最近、大企業が45歳以上の社員に対して、早期退職や希望退職を募集していることが注目を集めました。
まだまだ働き盛りの45歳をなぜボーダーラインにしてしまったのか?
また、リストラにあってしまった人間はどのように生きていけば良いのか?
「大企業=安定」なんて言う昔話がありましたが、今では完全に神話となってしまったことが分かります。
本記事では、企業に依存することをやめて稼げるスキルを身につけることをテーマにお話しています。
誰もが企業から切られるリスクがある今、準備しておくべきことがあるはずです。
社会人として絶頂期とも言える45歳付近で、どん底に落ちないために「今」するべきことを考えていきましょう。
大企業が45歳以上の社員に早期退職募集
人によっては信じられないことかもしれません。
しかし、昨今45歳以上の社員に対して早期退職を募集している企業が増えています。
ここでは
- 45歳以上の早期退職者を募集する企業一例
- 大企業が続々と45歳以上をリストラする理由
- しかし日本政府は70歳まで年金支給を伸ばそうとしてる
というテーマでお話します。
45歳以上の早期退職者を募集する企業一例
ここで挙げている企業は全て東証一部上場企業です。
コカ・コーラ:2019/2/14 45歳以上の社員を対象に希望退職者700人を募集すると発表 協和発酵キリン:2019/2/5 日本ハム:2018/10/31 NEC:2018/6/29 エーザイ:2018/10/25 カシオ計算機:2019/2/4 アルペン:2019/1/9 千趣会:2018/10/26 光村印刷:2019/1/16 富士通:2019/03/18 |
ざっとこんな感じです。 様々な大企業が45歳をボーダーラインにしていることが分かります。
中には伸び率が高いIT企業まで入っていました。
人手不足と言われる分野でも45歳という年齢で線引しているのが意味深です。
大企業が続々と45歳以上をリストラする理由
45歳以上を対象にリストラを進める理由には
- 45歳以上の早期退職者を募集する企業一例
- 大企業が続々と45歳以上をリストラする理由
- しかし日本政府は70歳まで年金支給を伸ばそうとしてる
という目的があると考えられます。
45歳以上の会社員は若手社員と比較して給料も高めです。
企業からしてみると高い給料を支払わなければならない世代がネックになることでしょう。
- 若手で優秀な社員:年収400万円
- 45歳以上の社員:年収700万円
企業の中にこのような人材がいた場合、将来性や体力面を考えた時、やはりカットされる対象になりやすいですよね。
年功序列システムが残っている企業では、年齢や勤続年数によって昇給することもありました。
しかし、45歳以上がカットされる傾向にある今、企業は新しい給与制度を取り入れたいのではないでしょうか?
単純に考えると
- 企業の売上が伸び悩んでいる
- 人材をカットして資金を確保したい
- それなら給与制度を大きく見直すのが効果的
と考えるのが企業の経営陣の仕事と言えるはず。
キツイ言い方をすれば、企業にとってお荷物な人間はカットして、勢いのある若手社員のみで再編させたいというのが見てとれますね。
しかし日本政府は70歳まで年金支給を伸ばそうとしてる
45歳以上の社員に対してリストラをしている現実の傍らで、心配されているのが年金問題です。
現状65歳となっていますが、今後は年金が受給できる年齢を70歳に引き伸ばすのではないかと言われています。
- 45歳でリストラ
- 年金受給70歳以上
「大企業は安定しているから」という理由で就職したにも関わらず、このような状況になってしまったらあなたは耐えられますか?
少子高齢化が騒がれている昨今ですが、企業や日本政府を見ていると
年配者=お荷物
というような印象を受けざるを得ません。
以前の企業や日本政府は、頑張って働いてきた人間に対して対価を払っていました。
これが日本最大の特徴であり、よく言われる「保証や安定」というものですね。
しかし、現在は大企業も日本自体も景気が悪いように感じます。
感覚的には
大きな組織の身動きが取れなくなってきている
という感じでしょうか。
大企業に就職して老後は年金暮らしというのは、社会人の1つの成功パターンになっていました。
しかし、今後は年金も危ういし、大企業で働くこと自体にそこまでの価値を見出すことは難しくなるでしょう。
リストラの危険から身を守るにはスキルを付けるべき
大企業が不安定になり、日本政府を信頼できなくなった今、この現状から身を守るためにはどうしたら良いのでしょうか?
