あなたのChromebookは動作が重くなることありませんか?
- 文章入力がカクつく
- Webサイトがなかなか開かない
- フリーズする
僕のChromebookでは、こういった症状が出ることがあります。
快適に動作するとは言うものの、たまにビックリするくらい動作が重くなることもありました。
でも、Chromebookとの上手な付き合い方を知ることで、大分快適に作業ができるようになったんです。
僕が使ってるChromebookのスペック
- 機種名:Dell Chromebook 3180
- CPU:Celeron N3060
- メモリ:4GB
- SSD:16GB
上記と同じようなスペックの人に役立つ情報だと思います。
CPUがIntel coreシリーズの人は全く状況が異なるはずなので、別の情報を検索してください!
Chromebookが重い時に確認したい3つのポイント
Chromebookが重い時は
- 共同編集できるファイルを開いてないか
- 複数のページが読み込み中になってないか
- Chrome OSがアップデート中ではないか
という3つのポイントを確認してください。
共同編集できるファイルを開いてないか
Chromebookで複数の人間が共有しているGoogleスプレッドシートを開いていると重くなります。
理由としては、ブラウザ上で複数の人間がシートを閲覧・編集しているからですね。
こういった共有シートを開いたままにしておくとChromebookの動作が一気に遅くなります。
解決策は共有シートを閉じること
Chromebookの軽快な動作をキープしたいなら、共有シートは閉じておきましょう。
使用する時だけ開くようにすればChromebookの負荷を軽くすることができます。
僕はWebライターの仕事で頻繁にGoogleスプレッドシートを利用していますが、クライアントによっては、常時50人以上が閲覧・編集しているシートもあったり。
これだとMacでも底面が熱くなるほど負荷がかかったりするので、不要な時は閉じるが吉です。
複数のページが読み込み中になってないか
Chromebookで複数のページを同時に開こうとすると、各ページの読み込みが完了するまでの間は動作が重くなります。
Googleドキュメントで記事を書こうとしても、タイピング速度に表示速度が追いつかずストレスを感じるはず。
たまに「フリーズしました?」ってくらい遅い時もあるのでビックリしますね。
解決策は待つこと or 不必要にページを開かない
解決策は非常にシンプルでして、各ページが開くまで待ってればOKです。
ページの読み込みが完了すれば、カクつく動作もなくなります。
また、特に必要ないページをわざわざ開かないようにするのもポイントかなと。
YouTubeのバックグラウンド再生について
ChromebookでBGMを流しながら仕事をすることもあるでしょう。
僕も毎日、YouTubeの作業用BGMを聴きながら仕事をしています。
しかし、YouTubeのバックグラウンド再生もChromebookの動作を重くしている原因の1つです。
YouTubeは常時、読み込みしつつ再生しているため
- YouTubeでBGM再生
- Gmail
- 複数のページを開く
みたいな読み込みの多い作業を一気にしてしまうと、Chromebookがカクつきます。
もちろん、同価格帯のWindowsなんかに比べれば格段に早いわけですが、文章入力には確実に影響がでますね。
こういった状況になったら、一度YouTubeを閉じるとかすると思い症状が解決するのでおすすめです。
Chrome OSがアップデート中ではないか
タブを1つしか開いていないにも関わらず、動作がカクつくという時はChromebookのOSがバックグラウンドでアップデートされているかも。
確認方法は
- Chromeブラウザの「︙」をクリック
- 「ヘルプ」をクリック
- 「Chrome OSについて」をクリック
の順番で行ってください。
すると、設定画面が表示されChrome OSがアップデート中か確認できます。
アップデート中は「更新しています」とメッセージが表示されます。
Chrome OSは自動更新なので、アップデートが原因で動作が重くなることもあるんです。
解決策は待つのみ
OSのアップデートは待ってればすぐに終わります。
低スペックなChromebookは、複数の作業を同時にこなすのが苦手です。
ただ、僕は今までの経験上アップデートが原因で動作が重くなったことはほとんどありません。
非常にレアな現象と思って大丈夫です。

Chromebookと上手に付き合う方法
ここからはChromebookと上手に付き合っていく方法を紹介します。
具体的な方法としては
- 不要なファイルはマメに削除する
- Androidアプリのインストールはほどほどに
