僕はつい先日、自分が思考停止していることに気づきました。
キッカケは「最近やること多いな〜」と思った直後に「とりあえず朝飯食べよう」と考えている自分に気づいた時のこと。
- 問題:やることが多い
- 次の思考:朝飯を食べよう
これは問題に対して思考停止している好例ですよね。
「今よりもっといい人生にしたい」と思っているのに、僕のように思考停止している人は少なくないでしょう。
- どうせ〇〇だろう
- 〇〇がなければできるんだけど
- 〇〇は流石に無理だろう
環境や人のせいにして「やるべきこと」や「やりたいこと」から逃げていないでしょうか。
本記事では、思考停止のサインと具体的な解決策について解説します。
本記事の内容
僕はフリーランス7年目ですが、過去に何度も思考停止してきました。特にちょっとした成功体験をした時は思考停止しやすいです。ただ、思考停止している自分に気づければ改善していくことは難しくありません。
ぜひ、本記事を参考にしつつ「本当にやりたいことができる自分」を一緒に目指していきましょう。
思考停止のサイン:当てはまる人は注意するべき
思考停止のサインは大きく以下3つにまとめられるかなと。
- 面倒なことがあると違う作業をしてしまう
- 結論を出さずに行動を始める
- テキトーに返事をする
面倒なことがあると違う作業をしてしまう
冒頭でお伝えした、僕の思考パターンがコレです。
面倒な問題や悩みごとが頭の中に湧いてくると瞬時に別のことを考えてしまう。
一見すると思考を続けているように思いますが、実際は「問題から逃げる=思考停止」になっていますよね。
難しい問題から逃げるために別のことを考えるのはありがちな思考停止パターンかなと。
現実逃避とも言えるでしょう。
[box04 title="問題から逃げてしまう思考停止の例"]
- 今月のクレカの支払いいくらだっけ
- 15万円もあるのか…ヤバいな
- とりあえずシャワー浴びよう
[/box04]
上記は完全に思考停止のサインですよね。
問題を解決するために考えるのではなく、漠然とした恐怖や不安のまま終わらせてしまう。
結果、悩みは尽きることなく増えてしまうのです。
結論を出さずに行動を始める
ゴールや仮説を決めずに行動を始めるのも思考停止のサインです。
結末を予想せずに突発的な行動に出るのは、考えていないからに他なりません。
考えずに行動しているということは、何かに流されているってこと。
- メディア
- 友達
- 気候
例えば上記の通りですね。
友達から言われたちょっとした一言で、突発的な行動に出ているなら間違いなく思考停止のサインですよ。
僕が陥る思考停止のパターン
僕によく起こるのは、以下のようなパターンです。
- 友達:今日は酒飲まないの?
- 僕:そうね〜飲んでもいいけど…
- 友達:もう飲む時間じゃん!
- 僕:気づいたらビール買ってる
こんな感じです。
僕自身が結論を予想できていれば「酒は生産的じゃないからやめよう」となるはずですよね。
思考停止しているから、友達の意見に反応してよからぬ行動をしてしまうのかなと。
「こうなりたい」というビジョンがないと、自分以外の何かに舵を握られてしまいます。
これでは人生がいい方向にいくはずがありませんね。
テキトーに返事をする
テキトーな返事も思考停止のサインです。
- 別にいいんじゃん:聞いてない証拠
- まぁ知らないけど:考えてない
- 僕は何でもいいよ:思考を放棄してる
全てに共通しているのは「考えずに発言している」ことですね。
話しかけられてから回答するまでのタイムラグはほとんどなく、思ったことを口から出しているのが特徴的。
自分の意見ばかり言うのも思考停止のサインです
誰かに悩みを相談された時、自分の意見ばかり発言する人は思考停止しています。
相手のためを思っての発言なのは分かりますが、実際は相手の話を聞いていないのと同じです。
[box04 title="思考停止した人によくある会話"]
相手の悩み
「1年後に独立しようと思って、副業でブログを始めたんだ!でもまだまだ結果が出ないんだよね。個人で稼ぐって難しいものだね。」
思考停止の人の回答
「そりゃビジネスの世界は甘くないよ。悪いことは言わないから諦めた方がいいよ。子供や奥さんに迷惑なんてかけられないだろ。」
[/box04]
冷静に会話を分析すると「諦めた方がいい」という回答がズレていることが分かるでしょう。
もともと自分の中にあった意見を発言しているだけなんですよね。
相手がどんなことに悩んでいるのかを考えてはいないので、的外れな回答になります。
実際、思考停止してテキトーな返事をする人はめちゃくちゃ多いです。
大多数の意見に同調しやすい日本では、思考停止した返事が善であることも珍しくありません。
自分が置かれている環境自体が思考停止してることもあるってことですね。
思考停止を改善するには小さなことに注目しよう
もしもあなたが思考停止状態から抜け出したいなら、以下3つの行動を試してみてください。
- 「なぜ?」を追求して深く考える
- 大きな問題は小さな問題に分解する
- 仮説を立てて小さな行動を起こす
「なぜ?」を追求して深く考える
思考停止から抜け出すには、どんなことにも「なぜ?」を突きつけるのがおすすめです。
特に無意識で取っている行動に対して疑問を持つと日常が面白くなります。
- いつもこの道を歩いて通勤するのはなぜだろう?
