
こんな疑問に答えます。
僕はWebライター歴3年ほど。月20〜30万円ほどを稼いでいます。
ライターだけでなく、ディレクターやサイト自体のプロデュースもしているので、ある程度詳しい方かなと。
そんな背景の僕が、これからWebライターを始めたい方に向けて、必要な知識を解説します。
記事の後半では、Webライターとして稼ぎ始める具体的な手順について説明しているので「とにかくすぐに始めたい!」って方は、後半のみ読んで実行してみてください。
Webライターって何?基礎知識編
「そもそもWebライターってどんな仕事?」という疑問を解消しておきましょう。
- Webライターはコンテンツを作る人
- リアルな相場は1文字1〜3円くらい
- 案件獲得ルートは大きく分けて3つある
Webライターはコンテンツを作る人
「Webライター」とは、ネット上に上がっている記事(コンテンツ)を作成する人のことです。
一般的な仕事の流れは以下のような感じ。
- クライアントから記事テーマをもらう
- テーマに沿って情報収集
- 記事として納品→報酬獲得
「記事テーマ」とは、Googleで検索される「キーワード」であることがほとんど。
簡単に言うと、Googleで検索1位になる記事を書くのが仕事って感じです。
検索上位に表示されれば、沢山の人からアクセスが集まります。
結果、クライアントのサイトから収益が発生するという仕組みです。
まとめると「Webライター=検索上位の記事(コンテンツ)を作る人」になります。
リアルな相場は1文字1〜3円くらい
Webライターで稼いでる人のリアルな相場は1文字1〜3円くらいかなと。
中には1文字5〜10円くらいもらってる人もいますが、Webライター人口の中では一握りですね。
文字単価が上がる仕組み
Webライターの文字単価は、以下のような付加価値で上がる傾向にあります。
- 専門的な知識・経験があるか
- ライター自身が有名かどうか
- 取材があるかないか
例えば、あなたがライター未経験だとしても、整形外科医として働いた経験があれば文字単価は一気にアップします。
逆に特別な経験値がなく専門的な知識がない場合、文字単価は1〜2円くらいでしょう。
取材があったりすると、その分単価もよくなります。
これからWebライターを始める人は、とりあえず文字単価1〜2円くらいを目指せばOKです。
案件獲得ルートは大きく分けて3つある
Webライターの案件をゲットできるルートは、大きく分けて以下3パターンになります。
- クラウドソーシング
- 求人サイト
- 直営業
基本的には下に行くほど、単価も上がっていく傾向です。
クラウドソーシングは完全初心者でも案件が取れるので、これから始める人がまず利用すべき窓口かなと。
求人サイトは経験者向けがほとんどなので、Webライター経験を積んでから利用するとよいでしょう。
直営業は、自分が興味のあるサイトに問い合わせて仕事をもらいます。
仲介サイトを通さないため、単価も上がりやすいですね。

Webライターで稼ぐために必要な3つの知識
Webライターとして稼ぐために必要な知識を3つにまとめました。
- 稼げるジャンルを理解する
- 論理的でシンプルな文章:Webライティング
- SEOに関する全般的な知識
稼げるジャンルを理解する
「稼げるジャンル」とは、ずばり「アフィリエイト報酬が高いジャンル」です。
クライアントサイトが稼ぐ流れは以下のようになっています。
- 記事をGoogleで検索上位に表示させる
- アクセスが集まる
- アフィリエイト収益が発生する
ほとんどのサイトが上記の流れで収益を得ています。
しかし、アフィリエイトの報酬はジャンルによってピンきりです。
例えば、以下のジャンルはアフィリエイト報酬が高めになっています。
- 転職エージェント
- プログラミングスクール
- クレジットカード
- 消費者金融
- 美容
逆に以下のようなジャンルはアフィリエイト報酬が安いです。
- 旅行
- 音楽
- 副業
アフィリエイト報酬が高いジャンルは、クライアントも十分な資金を持っていることが多いですね。
経験値があるジャンルがおすすめ
例えば、以下のような人は単価の高い案件をゲットしやすいはず。