- 重いままならPowerwashの実行が必要かも
の3つです。
僕は高額はChromebookに興味がありません。
プラスチックケースで一昔前のポンコツPCみたいな見た目が大好きなんです(笑)
同じように「安いからChromebookを使ってる」という人も多いでしょう。
僕が意識しているコスパ抜群のChromebookでいつも快適に作業するコツをお届けします。
不要なファイルはマメに削除する
僕のChromebookのストレージ容量は16GBです。
当然ですが、ストレージ容量が少なくなると、動作が重くなったりします。
Chromebookの最適な使い方はクラウドストレージを活用することですね。
Googleドライブにファイルを保存するようにすれば、Chromebook本体のストレージをスッキリ保てます。
結果、動作が重くなる問題も最小限にできるんです。
僕は画像ファイルなんかも頻繁にダウンロードしますが、不要になったらすぐに削除しています。
クラウドに保存したくないならSDカードがおすすめ
「クラウドはオフラインでファイルが開けるか心配」という理由があるなら、SDカードを活用しましょう。
例えば、音楽や動画などオフラインでも実行したいファイルなどはSDをカードに保存しておけば、Chromebook本体の容量を食わずに済みます。
また、ダウンロード先も全てSDカードにしておけば、本体ストレージに負荷をかける心配もありません。
最近SDにカードもかなり安くなっていて128GBで4,000円を切っています。
これでストレージ問題も解決しますね。
Chromebookのダウンロード先を変更するには「設定」の中にある「詳細設定」をクリックします。
詳細説明が表示されたら、下にスクロールしていくと「ダウンロード」という項目があります。
ダウンロード内にある「保存先」にある「変更」をクリックして、SDカードを選択すればOKです。
Androidアプリのインストールはほどほどに
新し目のChromebookはAndroidアプリのインストールにも対応しています。
ただし、アプリ沢山インストールするとバックグラウンドでアプリが動作してChromebookが重くなることもあるんです。
Chromebookの快適性を保ちたいなら、アプリは最小限にしておいた方が良いでしょう。
僕がダウンロードしたアプリはスカイプとZOOMだけです。
下画像は僕のChromebookに入ってるアプリやショートカット一覧。とってもシンプルですね。
要らないアプリやショートカットは削除する
Chromebookの重くなる原因を少しでも減らしたいなら、使わないアプリやショートカットを削除しておきましょう。
必要なものだけに厳選しておけばアプリのアップデートでカクつくこともありません。
ショートカットも使わないなら入れておく意味がないので削除をおすすめします。
重いままならPowerwashの実行が必要かも
とは言えChromebookが重い症状が改善しないのなら、最終手段としてPowerwashを利用することもできます。
Powerwashとは、Chromebookにある全てのデータ、設定を削除して工場出荷時に戻す方法です。
大事なデータは全てGoogleドライブに保存した上で実行するようにしましょう。
Powerwashを行う手順は
- Chromebookの「設定」を開く
- 「詳細設定」をクリック
- 最下段の「Powerwash」をクリック
- Chromebookを再起動
で完了します。
繰り返しになりますが、Powerwashを実行すると全てのデータや設定が削除されるので、事前に本体から大事なデータをクラウド上に移しておいてくださいね。
Chromebookは付き合い方を知れば最高のツールである
Chromebookは本体のスペックが低いのに快適に動作する優秀なPCです。
WindowsやMacでChromebookと同じスペックを採用したら、Webページすらまともに開けないはず。
バックグラウンドでアプリが動きまくるので、バッテリーの消耗も早いです。
僕の使ってるChromebookは
- YouTubeでBGM再生
- 常時タブを20個以上開く
- Googleドキュメントで執筆
を同時に行っていますが、バッテリーは12時間〜14時間くらい持っています。
たった2万円で購入できるにも関わらず、ロングバッテリーで仕事に使えるって最高ではないでしょうか?
動作が重くなってカクつくこともあるChromebookですが、予め原因が分かっていれば問題ありません。
これもシンプルな構成のChromebookだからこそできることですね。
この記事が少しでも役に立てれば幸いです。
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