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デジタルノマドの税金はどうする?宿泊費、飲食代は経費に計上できる?

2018年3月6日

一定の場所に定住したり毎日違う国に訪れてみたり、自由な働き方が魅力のデジタルノマド。

PCとネット環境があれば場所を選ばず仕事ができるデジタルノマドですが、旅行費や宿泊代、飲食代は経費になるのか?

今回はデジタルノマドの経費問題を解説していきます。

僕自身もデジタルノマドというライフスタイルをしており、確定申告も何回も行っていますので信憑性はあるかなと。

デジタルノマド = フリーランス

デジタルノマド、ノマドワーカー、自由業など様々な単語がありすぎてよく分からなくなっていますが、

結論は「自営業 = フリーランス」

なのでフリーランス、つまり自営業と全く同じ感覚で考えればOKです。

ノマドワーカー、デジタルノマド、フリーランスは自営業に集約されています。

なので身近にデジタルノマドの人がいなくて経費として計上していいのか分からない時は、税務署に聞くか身近な自営業の人に聞くと良いですよ。

結論:売上に関わる支出は経費になる

ここで結論から言っておきます。

デジタルノマドやノマドワーカーの人は、仕事のために使ったお金を経費として計上できます。

儲けるために使ったお金とも言えます。

場所に囚われずに生きているデジタルノマドは、決まったオフィスで働くことはなく様々な場所や国で働くはずです。

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その場所に行った目的が仕事で実際に売上に繋がる作業をしたなら、それは立派な仕事です。
つまり会社員が会社のオフィスで仕事をしているのと何も変わりないということ。

この視点を忘れなければ、経費に計上できるかどうかの判断は難しくありません。

カフェ代って経費にできるの?

カフェで作業をするデジタルノマドやノマドワーカーにとって、この疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?

結論から言うとカフェのコーヒー代は経費として計上できます。

分かりにくいと感じてしまうのはカフェは一般的に仕事をする場所じゃないからです。

仕事の休憩に使っている人や、友達との会話を楽しんだりするために使われることが多いのでデジタルノマドの方は困惑するのかも。

でも、そこで仕事をしているのならコーヒー代は経費になって当たり前なんですね。

カフェで何も頼まないってのも変な話なのでカフェを仕事場として使ったのなら、コーヒー代は場所代って感じですね。

勘定科目は「雑費」とか「作業代で」OKです。

もしも複数の人とミーティングをするためにカフェを使ったなら「会議費」になります。

「でも自分がしっかり仕事をしたのか自信がないから経費にしづらいな〜」とか思っている方は考えてみてください。

会社って沢山の人がいるじゃないですか?

その集団の全員が真面目に働いていると思いますか?

「楽って聞いたからこの企業に決めたんだ!」って胸張っていう人もいるくらいです(笑)

僕は立派な会社で仕事をしたくないがために仕事をしているふりをしている人たちよりも、デジタルノマドや個人で稼いでいる人の方がよっぽど尊敬できると思います。

なのでカフェで頼んだコーヒー代は雑費として経費計上しちゃってください。

なんでカフェで仕事するの?

よく言われるのが「なんでカフェいくわけ?カッコつけてるの?」ってやつ(笑)

これはあくまでも個人的な意見ですが、僕自身、同じように思ったこともありました。

どこでも仕事ができるなら、家で仕事するのがお金もかからなくて一番良いじゃんって。

デジタルノマドやノマドワーカーの中には、カフェにいるのに本当に大した作業をしていない人も沢山います。

なので知らない人から同じように思われるのも仕方ないと思います。

ただ、毎日同じ場所で作業するよりも転々とした方が集中できたりするんです。

あとカフェの雑音って非常に集中できるんです。

だから仕事をするばとしてもぴったりなんですね。

家でダラケながら仕事をしてしまう人は、カフェとかで周りの目を気にして強制的に仕事モードにするのもいいですね。

僕は田舎暮らしなので夏は山奥の道の駅で仕事してました。

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もちろんここでのコーヒー代も経費にしてます。

虫の鳴き声や川の流れる音なんかも集中できますね。

注意!飲食代は超グレーです

ここで1つ注意点があります。

それはカフェで使う金額です。

例えばコーヒー1杯なら高くても500円程度。

コワーキングスペースは1000円とか、若干高額になっても場所自体が仕事場として認識されているから問題ないですが、一般利用者の多いカフェでの食事代は経費にしない方がいいです。

