
こんな疑問に答えます。
質より量問題は結構いろんな意見があって混乱しますよね。しかしながら、冷静に世の中の成功者を分析すれば明らかに「質より量」が正しいと分かります。
ということで本記事では読者の方がこれ以上質より量問題に悩まないように結論を書いておきます。
【本質】質より量が正しい理由:これだけ信じて行動すればOK
冒頭でもお伝えした通り、結論として何かで結果を出したいなら「質より量」を信じて行動すればOKです。
質より量が重要かつ正しい理由には
- はじめは誰もが初心者であり「質」なんて理解できない
- 量をこなす中で「自分の道=質」が明確になる
- 質を維持して量をこなせる人は真の成功者になる
などがあるからです。
はじめは誰もが初心者であり「質」なんて理解できない
想像してみてください。
例えば、あなたが「ブログで稼ぎたい」という目標を立てたとします。
ブログで稼ぐためには
- 良質な記事
- 見やすいサイト設計
が欠かせません。
ブログについて少しでも調べれば上記の事実はすぐに分かります。
しかし、ブログ初心者のあなたは「何が良質なのか」という問いに答えられるでしょうか?
ここでキッパリ答えられる人はいないのです。
なぜなら、自分で結果を出した経験がないからですね。
誰だって量をこなすから覚えられる
漢字、掛け算、習字などなど、小学生の頃を思い出せば明快ですよね。
これは社会人になっても同様です。
- 仕事の研修期間
- 英会話
- 副業
何かで成果を出すためには、スキル習得が欠かせません。
スキルを習得するには量をこなして覚えることが重要ですよね。
つまり本質として質より量は正しいのです。
量をこなす中で「自分の道=質」が明確になる
質より量を重視するからこそ、その向こう側にあなただけの成功の道が見えてきます。
成功してる人には、それぞれの「型」みたいなものがありますよね。
- HIKAKIN:リアクションとか面白すぎ
- イチロー:唯一無二の野球理論
- スティーブ・ジョブズ:独自視点と未来予想
上記のように成果を上げている人はオリジナルで突出した要素を持っています。
突出要素があるから目立つわけで、それが時代性にあっていれば収益に繋がるというシンプルな話ですね。
「自分の道=高い質」を見つけるには様々な経験を積むことが重要。
実際に経験するからこそ良い悪いが判断できるわけで、それ以外の方法なんて存在しないと言えるのではないでしょうか。
量がなければ「〇〇らしい」は生まれない
あなたが渾身の力を込めて「これだ!」という作品を作っても、経験に裏打ちされた細かい要素が含まれていなければ説得力はありませんよね。
「これって本当に〇〇らしいよね!」
上記のように周りが判断して認めてくれるには、その前に複数の作品が知られていなければ判断しようがありません。
- 転職系のブログと言えば〇〇
- 日本人野球選手と言えば〇〇
- 将棋と言えば〇〇
上記のような〇〇に当てはまる人は、もれなく1つのことに特化して量をこなしてきた人です。
過去の積み重ね(つまり量)があるから、誰もが納得する質を生み出すことができるはず。
質を維持して量をこなせる人は真の成功者になる
ここまでの話を聞いていると「量より質って脱初心者するための法則なのかな?」と感じる方もいるでしょう。
しかし、結論としては「質を維持して量をこなせた人こそマジですごい人」と言えます。
脱初心者して小さな結果を出すことは誰にでもできること。
しかし、良質なものを生み出し続けることは本当に大変であり疲れます。
自分の道を見つければ何をしても成功するわけではなく、常に悩みながら行動を繰り返すからこそ、質の高いものを作ることができるんですね。
成功者は量によって本質を見つけやすくなった話
誰でもそうですが、量をこなす中で「こんな感じでやれば良いのかな?」という手応えのようなものを掴んでいきます。
- ブログ記事の書き方
- YouTube動画の構成
- バットの振り方
これは量をこなして失敗を積み重ねたからこそ見出だせたものなんです。
もはや消去法とも言えることで、あのエジソンも以下のような名言を残しています。
私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、上手く行かない方法を見つけただけだ。
つまり質より量を求める思考を大前提におくからこそ、結果に結びつく方法を見つけることができるということ。
結論、質より量を続けるのは超ハードです
質より量の思考で結果を出し続けていくには、模索を繰り返して作品を生み出していかなければなりません。
スラムダンクやバガボンドなどの生みの親である井上雄彦さんは、締切に追われる中、常に頭を悩ませつつも作品を生み出していました。
苦悩しつつも作品として世に出すからこそ価値が評価される。
結論「どんだけ試行錯誤して、どんだけ作品を生み出したか」というシンプルなことですが、これを実現するのは超ハードです。
だからこそ「量より質の方が大事」と、半ば言い訳のように発言する人もいます。
しかし、本質は質より量であり成功者になる秘訣でもあると言えるでしょう。
「質より量」の言葉に隠された注意点
質より量を重視するのはOKですが、その言葉には注意点もあります。
質より量の注意点は
- 「量産すれば良い」というものではない
- 量によって質を高めるには振り返りが重要
- 量をこなす際は参考になるモデルを見つけること
などがあります。
「量産すれば良い」というものではない
これ一番の注意点で「質より量ならとにかく量産すれば良いんだ!」と思考をやめてしまうことです。
反復練習をするのはとても大切なことですが、思考停止して量をこなしても結果はついてきません。
つまり質より量にはクリエイティブな思考が欠かせないということ。
「もっと上達して質を高めるにはどうすればいいのかな?」
上記のように考えながら行動(つまり量)を積み重ねることで、はじめて結果に結びついてくると言えるでしょう。
量によって質を高めるには振り返りが重要
数をこなしながら質を高めていくには振り返りが最重要です。
なぜなら、自分がどんな行動をしているのかをチェックしなければ改善点を見つけることができないから。
改善点が見つからなければ成長速度を高めることはできませんよね。
例えばブログで結果を出したいなら
- 過去記事の順位チェック
- アクセスが伸びた記事の確認
- 改善点を見つける
などを行わなうことが大切かなと。
何が良くて何が悪かったのかを確認すれば、良い部分を伸ばす(すなわち質を高める)ことができるということです。
量をこなす際は参考になるモデルを見つけること
全く未経験のことに挑戦する際は、まず自分が参考にしたいモデルを見つけて真似ながら行動するのがおすすめ。
モデルを決めると初心者の「何をどうすれば良いのか分からない」という問題をクリアできます。
ただし、全てを完全コピーするのではなくモデルを参考にして自分の色を出すことを忘れてはいけません。
例えばブログなら
- モデルを見つける
- 文体や記事テーマ、構成などを確認
- 「自分ならこうしたい」というエッセンスを入れる
というような感じです。
稼いでるブログを完全に真似たとしても、Googleからコピーコンテンツと判断されるだけなのでやめましょう。
あくまでも質より量をこなすためのスタートダッシュに使うイメージです。
ある程度の型が決まったら、思考を繰り返しつつ量を積み重ねていけばOK。
常に改善点を考えながら行動していれば自然に質は高まっていきますよ。
質より量は成功するために欠かせない思考です
何事も結果を出すには質より量を優先することが大切です。
圧倒的に突き抜けたいのであれば、質も量もキープしたものを作り続けることが良いのかなと。
質を高めつつ量をこなすのは実に大変。
しかし、その先にはあなたの望む結果が待っていたりしますので、ぜひぜひ質より量というマインドを持ちつつ作業に徹してみてくださいね!