- 複数の転職エージェントを利用したことがある
- プログラミングスクール利用者
- 借金があり消費者金融を利用したことがある
- 整形や脱毛をしたことがある
- クレジットカード会社で働いたことがある
クライアントからすると、経験者に勝るライターはいません。
「経験値×ライティングスキル」があれば、かなり稼ぎやすくなりますよ。
ちなみに僕は輸入や物販経験を活かして案件を獲得しています。
論理的でシンプルな文章:Webライティング
専門的な知識を持っているいないに関わらず、Webライターには論理的かつシンプルな文章が求められます。
論理的な文章とは以下のような構造になっています。
- 結論:〇〇は△△である
- 理由:なぜなら〜だから
- 具体例:実際に〇〇では〜
- 結論:そのため、〇〇は△△と言える
答えを先延ばしにしないのは、Webライティングならではの特徴かなと。
Webサイトへ訪れる人は、誰しも速攻で疑問や問題を解決したいと考えています。
「結論ファースト」な記事の書き方はWebライティングの基本です。
Webライティングの基礎知識が理解できる良書
僕はWebライティングに関する本を30冊以上は読みましたが、結論を言うと以下の本1冊で十分です。
「沈黙のWebライティング」は、名前の通りWebライティングに関する情報を網羅的に理解できる1冊になっています。
最も基本的な部分から専門的な知識まで全てを把握できるので、Webライターになりたい方はマストで入手しましょう。
ちなみに、沈黙のWebライティングはマンガ形式なので、電子書籍の購入はおすすめできません。
単行本の方が断然読みやすいですよ。
SEOに関する全般的な知識
「SEO」とは、Googleの検索ページで記事を上位表示させる施策のこと。
何度もお伝えしている通り、Webライターは記事を上位表示させることが求められています。
どんなに分かりやすい文章を書いても、記事が1ページ目に表示されなければ、案件は他のライターに流れていくでしょう。
つまり、SEOに関する知識はWebライターにとって必須の知識と言えます。
SEOはめちゃくちゃ奥が深いです
ちなみにですが、SEOは超奥が深いので短時間でマスターすることはできません。
また、Google自体は定期的に検索アルゴリズム(上位表示させる判断基準)を変えているため、一概に「こうすればOK」という方法がないんです。
最適解は時代に合ったSEO知識をその都度インプットすることかなと。
SEOに関する知識はクライアントから学べます
どんなクライアントでも「〇〇してSEO対策しよう」と仮説を立てているものです。
この仮説はWebライターにマニュアルとして共有されるため、クライアントから知識をインプットすることもできます。
- キーワードを記事に〇〇個以上入れる
- タイトルと見出しにキーワードを入れる
- 文字数は最低〇〇字以上書く
上記のようにクライアントによって「こうすれば上位表示できるかも」というポイントを教えてもらえます。
複数のクライアントから知識をインプットしていくことで、結果的にSEOスキルを身につけることも可能です。
Webライター未経験者が稼ぐまでの3ステップ
Webライター未経験の方は、以下の流れを全コピーすればライターデビューできますよ。
- クラウドソーシングに登録する
- 興味のある案件に営業する
- 記事を納品して報酬獲得
①クラウドソーシングに登録する
Webライター未経験者は、ひとまず以下2つのクラウドソーシングに登録しましょう。
※登録自体は2サイト合わせても30分以内で完了できますので、この機会にライターとして登録しておきましょう。
どちらも無料で利用できる上に、ライター案件が充実しています。
プロフィールは充実させましょう
クラウドソーシングのプロフィールはできるだけ充実させてください。
はじめての方でも、以下の手順でプロフィールを充実させられますよ。
- クラウドソーシングで「ライター」を検索する
- 上位に表示されているライターのプロフィールを参考にする
上位に表示されているライターのプロフィールはとても分かりやすいです。