会社でも外食するのは、自腹なようにカフェで食事をした際にかかったお金は仕事に直接関係ありません。

食事代まで全て経費にしてしまうと年間で膨大な額になると思います。

売上がすごい人とかは税務署からのチェックを受けることもあり、その際に飲食代がかなりの金額になっていると厳しいチェックをされます。

追徴課税になると余計な出費が増えてしまうことになるので、カフェではドリンク代のみにしておきましょう。

旅行が仕事なら旅費は経費にできる

これ知らない人も多いと思いますが、デジタルノマドは旅費や宿泊代も経費にできるケースがあります。

例えば、ブログから何かしら売上が上がっている人を例にすると、台湾に1週間滞在したことを記事にすることで仕事として海外に取材に行ったことにできるんです。

「台湾で人気の○○に行ってみた!」みたいな記事を書いてブログに載せる。

そこにはアドセンスやアフィリエイトリンクがあって収益が出せるページになっているとすれば、これは立派なビジネスです。

海外旅行に何かしら自分のビジネスを繋げられるなら、経費として計上することができます。

経費にできる一般的な支出は以下のようなものがあります。

  • 航空券代
  • タクシー代
  • バス代
  • 宿泊費
  • 通信費(現地のレンタルWi-Fi)
  • 飲食代(お店の記事を書く場合)

個人ブログを運営している人で税金を少しでも節約したい方は、旅行を記事にしてマネタイズすることをおすすめします。

それが稼げないページでも問題ありません。

旅行を経費で落とす際の注意点

旅行の全ての支出を経費にできるわけではありません。

これはクライアントに依頼されて、現地取材に行った方にも同様のことが言えます。

例えばホテル。
仕事で海外に行っているにも関わらず宿泊先が高級リゾートホテルでは経費にすることはできません。

同じようにビジネスクラスで移動するのは個人の自由ですが、経費にできるかと言えばやめておいた方が無難です。

あとから課税されると余計なお金を上乗せされて請求されるので。

尚、経費で落ちるのはあくまでも1人分と考えてください。

本気で現地取材に行く場合を除き、家族旅行など第三者の旅費を経費で計上することはできないので覚えておいてください。

確定申告が簡単にできる便利ツール

経費の計算などを未だに手描きで行っている方は、時間を大幅に浪費しています。

面倒な確定申告は専用のツールを使って自動で計算してもらうのがベストです。

フリーランスにおすすめの確定申告ツールを以下にまとめました。

フリーランスに人気のクラウド会計ソフト。管理画面も見やすく各種クレジットカードやキャッシュカードも登録できるので入出金の管理も楽です。入金元から自動で勘定科目をつけてくれるのも魅力です。

昔から定評のある会計ソフトのやよい。使いづらいという人もいますが僕が使った感じでは全く使いづらさを感じませんでした。freeeとは管理画面のデザインが全く違うので無料会員に登録して使いやすい方を選べばいいと思います。

MFクラウド会計も利用者の多いクラウド会計ソフトです。ビジネスライクな仕様になっており個人のフリーランスだけでなくスタートアップ企業にも使える会計ソフトです。利用料は他の2つに比べると若干高めです。

これらは全てオンライン上にデータを保管できるので、アカウント名とパスワードさえ分かれば世界中どこからでもアクセスすることができます。

まだ使っていない方は是非、活用してみてくださいね。

\確定申告ソフトについての詳細は下記記事で解説しています/

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【比較レビュー】フリーランスにおすすめの確定申告ソフトは3つだけ

デジタルノマドも節税するべき

カフェで仕事をしたり、海外旅行に行ったりする機会の多いデジタルノマド。

自由に働ける身だからこそ、ちょっとした行動も自分のビジネスに取り入れることで、今まではただの支出に過ぎなかったものを経費にできます。

やり方はひとそれぞれですが、ポイントは売上をあげるための支出であること。

ここを証明できるようにブログなども活用していきましょう。

ちなみにレシートや領収書は、必ず写真で撮影したりして明細を残しておいてくださいね。

デジタルノマドになってみたいけど、どうすればいいか分からないって方は損しまくってるので【即行動】デジタルノマドになりたいなら今すぐ始めるべき3つの理由を読んでみてください!

  • この記事を書いた人

Taro Moteki

群馬県出身のフリーランスライターです。 Webライター、ディレクター、バナー制作、ブログ、EC運営などをしつつ海外を転々としてきました。日々の学びが誰かの役に立てば幸いです。

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