
記事を書く段階で「どうしよう…」となるライターは多いでしょう。
特に最初の1行をどうしようか考えるとキリがなかったりしますよね。
そんな時は「後で修正すれば良い」くらいの感じで、文章を書き始めることをおすすめします。
1度で完成させようという思考は大間違い
自分で書いた文章が一発で完璧なわけありません。
しかし、実際は内容を確認しないでOKにしてしまうライターが多いように感じます。
書いた文章は読み返して編集するからこそ、完成度の高いものになるんです。
だからこそ、まずは書く。
書き終わったら改善点を見つけて修正するというのが大事なんですね。
ツールで効率的に修正するのもOK
修正作業が面倒と感じるなら、ツールを活用するのもおすすめです。
一押しは「文賢」です。誤字脱字だけでなく、言い回しに関してもアイデアを出してくれるツールになっています。
より分かりやすい文章にするアドバイスも得られるので、時短しつつ記事の完成度をグッと上げたい方はぜひ試してみてくださいね。
ライターなら記事を書く手を止めずに進みましょう
ライターとして3年以上、四苦八苦してきて思うことは、何よりも手を止めないことですね。
個人的な意見ですが、ライターは体育会系の仕事かなと。
なので頭で考えるより、まずは手を動かすこと。
- リサーチ
- 構成
- 執筆
というシンプルな流れを迅速にこなしていけば、記事を書くのが遅いという問題は次第に解決してくるはずです。
ぜひ今回紹介した解決策を試しつつ、あなたなりの記事を早く書く方法を見つけてみてくださいね!
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