
上手く人と話すことができません…薄っぺらい関係で終わってしまうことが多いのは何でだろう?コミュニケーション能力が低い原因や改善策があるなら知りたいな。
こんな疑問に答えます。
僕は海外ノマドとして基本バンコクに拠点にしつつ転々としています。
普段はゲストハウスに住んでいるのですが、いろんな人と話している中でコミュニケーション能力が低い人の原因や特徴が分かってきました。
- 友達と呼べる人がいない
- 人をいまいち信用できない
- 話上手になりたい
こんな想いを抱いている方は、本記事を参考にコミュニケーション能力が低い自分を改善してみてください。
コミュニケーション能力が低い人に共通する3つの原因
話が下手だと仕事もプライベートもパッとしませんよね。
まずは3つの本質的な原因を見ていきましょう。
自分の話ばかり話題にする
自分の話ばかりする人は総じてコミュニケーション能力が低いですね。
聞く側からすると「また自分の話してるわ…」と疲れやストレスを感じてしまうはず。結果、次第に人が離れていきますが、本人は気づかないという悲しいオチになってしまうのかなと。
本質は「自信がない」から
コミュニケーション能力が低い人の本質的な原因として、自分に自信を持ててないことが挙げられます。
自信を持てずに話をしようとすると、いろんな面でボロが出てしまいますよね。
- 話がチグハグ
- ついつい話を盛ってしまう
「自信がない→負けたくない→だから盛っちゃう」みたいなイメージでしょうか。
いらないプライドが邪魔をしてしまい、相手に引かれる言動を自ら実行してしまうのかなと。
話の内容に深みがない:3次情報ばかり
薄っぺらい話はコミュニケーション能力を下げる原因になります。
「誰かが言ってた」くらいの3次情報を平気で口にしてしまう人は、相手から「この人の話は浅いしつまらない」と思われやすいですね。コミュニケーションが上手くいかないのはもちろん、信用も失う原因にもなるかなと。
3次情報の代表例
以下に3次情報の代表例をまとめました。
- YouTube
- テレビ
- 雑誌
上記のような3次情報を見て「知った気」になっている人の話は浅すぎて聞く側が疲れてしまいます。
例えば、、、
- YouTubeで副業の稼ぎ方を閲覧
- 稼いでもいないのに「稼ぎ方」を教える
- 相手が次第に遠ざかっていく
という感じ。
経験していないことを話しても、中身がないので説得力に欠けてしまいます。
「〇〇らしい」みたいな話を、人は求めていないのです。
信頼できる情報源については、下記記事で詳しく解説しています。
否定されることを悪いことと勘違いしている
コミュニケーション能力が低い人は「自分の話を否定されること」を悪と勘違いしている人も多いです。
話し相手に意見を否定されると負けた気になって落ち込んでしまう。
いつまでたっても深い話ができず、コミュニケーション能力も上がらないのかなと。
意見が衝突することを極端に恐れてしまう人が話上手になるのは難しいですね。
否定されたくないから逃げる→初対面の人しか話せなくなる
自分の意見を否定されるのが怖いと感じると深い話ができません。
初対面の人は良いかもですが、話を重ねるごとに「この人の話はつまらないな…」という印象を与えてしまうでしょう。
結果、腹を割って話せる人が少なくなり、貴重なアドバイスをくれる人が遠ざかってしまうのです。コミュニケーション能力が低くなってしまう根本的な原因とも言えるでしょう。
しかし人の意見は否定する
自分の意見を否定されるのが怖い人は、総じて他人を否定したりします。
- 意見をぶつけ合う→ディベート
- 人の陰口を言う→生産性ゼロ or マイナス
上記2パターンには「否定」という共通点があるものの、全く異なる意味合いであることが分かりますよね。
例えば、その場にいない人のことを否定して「勝った気」になるとか。
しかし、結末としては「この人は他人の陰口を言うんだな」と悪い印象を与える原因になります。
「否定されたくない」と思っているものの「人を否定する」ことは、円滑なコミュニケーションには繋がらないのです。
コミュニケーション能力が低い人が取るべき改善策3つ
ポイントは自分のプライドを捨てることですよ。
最重要は人の話を「聞く」こと
