あなたはパソコンのキーボードを見ずに、文字の入力ができますか?
ブラインドタッチができると、誤字脱字が減ったり仕事の効率が上がったりといいことがあります。
僕はライター歴8年以上。過去にブラインドタッチを練習したおかげで、キーボードを見ずにタイピングできます。
そんな背景の僕が、ライター向けにブラインドタッチの練習方法やポイントを解説します。
ブラインドタッチできるライターのメリットとは?
ライターがブラインドタッチできると、以下2つのメリットが得られます。
- 時給が上がる
- 誤字脱字が減る
時給が上がる
ブラインドタッチができると、単純にタイピング速度が早くなるので時給が上がります。
例えば、文字単価1円の場合、、、
- 1時間/1,000文字:時給1,000円
- 1時間/2,000文字:時給2,000円
と時給が変わってきますよね。
頭の中で文章構成ができていれば、文字をスラスラ打つことができるでしょう。
思いついたことをキーボードを見ないでタイピングできれば、生産性が上がるってこと。
文章を早く書けるかどうかで、時給が変わるならブラインドタッチを覚えた方が幸せですよね。
誤字脱字が減る
ブラインドタッチができると、誤字脱字が減ります。
PCのディスプレイを見ながらタイピングできれば、文字を誤入力したことに気づけますからね。
- ブラインドタッチなし:半角英数で日本語を入力している
- ブラインドタッチあり:すぐにミスに気づける
上記のようなミスって意外と多いのではないでしょうか。
ライターは1日に何全文字とタイピングするので、ちょっとしたミスでストレスが蓄積するとモチベーション低下に繋がります。
ブラインドタッチできると、ストレス軽減にも効果があるということです。
ブラインドタッチのやり方と練習方法
ブラインドタッチのやり方と練習方法を見ていきましょう。
ブラインドタッチのやり方:超シンプルです

ブラインドタッチのやり方は以下の通りです。
- Fキーに左手の人差し指を置く
- Jキーに右手の人差し指を置く
FとJキーには突起がありますよね。
ここに左右の人差し指を置けばOKです。
あとは上の画像にあるように、左右の指を配置していきます。
これを「ホームポジション」と呼び、常にこの形からタイピングするクセをつけるとブラインドタッチが簡単にできるようになるんです。
以下にブラインドタッチについて分かりやすく解説している動画を載せておきます。
ブラインドタッチの練習方法:e-typing

ブラインドタッチを練習したいライターにおすすめなのが「e-typing」です。
- 「ローマ字タイピング」をクリック
- 「今すぐチェック!」をクリック
サイトにアクセスしたら、上記の順でクリックしてください。

