
こんな疑問に答えます。
僕はバンドマンで成功するために上京しましたが、結果は失敗に終わりました。
当時は努力しても報われないと感じたものです。
現在は海外ノマドとして自由に旅をしながらお金を稼いでいます。
そんな僕が無駄な努力についてお話します。
本記事の内容
努力は無駄なのか?結論は「報われる」と信じないこと
僕の経験上、努力しても達成できないことは確実にあると思います。
また、人によって努力しているというレベルも違うので、なかなか分かりにくい問題かなと。
無駄な努力の中には
- 報われるという考え方は曖昧すぎる
- 目標に対する努力の仕方が間違っている
- 完璧主義で無駄な努力をしている
などの特徴があると思います。
報われるという考え方は曖昧すぎる
まず「努力は報われる」という言葉がありますが、この「報われる」ってかなり受け身の言葉ですよね。
目標があって努力してるはずなのに、結果が分からないから「報われる」という言葉を使うのかなって感じます。
報われる努力は目標ではなく夢の話
報われるという言葉って夢を叶えると同じような意味に聞こえませんか?
- 副業で月5万円稼ぐ→努力次第で可能
- バンドでオリコン1位になる→夢
こんなふうに目標と夢には結構大きな違いがあったりします。
大きな目標、つまり夢を漠然と叶えたいがために、不透明な努力を繰り返しても結果はついてこないかなと。
結果「努力したけど、無駄に終わった」とか思ってしまいます。
報われるでは具体性がない
これは個人的な意見かもしれませんが、僕は報われるという言葉を使う時、目標に対して何かが不足していることが多いです。
- 目標達成までの計画
- 目標を達成するための情報
- 目標を達成するための作業量
これらが不足していると、結果が出ないことがほとんどではないでしょうか。
僕の失敗例
当時の僕は「バンドマンで有名になる」という目標を掲げていました。
しかし、実際はライブをするのみで、目標に対して計画性は皆無でしたね。
この時の状況は明らかに「報われる」という受動的な感覚でした。
今の僕なら、ライブはもちろんYouTubeやSNSを活用したりなど、細かく計画を立てて実行しているはず。
努力は報われるという考え方で、漠然と動いてる人は、無駄な努力で終わってしまう確率が上がると思いますね。
目標に対する努力の仕方が間違っている
努力が無駄に終わってしまう人の中には、目標に対する努力の仕方が間違っていることも多いですね。
これは、その道で結果を出している人からするとよく分かるはずです。
間違った努力例:ダイエットの話
例えば、1ヶ月で5kgのダイエットに挑戦するとします。
- Aさん:食事制限をしつつトレーニング
- Bさん:毎日3kmのジョギング
2人のを比較した時、1ヶ月後に5kgのダイエットに成功するのはAさんです。
Bさんは毎日3kmのジョギングをして有酸素運動を取り入れますが、カロリー制限をしていないため、1ヶ月で5kgのダイエットは厳しいですね。
ただし辛いのはBさんです
Aさんは適度な食事制限とトレーニングで効率的に痩せていきますが、Bさんは毎日3kmのジョギングをしても数字に繁栄されにくいです。
毎日3km走るのって結構辛いですよね。結果が出にくいため、モチベーションの維持も難しいでしょう。
正しい知識がないと無駄な努力になる
何でもそうですが、正しい知識を持っていないと努力の仕方を間違えて結果は出ないかなと。
例えばダイエットの話なら
- テレビで言ってたから
- ネットに書いてあったから
- 友達から聞いたから
などなど、他者からの情報を丸呑みしてしまう人がいますよね。
でも、本気でダイエットしたいなら、専門家であるパーソナルトレーナーに相談してメニューを組んでもらうのが最も成功する近道だと思います。
自分に十分な知識がないにも関わらず「きっとできるはず」という曖昧な認識で行動してしまうと「自分は努力してるんだから報われるはず」という感情になりやすいですね。
完璧主義で無駄な努力をしている
ちょっと意外に感じる人もいるかもしれませんが、完璧主義や真面目な人は無駄な努力が多いです。
完璧主義の人は全てを完璧にしたいので、物事の優先順位をつけられないのかなと思います。
実は以前の僕はこのタイプでして、全く優先順位がつけられず結果も出ませんでした。
完璧主義者は大事なことと雑務の区別もついてない
ライターの成果とは記事を納品することですね。
しかし、完璧主義者は売上管理シートやメールの整理、参考書の購入などなど無駄な雑務に沢山の時間を割きます。
どの目標にも成果に直結する行動とそうでないものがあります。
ここで雑務まで時間をかけて取り組んでいると結果はついてきませんね。
完璧主義が故に仕事が遅い
完璧主義だと無意味に完璧を求めすぎて完成が遅れてしまいます。
- アーティスト:曲が完成しない
- ライター:記事が完成しない
- 輸入物販:仕入れ商品が見つからない
これらは目標達成に対して致命的な遅れを取りますよね?
