
フリーランスとして受注した仕事を切られてしまった…めちゃくちゃショックだし来月どうやって生きていけばいいのやら。こんな経験もうしたくない!仕事が切られないフリーランスになる方法を教えてほしいな。
こんな疑問に答えます。
僕はフリーランスとしてかれこれ7年ほど働いてきました。
過去に仕事を切られたことは数え切れないくらいあります。しかし、現在は「仕事切られたらどうしよう…」というストレスを抱えることなく、フリーランスライフを送っています。
そんな背景の僕が、フリーランスがクライアントから仕事を切られる原因と解決策について解説します。
フリーランスの仕事が切られる3つの根本的な原因
仕事が切られちゃう根本的な原因は以下の3つです。
- クライアントの都合
- フリーランスのスキル不足
- フリーランスの態度が悪い
クライアントの都合
クライアントの都合で仕事が切られることは結構あるあるかなと。
- プロジェクトが予定より早く完成した
- 予算オーバーでフリーランスを切った
- 目標が変わったのでプロジェクトを終了した
大体こんな感じではないでしょうか?
クライアントはフリーランスを食わせるためにいるのではなく、自分たちの目標を達成するためにフリーランスと契約を結びます。
予定変更はつきものですから、仕事が切られても無理はありませんね。
フリーランスは会社員ではない
会社員であれば仕事がなくても、切られることはそうそうありません。
なぜなら正社員として契約を交わしているからであり、会社としても食わせる責任が多少なりとも発生するからですね。
この視点から考えると、例えば企業がクライアントだった場合、、、
- 予算オーバーが確定した
- 人材をカットする必要がある
- まずフリーランスを切る
という流れは至って自然ですよね。
クライアントと契約書を交わしてたとしても、実質効力を持たないのが現状かなと。
フリーランスのスキル不足
スキル不足で切られるフリーランスも少なくないでしょう。
- 背伸びして高単価な案件に応募
- スキルが足りなくて仕事が進まない
- クライアントから切られる
僕はライターをしてますが、過去に何度もスキル不足が原因で切られてきました。
クライアントが望む結果が出せないなら仕方ない
どんなに「頑張りますので切らないでください!」と切望したところで、クライアントはフリーランスの保護者にはなりません。
できないから切られるわけであって、クビを宣告されたフリーランスが言えることは「申し訳ありませんでした。」くらいですよね。
しかし、挑戦しなければ自分のスキルは測れない
自分がどれくらいのスキルを持ってるのかは、実際に案件に手をつけなければ分からないものです。
「この案件はレベル高すぎるよな」と思っても、実際取り掛かったら余裕だったなんてこともよくあります。
クライアントには申し訳ないですが
- 試しに案件に挑戦
- できるかできないか判断
という流れは、フリーランスなら経験すべきことではないかなと。
スキル不足なら仕事を切られても仕方ないですね。
フリーランスの態度が悪い
フリーランスの態度が悪ければ、もちろんですが切られる原因になります。
僕自身、ライターの仕事を他のライターさんに外注することがあるのですが、態度の悪い人はバンバン切ります。
態度が悪いと思われる原因は
- 言葉遣いが悪い
- 自分の都合で納期を遅らせてくる
- 連絡が取りづらい
などがあります。
シンプルに「仕事をしていてイラッとくるフリーランス」は切られやすいかなと。
自由な働き方ができるフリーランスには、態度が悪い人も一定数いますね。
残酷ですが替えはいくらでもいます
フリーランス人口が増え続ける今、替えなんていくらでもいますよね。
誰でもできるような案件を請け負っている場合、少しでもクライアントに嫌われたら切られるリスクが上がるかなと。

結論、フリーランスは切られやすいのです。だからこそ「いつ切られるか分からない」と危機感を持って行動することが大切かなと。次の章では、強いフリーランスとしていきていく方法について解説します。
仕事が切られても動じない強いフリーランスになる方法
フリーランスとしてサバイブしていくには、以下3つの行動に注力することをおすすめします。
- 収入源を細かく分散させる
- 案件獲得の間口を広げておく
- 自分でコントロールできるビジネスに注力する
収入源を細かく分散させる
収入源の分散は、いつ切られるか分からないフリーランスにとって最大のリスクヘッジになります。
- 複数のクライアントから案件を受注する