コミュニケーション能力が低いと悩んでいる人は、まず相手の話を聞くことに集中してみてください。
話をしっかり聞けるようになれれば、コミュニケーション能力が低い問題を大きく改善できますよ。相手の時間を奪うのではなく、あなたの時間を相手にギブするイメージです。
やめるべき3つの行動
相手に「しっかり話を聞いてくれているな」という印象を持ってもらうには、以下3つの行動を捨てるべきですよ。
- 話が終わる前に相槌を打つ
- 話の途中で話題をすり替える
- 上から目線のアドバイス
あなたは相手が話している最中に「はいはいはいはい」と無駄な相槌を打ってはいないでしょうか。
不要に相槌を打っても相手に悪い印象を与えるだけです。話を途中ですり替えたり、上から目線のアドバイスも同様ですね。
上記3つをやめるだけでも、コミュニケーション能力が改善されるはず。
余計なことに労力を使わずに、相手の話を親身になって聞くことにフォーカスしてみてくださいね。
知ったかぶりをやめて知らないことを質問する
会話の中で知らないことが出てきたら、積極的に質問しましょう。
相手に質問で返すことで「この人は自分の話を聞いてくれているんだな」という印象を与えることができます。コミュニケーションの基本ですね。
「なぜ?」は会話の本質です
どんな会話の中にも次の疑問が隠されているもの。
- 相手:私は〇〇の仕事をしています
- あなた:そうなんですね!〇〇について詳しく教えてもらえますか?
- 相手:〇〇とは〜
- あなた:なるほど、お仕事は順調に進んでいますか?
例えば、上記のようなイメージです。
逆にコミュニケーション能力が低いと判断されがちな会話は次の通り。
- 相手:私は〇〇の仕事をしています
- あなた:あぁ知ってます知ってます。僕の友達も同じ仕事です
- 相手:そうですか…(何を知ってんだよ)
知ったかぶりの典型例ですね。
これでは円滑なコミュニケーションが成立することはないでしょう。
まずは相手の話を聞いて、会話の中に生まれる「なぜ?」を素直に聞いてみるようにしてみてくださいね。
他人の意見を認めて相手を尊重する
他人の意見を認めることで、相手を尊重している姿勢を示すことができます。
- 相手の意見を否定しない
- 会話の中に疑問を見つけて質問
- 会話は勝ち負けではないと自覚する
「そんなの間違ってるよ」みたいな発言をすると、会話がストップしてしまいますよね。
どんな人の意見にも一理あるわけで、大切なのは認めることかなと。
「認める=負ける」ことではない
コミュニケーション能力が低い人は、認めることが苦手です。
これは「認める=負ける」と考えていることが原因になっているかなと。しかし、相手の意見や思考を認めることは、すなわち自分のことを認めてもらうキッカケになっています。
- 相手の意見を認める
- 相手が心を開いてくれる
- 相手があなたの意見を認めてくれる
上記のように良い流れを作るには、まずあなたが相手の意見を認めることが重要なんです。
「コミュニケーション能力が高い人=相手を認められる人」とも言えますね。
どうしても合わないならフェードアウトしよう
話す相手によっては、あなたがどんなに親切にしても噛み合わないこともあるでしょう。
- 相手のコミュニケーション能力が極めて低い
- 自己嫌悪に陥っている人との会話
- 何を言っても「でも…」が口癖の人
このような人は、あなたがどんなに上手く話そうとしても無理がありますね。
結論、あなたにストレスが溜まるだけなのでフェードアウトするのが良いかなと。ネガティブな人と一緒にいる意味はないので、変な人とは距離を起きましょう。
コミュニケーション能力が低い原因を知って話上手になろう
人とスムーズに話ができる人は、相手のことを考えている人です。
- 食い気味で話に割り込む
- 違う話題にすり替える
- 分が悪くなると逃げる
上記のような感じだと、会話も弾まず相手に悪い印象を与えてしまうでしょう。
「会話=相手の話を聞くこと」と捉えてみてください。
相手からどれだけ話を引き出せるかを考えて、コミュニケーションを取っていくと次第に楽しくなってくるはずです。
「話上手=聞き上手」というポイントを頭に入れて、素直かつ積極的にコミュニケーションを取っていきましょう。