「もっと作り込まなきゃ」という完璧主義の努力が成果が出るのを邪魔しているのです。
基本的にどんなに考えても失敗することも沢山あるので、作品をどんどん生み出した方が成長するかなと思います。
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無駄な努力をしないためにやるべき3つのこと
人によっては努力が無駄に終わってしまうことが分かりました。
ここでは、無駄な努力を最小限にするためにやるべきことをお届けします。
無駄な努力を少なくするためには
- 目標達成に直結する行動を繰り返す
- 無駄な努力に終わっていないか定期チェック
- 「報われる」ではなく「掴みにいく」という意識を持つ
などを意識すると良いですね。
目標達成に直結する行動を繰り返す
目標には成果に直結することとそうでないことがあります。
だからこそ、成果に直結した行動を繰り返すのが良いかなと思います。
どんな目標にも成果に直結する行動は必ずあります。
ここにフォーカスすることがとても大切です。
成果に直結した行動の例
成果に直結した行動の例を見てみましょう。NGパターンも同時に載せておきます。
- 目標:副業で月5万円稼ぐ
- OK例:ライター案件をひたすらこなす
- NG例:副業セミナーに参加する
- 目標:1年後にフリーランスとして独立
- OK例:案件こなしつつスキルアップ
- NG例:YouTubeやTwitterで情報収集
こんな感じです。
目標達成に確実に近づく行動とそうでない行動を明確にして、成果に直結する行動にフォーカスするのがポイントですね。
目標が大きすぎるなら細分化しよう
夢のような大きな目標は細分化して具体的な行動リストにしましょう。
大きな目標に対して漠然と努力していても無駄に終わってしまいます。
例えば、バンドマンでプロになるなら
- ライブ活動
- SNSで知名度アップ
- ブログで情報発信
などは最低限できることですね。
ただし、このままでは「プロになる」という目標には近づきません。
プロになるにはオーディションを受けることも大切です。
また、バンドマンとして資金を持っていればレコーディングして良質な音源を作ることもできます。
「プロ=バンドマンで収入を得る」ということなら、YouTubeやSNS、ブログなどでマーケティングを駆使することで達成することも可能です。
自分たちがどのようにして知名度を上げて収入を得ていきたいのかを明確にして、具体的な行動リストを作ることが大切なんですね。
無駄な努力に終わっていないか定期チェック
努力を積み重ねる過程では必ず定期的なチェックをしましょう。
目標に対して、どの程度進歩があったのかや軌道修正する必要があるのかを確認することはとても重要です。
週に1度は振り返る時間を作ろう
自分が無駄な努力をしていないかは、最低でも週1で確認しましょう。
特に、今まで努力が報われないと感じることが多かった人は必須ですね。
- 今やってる行動は成果に直結しているか?
- 無駄なことに頭を使っていないか?
- 現状よりも成果を出す行動はないか?
このようなことは、行動しつつ軌道修正していくことで徐々に成果が出ると感じます。
行動していないにも関わらず、考えてしまうのは、それこそが無駄な努力になってしまうので注意してください。
無駄な努力を努力で紛らわせてはいけない
人によっては、自分が無駄な努力をしていることを認めるのが怖くて、更に無駄な行動をして紛らわせようとすることもあるでしょう。
しかし、これは本当に良くありません。
副業で輸入ビジネスを始めた当初の僕は、まさにこのタイプでした。
- 間違った商品リサーチをする→儲かる商品が見つからない
- 教材を買ってはメモを取る→結果に繋がらない
- 売上管理シートを作り込む→成果に直結しない行動
誰だって失敗します。だからこそ、その後に成長できるんです。
しかし、無駄な努力を隠すために無駄な行動をしてしまうと、目標達成までにかかる時間がどんどん伸びてしまいます。
結果挫折するキッカケになってしまうので、ここは逃げずに自分と向き合って成果に直結する行動にフォーカスするようにしましょう。
「報われる」ではなく「掴みにいく」という意識を持つ
最後はマインドセットです。
何かに対して努力をする際は「報われる」ではなく「掴みにいく」という意識を持ちましょう。
掴みにいく意識をすることで、物事を自分ごと化することができますよ。
計画は高台に階段を作るイメージ
あなたにとっての目標が、目の前にそびえ立つ高台だったとします。
現状のままでは、高台へ登りつめる術がありません。
計画を立てるということは、この高台に階段を作ることです。
楽に登れる段数で、程よい傾斜の階段を作れば高台へたどり着くリアルな行動が見えてきます。
階段があれば、目標を掴みにいくことができるでしょう。
これが自分ごと化するシンプルな方法です。
階段は壊れやすいし躓きやすい
覚えておくべきなのが、高台に対すつ階段(計画)を作っても、高台に到達するまでの道すがらで階段が壊れることもあるし、自分が躓いてしまうこともあります。
初めは階段を作る初心者のはず。なので「階段を作った=目標達成」と勘違いしないようにしましょう。
階段はあくまでも補助ですので、壊れたり躓いたりしたらもっと丈夫で登りやすい階段を作るまでです。
長期目線で見れば、努力は無駄になりません
無駄な努力は確かに存在します。
ただし、長期的な目線で見れば、全ての努力は無駄にはなりません。
あなたが起こした行動は何かしらの意味があり、あなた自身の経験値になります。
僕の場合、バンドマンの過去があったおかげで音楽に詳しくなり、ブログやライターの仕事に活かされています。
輸入物販の知識があるおかげで、海外で見るもの全てが仕入れ対象になります。
無駄な努力とそうでない努力はあるものの、努力を全くしない人よりは前に進んでいるのも事実と言えるでしょう。
今、現在「努力が報われない」と感じる人は、一度肩の力を抜きつつ努力する矛先を考えてみてはいかがでしょうか?
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