- なぜいつも17時になるとSNSをチェックするんだろう?
- なぜ〇〇さんの意見を聞きたくないと思うんだろう?
疑問を持つことで行動への解像度が上がります。
QにはAを返すこと
「Q=疑問」には、かならず何かしらの「A=答え」を返してあげましょう。
「なぜ?」を追求していけば、必ず何かしらの答えが出ます。
答えが出ると納得感が生まれてスッキリするものです。
思考停止の時は、答えが出ずに小さなストレスが溜まり続けていたはず。
正しい答えである必要はありません。
あなたなりの答えを出す行為こそ「思考する」ことと言えます。
「なぜ?」を活用するだけで、日常の質がかなり高くなりますよ。
大きな問題は小さな問題に分解する
考えたくもないような大きな問題は、小さく分解して少しずつ問いていきましょう。
- 多額の借金をどう返済するか
- 副業で全く稼げない
- 漠然とした将来への不安
上記のような「大きな問題」も小さく分解すれば、解決策が見つかります。
思考停止して問題から逃げるのではなく「すぐに解決できそうなタスク」に変えてしまえばいいのです。
漠然とした問題ほどクリアしやすい話
余談ですが、漠然とした問題ほど分解して考えると簡単に解決できたりします。
漠然とした問題で終わらせているから解決しないだけですね。
部屋の片付けも「1日10分かけて1箇所ずつ片付け」ていれば、1週間でキレイになるでしょう。
思考停止していたからこそ大きくなった問題を、即日解決できるほど人間は賢くありません。
小学生でもできるくらい小さな問題まで細分化すれば、あとは実行あるのみです。
「これならできるな」ってくらいまで小さく刻んでみましょう。
仮説を立てて小さな行動を起こす
仮説を立てて小さな行動を起こすと思考停止状態から抜け出せます。
- 仮説:こうすれば目標を達成できるだろう
- 小さな行動:1日にやるべき具体的な行動リスト
誰でも「こうなりたい」といった理想がありますよね。
しかし、大きな目標であればあるほど「どうやってクリアするのか」が未知数になるものです。
だからこそ「なりたい自分はいるけど、きっと無理だろう」と思考停止します。
「こうすればクリアできるかもしれない」と仮説を立てれば、やるべき行動も明確にできるはずです。
仮説だから失敗してもOK
例えば「ブログで月10万円以上稼ぐ」という目標があるとします。
ここで仮説を立てるわけですが、ブログで月10万円稼いだことがない人が正解を導き出すのはほぼ不可能ですよね。
体験談がないのに「こうすれば稼げる」なんて分かるはずがありません。
しかし、仮説を立てなければゴールまでの地図がない状態で歩き出すようなものです。
仮説を立てれば「明日は〇〇をする」といった行動を見出すことができます。
新しいことを始めれば失敗するのが人間の常です。
- 仮説を立てる→実行する
- 失敗経験から新たな仮説を立てる
- 目標達成するまで繰り返す
成功するまで仮説を立て続けて、小さな行動を積み重ねれば着実に目標へ近づくことができます。
僕自身、仮説を立てて小さく積み上げることでブログ、ライター、輸入物販など様々なことで収入を得られるようになりました。
まずは目標を達成した自分をイメージしてみてください。
「どうやって成功できたんだっけ?」と逆算して仮説を立てると、行動リストも作りやすいですよ。
思考停止のサインに気づいたら即行動しよう
結論、思考停止のサインに気づいたら「なぜ?」を使って深堀りして行動を起こすのが吉ですよ。
止まっていても幸せが向こうからやってくることはありません。
面倒でも前に進む姿勢がマジで大切なんです。
[box02 title="本記事のまとめ"]
\思考停止のサイン/
- 面倒なことがあると違う作業をしてしまう
- 結論を出さずに行動を始める
- テキトーに返事をする
\思考停止から抜け出す方法/
- 「なぜ?」を追求して深く考える
- 大きな問題は小さな問題に分解する
- 仮説を立てて小さな行動を起こす
[/box02]
何を考えてどう動くかを変えれば、今がどんなに最悪な状況の人でも人生を好転させられるはずです。
始めるなら早いに越したことはありません。
よりよい明日を迎えるためにも、深い思考と行動を積み上げていきましょう。