こちらを参考にすれば、誰でも分かりやすいプロフィールをスムーズに作成できます。
②興味のある案件に営業する
登録作業が完了したら、興味のある案件に応募していきましょう。
今回はランサーズを例に解説します。
はじめにランサーズトップページから「仕事を探す」→「ライティング・ネーミング」の順にクリックしてください。
ライター案件が表示されますので、左側の「絞り込み」を「固定報酬(プロジェクト)」に指定します。
絞り込みが完了したら下にスクロールして「絞り込み」をクリックしましょう。
次に検索欄に「未経験」と入力して検索してください。
これで未経験向けの案件に絞れました。
あとは、興味のある案件に提案していけばOKです。
例えば、以下のような案件はライター未経験者でも応募できます。
不安な方は案件募集ページで、以下のコマンドを打って「未経験」と検索してみてください。
- Windows:Ctrl+F
- Mac:Command+F
上記の流れで未経験と検索すると、以下のように「未経験でもOKですよ」という文言が見つかりました。
未経験OKの案件を最低でも20件くらいリストアップして、営業メールを飛ばしましょう。
③記事を納品して報酬獲得
提案が通ったら、実際に記事を書いて納品します。
ここで注意するべきポイントは以下の通りです。
- 必ずマニュアルを熟読すること
- 分からないことは質問して解決すること
- 納期は必ず守ること
未経験者向けの案件を募集しているクライアントは、独自に作った「記事作成マニュアル」を持っているものです。
クライアントから最も嫌われるWebライターは、マニュアルを読んでない人と断言できます。
- ライター:テキトーにマニュアルを読んで執筆
- クライアント:こいつ完全にアニュアル読んでないな…
- 修正依頼→ほぼ丸々書き直し
上記のような流れになってしまうと、ライターもクライアントも時間を無駄にしてしまいますよね。
クライアントによって、マニュアルに書かれている内容が違うので必ず熟読してください。
熟読しても分からない点は、積極的に質問しましょう。
納期だけは必ず守ろう
Webライターの中には、納期を破る人が本当に沢山います。
僕自身、他のライターさんに案件を手伝ってもらうことがあるのですが、結構多くのライターが納期を破ってくるんですね。
感覚としては「納期を守るだけで上位10%に入れるんじゃないかな」って感じ。
Webライターは友達のお手伝いではなく仕事なので、徹夜してでも納期を守るようにしてくださいね。
修正依頼を減らす方法
未経験者が記事を納品するとほとんどの場合、修正依頼が発生します。
この修正依頼を減らすには、以下の方法を試すといいですよ。
- 記事が半分くらいできた時点で確認してもらう
- 執筆中に分からないことは質問する
- クライアントが望む記事のサンプルを見せてもらう
修正依頼になる原因は「クライアントとライターの意思疎通ができていないから」です。
なので、記事が完成する前に「こんな感じで進めていけばいいですか?」と確認するといいかなと。
質問せずにガンガン記事を書くよりも効率アップできますよ。
これであなたもWebライターデビューですね!
Webライターは知識を活かせる素敵な仕事です
Webライターは基礎的な知識さえあれば、誰でも稼げるチャンスがある仕事です。
専門性がある人は、ライター経験がなくても高単価な案件をゲットできますよ。
スキルや経験のない人は、稼げるジャンルの知識をインプットすればOKです。
本やYouTubeなど、各ジャンルの知識をインプットする媒体は沢山ありますよね。
専門性が身につくと稼ぎやすいのは確実なので、徐々にマスターしていきましょう。
最後にWebライターで稼ぐ手順をまとめておきます。
Webライターの知識まとめ
\沈黙のWebライティングを読む/
\登録すべきクラウドソーシング/
\Webライターの注意点/
- 必ずマニュアルを熟読すること
- 分からないことは質問して解決すること
- 納期は必ず守ること
あとはWebライターの経験値を積んでいくだけです。
ぜひ、本記事を読んで終わりにするのではなく、1円でもいいのでWebライターとして実際に稼いでみてくださいね!