変化の激しい現状を乗り切るには
- 企業に依存する生き方はリスクでしかない
- これからの時代「自分で稼ぐ」スキルが一番大事
- まずは副業から様々な分野にトライするべき
という意識と行動が大切になると感じます。
企業に依存する生き方はリスクでしかない
誰しも気づき始めているように、企業に依存することはリスクでしかありません。
今現在も「大企業は安定している」と考えている人は、根本的に考え方を見直す必要があるでしょう。
なぜなら、リストラの対象年齢も若年化してきているにも関わらず、あなたがいつその対象になるかなんて誰にも予測できないからですね。
考え方を変えることができずに「自分は大丈夫なはずだ」と対策をしなかった場合、リストラされてしまったら露頭に迷うことになります。
独り身ならまだしも、45歳ほどになれば家族を持っている方も沢山いるはずです。
養っていかなければならない者がいるなら、企業に依存する生き方はリスクが高すぎるのではないでしょうか。
そもそも論として、自分がコントロールできないものに身を任せることにメリットはないはずです。
- 企業
- 日本政府
- 他人
僕たちが唯一コントロールできるのは自分自身だけですよね?
今までは「大きな〇〇=信頼できる」という風潮があったはずです。
- テレビ
- 新聞
- 企業
- 国
- ブランド
このようなものは一昔前まで、信頼度の高いものだったでしょう。
しかし、今ではテレビのヤラセは承知の事実になりましたし、新聞は事実ではないことを書き、日本政府を信じている人はほとんどいなくなりました。
そろそろおんぶに抱っこという感覚を完全に捨てないと、この先本当にヤバくなりますよということです。
これからの時代「自分で稼ぐ」スキルが一番大事
ということで、これからの時代は自分で稼ぐ力を身につけていくことが最も大事なスキルと言えるでしょう。
自分でお金を稼ぐことができれば、企業に依存していた今までの生活から脱却することができます。
企業から突然リストラの通知を受けた時
- おんぶに抱っこの人:人生のどん底に転落
- 稼ぐ力のある人:じゃあ副業を本格化するか
と同じ会社員でも、稼ぐ力のある人は焦らずに冷静な舵取りができます。
もちろんリストラされることはショックですが、依存しないだけで万が一切られた時の対応が大きく変わってくるものです。
事実、副業への注目は高まっており、フリーランス人口も年々増えてきています。
給料をもらうという受動的な態度ではなく、事業所得を得るという主体的な態度に変化することで、不安定な時代を少しでも乗り切れるようになるはずです。
まずは副業から様々な分野にトライするべき
今現在、自分で稼ぐスキルが全くないという方は、まず副業として様々な分野に手を出してみると良いでしょう。
副業であれば、会社員を続けながら別の収入源を確保することができます。
同時に副業で稼ぐスキルを身につければ、将来的に独立するキッカケにもなるはずです。
自分で1円でも稼げると、見える景色が変わってきます。
副業といっても
- ライター
- プログラミング
- 輸入物販
- せどり
- アフィリエイト
- 画像加工
などなど様々な種類があります。
僕はライター、ブログ、輸入などを行っていますが、副業として始めるなら何か1つを集中して取り組むと良いでしょう。
会社員の方なら
- 平日:30分〜2時間
- 休日4時間〜8時間
ほど、副業をする時間を空けて始めてみることをおすすめします。
何も挑戦しなければいつになっても変化はありません。
ですが、副業に挑戦し続けた6ヶ月後のあなたは確実に稼ぐ力が強くなっています。
副業で稼げるようになるまでは「お前そんな副業やってんのか?稼げないからやめとけよ!」と言われることでしょう。
しかし、自分で1円でも稼ぐことができた人は、その後10円、100円、1,000円、1万円、10万円と収入を伸ばす可能性が広がります。
ここを忘れずに今後のリスクに備えて、自分で稼ぐ力を鍛えてみてくださいね!
副業については下記記事を参考になるので、目を通してみてください。
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リストラに怯えない人間を目指しましょう
45歳でリストラですよ?
大企業だからこそ、腰が重くなり動きが取りづらくなっている今、僕たち個人には稼ぐスキルが求められています。
今後もリストラ問題は絶えないでしょうし、日本政府の政策も決して僕たちに優しいものにはならないでしょう。
正直ダルいですよね(笑)
昔の人はおんぶに抱っこで良かったのに、今僕たちは高齢者の年金のために働いているようなもの。
個人的には45歳っていう、若手と年功序列バリバリの世代の間に挟まれた人たちが苦しむのって切なすぎます。
僕は全てのビジネスを独学で始め、現在フリーランス6年ほどですが、自分で稼ぐ力は確実に身につけられると断言できますよ。
あなたも今日から企業や国に依存するのではなく、自分で稼ぐための行動を始めてみませんか?
本ブログでは、副業情報やPC一台で世界を旅しながら仕事をしていく方法を発信しています。
気になる方は、ぜひぜひ参考にしてみてくださいね!