次の画面が表示されたら「今すぐチェック!」をクリックします。

次に「スタート」をクリックします。

タイピング画面が表示されるので、スペースキーを押してゲームを開始しましょう。

あとは画面の指示に従いながらタイピングしていけばOK。

上画像にあるように「どこをどの指でタイプするか」をチェックしながら実行しましょう。
ちなみに漢字に変換する必要はないので、ローマ字を連続で対応すれば問題ありません。
無料で結構いい感じの練習になるので、ぜひ活用してみてくださいね。
最重要は「見ないで」タイピングできること
ブラインドタッチは各指のポジションが厳密に決まっています。
しかし、最重要は見ないでタイピングできることですよね。
なので、多少ポジションが乱れていても早く打てればOKです。
僕自身、キーによっては正規の指を使えていなかったりしますが、毎日1万文字以上の執筆をしています。
ちょっとした手クセがつくのは許容範囲なので、大まかな形を重視して練習してみてくださいね。
ショートカットキーも合わせて覚えよう
ライターはブラインドタッチと合わせてPCのショートカットキーを覚えるべき。
ショートカットキーが使えるだけで、作業効率は驚くほど上がりますよ。
ぜひ、上記の公式サイトを参考にショートカットキーをマスターしておきましょう。
ライターにとってブラインドタッチよりも大切なこと
ブラインドタッチは確かに習得すべきスキルですが、ライターとして稼いでいくには、それ上に大切なことがあります。
- 文章構成スキル
- 分かりやすい言葉を使えるか
- クライアントの要望を汲み取れているか
文章構成スキル
文章構成スキルは、ライターにとって最重要かなと。
どんなにブラインドタッチが早くできても、文章構成が整ってなければ読み手に何も伝わりません。
- 読者にとって自然な流れの目次
- 論理的で説得力のある文章
ライターさんによっては、文章構成をしないまま記事を書き始める人もいますよね。
しかし、見出しを作らず記事を書くとチグハグで納得感のない内容になりがちなんです。
「で結局何が言いたいの?」って感じの文章はライターとしていただけないですね。
よく言われる「質の良い記事」を書くには?
ライターとして仕事してると「質の良い記事を書いてくれる方を募集します!」とかよく目にしますよね。
では、一体「質の高い記事とは何か?」と言われれば、以下のような記事かなと。
- ペルソナを明確にする
- 主張を論理的に展開する:結論ファースト
- Webならでは読みやすさを意識する
この点がカバーできてると、検索上位になりやすく読者にとっても読みやすい記事にできます。
僕自身、ライターとしてはもちろんブロガーとしても上記を意識していますが、おかげで検索1位の記事を沢山作ってこれました。
ブラインドタッチはもちろんですが、早く書けるよりも「良い記事」を書けるライターを目指すことも忘れないでくださいね。
分かりやすい言葉を使えるか
ライターは、分かりやすい言葉をチョイスすることも仕事の1つです。
ここができてないと、ブラインドタッチができてもライターとして重宝されないかなと。
若干、ハードルが高い話ですが、要は「誰にでも分かる言葉を使いましょう」ってことですね。
- 或いは→あるいわ or または
- 各々→それぞれ
- 只今→ただいま
上記はシンプルに漢字をひらがなに変換しただけですが、文章の読みやすさは大きく変わるものです。
記事テーマによって専門的な言葉を使う記事でないなら、できるだけ簡単で分かりやすい言葉をチョイスすると良いですよ。
ブラインドタッチで「早くタイピングすること」にフォーカスすると、言葉の難易度を無視してしまいがちです。
想定読者を明確にしつつ、適切なワードを選べるようになりましょう。
クライアントの要望を汲み取れているか
ライターとしてクライアントの要望を汲み取れているかは非常に重要です。
- クライアントの要望に沿ってない
- 修正が増える or 依頼ストップ
- ライターとして食えなくなる
「ライター=クライアントワーク」なので、お客さんが望んだ記事を書けることは大前提かなと。
ブラインドタッチで適当な文章を量産しても、長く稼げるライターにはなりません。
「どんな記事を望んでいるのか」を理解することは記事を作る第一歩なんですね。
要望を理解できるまで打ち合わせしよう
クライアントの要望がハッキリ分からない場合は、何度でも打ち合わせしましょう。
意識にズレがある状態で記事を書くと、お互いにデメリットしかありません。
記事を書き始める前に、コンセプトを把握できるようにしておいてくださいね。
クライアントにできる限りギブすることで、結果的に良い条件で仕事ができるようになりますよ。
結論ブラインドタッチできなくてもライターになれます
ブラインドタッチはライターにとって1つの武器になります。
しかし「ブラインドタッチができる=ライターとして稼げる」わけではありません。
ライターとして稼ぐには、記事の構成や言葉のチョイスなど本質的なスキルが必要になります。
- 記事の書き方をマスターする
- 同時にブラインドタッチの練習もする
- クライアントにギブする
結構やることいっぱいありますよね(笑)
また、ライターとして大きく稼ぎたいなら、タイピング速度よりもクライアント選びに注力することをおすすめします。
- 安い仕事を早く終わらせる
- 高い仕事を普通に終わらせる
当然ながら後者の方が稼ぎやすいのは間違いありません。
ブラインドタッチを習得しつつライターの本質も並行して極めていきましょう。