- 複数の職種で稼ぐ
1社のクライアントから月30万円もらうのは、楽ですがリスキーです。
- 目標金額:月収30万円
- クライアント:5社
- クライアント1社あたりの報酬:6万円
上記のようなイメージで仕事すれば、1社に切られても板では6万円で済みます。
クライアント都合で月30万円の収入が一気になくなってしまうのは、むしろフリーランス側のリスクヘッジができてないことが問題ですね。
いろんな職種で稼ぐのもあり
僕自身、ライターの他にブログ、翻訳、輸入物販、マーケティングなどの仕事をしています。
いろんな職種で稼ぐメリットは結構ありますね。
- 複数のスキルが身につく
- スキルをかけ合わせやすい
- マンネリ化しにくい
マネジメントが面倒なデメリットはあるものの、クライアントどころか「どの仕事がなくなっても何とかなる」というちょっとした自信にも繋がります。
今収入は十分にあるもののクライアントが1社のみの人は、この機会に収入源の分散を始めてみてはいかがでしょうか。
案件獲得の間口を広げておく
案件を受注する間口を広げておくのもリスクヘッジになりますよね。
- クラウドソーシング
- 求人・案件紹介サイト
- 友達・知人
「クラウドソーシングなんて単価安いから使えないでしょ」と思う方もいますよね。
でも、案件の間口を広げるキッカケとしては非常に優秀なんです。
僕はクラウドソーシングを頑張ったおかげで、高単価なライター案件を依頼してもらえるようになりました。
最低でも上記2つには登録しておくと、万が一の時に安心かなと。
求人サイトは報酬の未払いを防止できる
個人でクライアントと契約してて一番最悪なのが報酬の未払いですね。
この問題を防ぐにはフリーランス向けの求人サイトが超おすすめ。
- レバテックフリーランス
エンジニア向け求人サイト、高単価案件多数 - ギークスジョブ
エンジニア向け求人サイト、常駐案件多め - Midworks
エンジニア向け求人サイト、充実保証で安心
上記のような求人サイトを介して案件を受注すれば、切られたり報酬未払いみたいなトラブルを激減させられるはず。
自分で交渉するのが苦手な方は、求人サイトの利用も考えてみてくださいね。
自分でコントロールできるビジネスに注力する
フリーランスは何もクライアントワークだけではありません。
選択肢の1つとして、自分のビジネスを持つことも考えてみるといいですね。
- ブログ→アフィリエイト/自社商品販売
- 物販→輸入/国内転売
- コンサルタント→経験を活かして初心者をコンサル
自分の事業を持てば、クライアントから切られる心配はなくなります。
フリーランスの収入を安定させたい方は、チャレンジする価値があるかなと。
ただし別の〇〇に切られるリスクはあります
事業を起こしても切られるリスクはあります。
- ブログ:Googleに切られる
- 物販:Amazonやメルカリに切られる
- コンサルタント:信用がなくなって切られる
上記のような感じです。
どんな仕事にも切られる要素はあるので、僕は事業とクライアントワークを並行しています。
心の安定を重視したい方は、事業だけでなくクライアントワークもキープしましょう。
「フリーランス=切られやすい」と自覚して動くべし
フリーランスは、そもそもが切られやすい人種です。
だからこそ、万が一の事態に備えてリスクヘッジすることが大切と言えます。
- 収入源を細かく分散させる
- 案件獲得の間口を広げておく
- 自分でコントロールできるビジネスに注力する
上記3点ができていなかった方は、どれか1つでもいいのでリスクヘッジをしてみてください。
「また切られたらどうしよう」と精神的に余裕がなくなると、どんどん悪い方向に進んでしまうものです。
今がどんなにいい状況でも、トラブルの防止策を実行しておくことをおすすめします。
個人として発信することも忘れずに
ちなみに「あなたにしかできない」仕事を生み出すには、個人として発信することが重要と経験上思います。
- ブログで発信
- Twitterで発信
- YouTubeで発信
個人で発信していると「あなたに〇〇をしてほしいのですが」といった依頼が来るようになります。
僕自身、このブログを通して「太郎さんにお願いしたい案件があるのですが」と嬉しいご依頼をいただけるようになりました。
個人の発信力を磨いておくことも切られない1つの策になるはずです。
ぜひ、今日からできることを小さく始めつつ、いつ切られても動じないフリーランスを目指していきましょう。